【ツナ缶12種類食べ比べ!おいしかったのは?】はごろもシーチキン・いなばライトツナ等の味や中身の比較

ツナ缶おすすめ比較

家庭に常備されている缶詰の中で、どれが一番偉いかと問われたら間違いなくツナ缶だと思いませんか?

さんまのかば焼き、サバ水煮、トマト缶、桃缶、パイン缶など常備されている缶詰は数あれど、ツナ缶ほど万能に使えるものはないでしょう。

サンドイッチやおにぎりの具、サラダに散らしたり、煮物にカレーにパスタに入れても美味しいです。

ツナ缶万歳!!

うちの姪っ子は、お寿司で一番何が好き?と聞くと「ツナ!」と答えます。

トロでもマグロでも赤身でもなくツナなんだ…(汗)

そう、子供から大人までツナ缶は万人に愛されているのです。

市販のツナ缶にはいろんな種類があった!

みんな大好きツナ缶は、実は種類も豊富です。

缶詰売り場を覗いてみると、ツナだけでかなりの数が並んでいます。

ところで、皆さんはツナ缶を選ぶとき、それぞれどこが違うのか気にしたことはありますか?

実は私も今回調べてみるまで、こんなに種類があることも、中身を気にしたこともありませんでした。

選ぶ時に気をつけるのは、せいぜいオイル漬けか水煮かぐらいです。あとは値段でしょうかね。

まさかこれほど種類があって、しかもそれぞれ内容が違うとは。

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ツナ缶12種類の徹底比較

ツナ缶12種類比較

今回集めたのは全12種類。(これでもほんの一部らしいですが)

果たして、味や内容に大きな差があるのでしょうか。

シーチキンL

シーチキンL
  • 価格:164円
  • 名称:まぐろ油漬け(フレーク)
  • メーカー:はごろもフーズ
  • 原材料名:きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
  • 内容量:70g
  • エネルギー:206kcal
シーチキンL中身

中身は細かめです。

サンドイッチやおにぎりなどに入っているツナの味に一番近いと思います。

身がふんわりしていて優しい味は、万人に好まれそうです。

シーチキンマイルド

シーチキンマイルド
  • 価格:160円
  • 名称:かつお油漬け(フレーク)
  • メーカー:はごろもフーズ
  • 原材料名:かつお、大豆油、食塩、調味料(アミノ酸等)
  • 内容量:70g
  • エネルギー:203kcal
シーチキンマイルド中身

上のシーチキンLと同様、中身は細かめです。

こちらはかつおが原料ということで後味にほんの少しカツオらしさを感じます。

まぐろとの味の違いがもっとあるかと思いましたが言われなければわからない程度です。食べ慣れた優しい味です。

シーチキンフレーク 1本釣り

シーチキンフレーク 1本釣り
  • 価格:172円
  • 名称:まぐろ油漬け(フレーク)
  • メーカー:はごろもフーズ
  • 原材料名:びんながまぐろ、綿実油、食塩(沖縄産)、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
  • 内容量:70g
  • エネルギー:211kcal
シーチキンフレーク 1本釣り中身

沖縄産の海塩を使用した数量限定のツナ缶です。

身の大きさは上記2つと同じく細かいですが、食感は上記のものよりしっかりしていました。

素材のおいしさを感じました。

シーチキンファンシー

シーチキンファンシー
  • 価格:259円
  • 名称:まぐろ油漬け(ソリッド)
  • メーカー:はごろもフーズ
  • 原材料名:びんながまぐろ、綿実油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
  • 内容量:75g
  • エネルギー:220kcal
シーチキンファンシー中身

名称にソリッドとあるように、ほぐし身でなくかたまりがそのまま入っています。

一切れが大きいのでしっかりした歯ごたえがあり、口の中の存在感は他のツナとケタ違いです。

素材そのままシーチキンファンシー(水煮)

素材そのままシーチキンファンシー(水煮)
  • 価格:221円
  • 名称:まぐろ水煮(ソリッド)
  • メーカー:はごろもフーズ
  • 原材料名:びんながまぐろ、まぐろ節エキス、食塩、まぐろエキス
  • 内容量:75g(固形量55g)
  • エネルギー:66kcal
素材そのままシーチキンファンシー(水煮)中身

こちらは水煮のソリッドタイプ。水煮タイプは油漬けよりも魚らしい味を感じます。

水煮は身が締まっているせいか、さらに魚の存在感を感じます。

口の中で若干パサついた感じがあり、最後のキシっとした歯ごたえは好き嫌いが分かれるかも。

素材そのままシーチキンLフレーク(水煮)

素材そのままシーチキンLフレーク(水煮)
  • 価格:172円
  • 名称:まぐろ水煮(フレーク)
  • メーカー:はごろもフーズ
  • 原材料名:きはだまぐろ、まぐろ節エキス、食塩まぐろエキス
  • 内容量:75g
  • エネルギー:55kcal
素材そのままシーチキンLフレーク(水煮)中身

Lフレークという名前ですが、フレーク自体が大きいわけではありません。

水煮なので素材そのものの味なのでしょうが、ちょっと魚の臭みを感じました。

ライトツナ(フレーク)

ライトツナ(フレーク)
  • 価格:123円
  • 名称:まぐろ油漬け(フレーク)
  • メーカー:いなば食品
  • 原材料名:まぐろ、大豆油、ナチュラルミネラルウォーター、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等)
  • 内容量:70g
  • エネルギー:215kcal
  • 原産国:タイ
ライトツナ(フレーク)中身

同じフレークといっても、はごろものフレークより身が大きめです。

歯ごたえがあります。癖のない味です。

ライトツナ(スーパーノンオイル)

ライトツナ(スーパーノンオイル)
  • 価格:141円
  • 名称:まぐろ水煮(フレーク)
  • メーカー:いなば食品
  • 原材料名:きはだまぐろ、野菜スープ、ナチュラルミネラルウォーター、食塩ホタテ貝エキス、調味料(アミノ酸等)、紅藻抽出物
  • 内容量:70g
  • エネルギー:53kcal
  • 国産品
ライトツナ(スーパーノンオイル)中身

フレークの大きさは、こちらも大きくも細かくもなくといった感じ。

素材そのものの味というより、スープの味がしみ込んでいるのを感じました。

ただの水煮よりまぐろ臭さが少ないです。

ライトツナフレーク(食塩無添加 オイル無添加)

ライトツナフレーク(食塩無添加 オイル無添加)
  • 価格:141円
  • 名称:まぐろ水煮(フレーク)
  • メーカー:いなば食品
  • 原材料名:きはだまぐろ、野菜スープ、ナチュラルミネラルウォーター
  • 内容量:70g
  • エネルギー:48kcal
  • 国産品、化学調味料・添加物無添加
ライトツナフレーク(食塩無添加 オイル無添加)中身

こちらは、塩味がついていないので素材そのものの味です。

料理の素材として使い勝手がよさそうです。

網一番 ライトツナ

網一番
  • 価格:150円
  • 名称:まぐろ油漬け(フレーク)
  • メーカー:富永食品
  • 原材料名:まぐろ、大豆油、食塩野菜エキス、昆布エキス、かつおエキス、トマトペースト
  • 内容量:70g
  • エネルギー:245kcal
  • 国内加工、化学調味料無添加
網一番中身

身は細かめで、他のツナ缶に比べて少し塩味がきつく感じました。

このままだと塩辛いですが、このまま何かと和えたりして使うと良さそうです。

ツナフレーク

ツナフレーク
  • 価格:108円
  • 名称:まぐろ水煮(フレーク)
  • メーカー:三菱食品(輸入者)
  • 原材料名:めばちまぐろ、野菜エキスパウダー、食塩、調味料(アミノ酸等)
  • 内容量:70g
  • エネルギー:50kcal
  • 原産国:タイ
ツナフレーク中身

身は細かめです。私はちょっと魚臭さを感じました。

今回の商品中最安値です。

音代丸のツナ

音代丸のツナ
  • 価格:270円
  • 名称:まぐろ油漬け(フレーク)
  • メーカー:音代漁業(株)
  • 原材料名:びんながまぐろ、大豆油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等)
  • 内容量:80g
  • エネルギー:196kcal
  • 自社船一本釣りびん長まぐろ使用
音代丸のツナ中身

今回集めたツナ缶の中で一番の高級品です。

値段を知らせずに食べた家族からの評価が一番高かったのもこちら。

身は大きくも小さくもなく魚の美味しさが感じられました。

※ツナフレークはダイソーで購入、その他の価格はすべてヨドバシ.com調べ

ツナ缶の中身の量は?

今回比較した缶詰は、缶の大きさがすべて同じです。

ツナ缶のタワー

記載されている内容量は70g~80g。

ただ、この重さって液体と固形量を合わせた重さなんですよ。

あれ?じゃあ中身はいったいどのくらい入っているの?って気になりますよね。

12個のうち固形量の記載があったのはたった1つ。

素材そのままシーチキンファンシー(水煮)で、こちらは固形量55gとのこと。

他のツナ缶の内容量はどれくらいなのか、早速量ってみました。

ツナ缶のテスト

缶詰のフタでぎゅーっと水分や油を絞り、身の重さを量ります。

手作業なので誤差はあるでしょうが、結果は次の通りです。

シーチキンL → 56g
シーチキンL
シーチキンマイルド → 52g
シーチキンマイルド 52g
シーチキンフレーク 1本釣り → 56g
シーチキンフレーク 1本釣り → 56g
シーチキンファンシー → 61g
シーチキンファンシー → 61g
素材そのままシーチキンファンシー(水煮) → 62g
素材そのままシーチキンファンシー(水煮)62g
素材そのままシーチキンLフレーク(水煮) → 53g
素材そのままシーチキンLフレーク(水煮) → 53g
ライトツナ(フレーク) → 45g
ライトツナ(フレーク) → 45g
ライトツナ(スーパーノンオイル)  → 49g
ライトツナ(スーパーノンオイル) → 49g
ライトツナフレーク(食塩無添加 オイル無添加) → 45g
ライトツナフレーク(食塩無添加 オイル無添加) → 45g
網一番 ライトツナ → 48g
網一番 ライトツナ → 48g
ツナフレーク → 47g
ツナフレーク → 47g
音代丸のツナ → 55g
音城丸ツナ缶

こうして見てみると、ソリッドタイプの方が固形量が多いですね。

かたまりが大きいためきつく絞りにくいこともありそうですが、1缶の値段が高めなのも納得です。

オイル漬けと水煮で内容量に違いがあるのでは?と思いましたが、そこは関係なさそうです。

ツナ缶に関しては、値段と固形量はほぼ比例すると考えて良いでしょう。

残念ながら飛びぬけてコスパが良いツナ缶は見つかりませんでした。

あえて言うなら100均のツナかな。

ただ、スーパーなどで売られている3~4缶パックなら1缶当たり100円程度の事もありますよね。

コスパ重視ならまとめ買いがお得です、たぶん。

おいしかったのは?

今回比べた中で、個人的においしいと思ったのが数量限定のシーチキンフレーク1本釣りと音代丸のツナ、シーチキンファンシーです。

缶を見てみると、この3つはどれも原料が「びんながまぐろ」でした。

ツナ缶と一口に呼んでいますが、原料にはマグロもカツオもあり、さらにマグロの種類は「びんなが」「めばち」「きはだ」など様々なものが使われていることがわかりました。

今までまぐろの種類なんて気にしたことはなかったのですが、今後買うなら「びんなが」を選ぼうかな。

また、カロリーを気にして今まで水煮を選ぶことが多かったのですが、今回食べ比べてみたら油漬けの方が美味しかったのでちょっと心が揺らいでいます。

フレークのサイズ比較

さらに、メーカーによってフレークの大きさに差がある事もわかりました。

ツナ缶の中身比較1 ツナ缶の中身比較2

食べごたえ重視なら、値段は少々高くなりますがソリッドタイプがいいですね。

サラダに混ぜるなら、フレークが大きめの「いなば」、ツナマヨに利用するなら混ぜやすい「はごろも」のフレークを選ぶと良いと思います。

ツナ缶の比較一覧表

ここまでまとめてきた内容を一覧表にしておきたいと思います。

商品名 値段 名称 メーカー 原材料名 内容量 固形量 エネルギー(液汁含)
シーチキンL 164円 まぐろ油漬け(フレーク) はごろもフーズ きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等) 70g 56g 206kcal
シーチキンマイルド 160円 かつお油漬け(フレーク) はごろもフーズ かつお、大豆油、食塩、調味料(アミノ酸等) 70g 52g 203kcal
シーチキンフレーク 1本釣り 172円 まぐろ油漬け(フレーク) はごろもフーズ びんながまぐろ、綿実油 、食塩(沖縄産)、野菜エキス、調味料(アミノ酸等) 70g 56g 211kcal
シーチキンファンシー 259円 まぐろ油漬け(ソリッド) はごろもフーズ びんながまぐろ、綿実油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等) 75g 61g 220kcal
素材そのままシーチキンファンシー(水煮) 221円 まぐろ水煮(ソリッド) はごろもフーズ びんながまぐろ、まぐろ節エキス、食塩、まぐろエキス 75g(固形量55g) 62g 66kcal
素材そのままシーチキンLフレーク(水煮) 172円 まぐろ水煮(フレーク) はごろもフーズ きはだまぐろ、まぐろ節エキス、食塩まぐろエキス 75g 53g 55kcal
ライトツナ(フレーク) 123円 まぐろ油漬け(フレーク) いなば まぐろ、大豆油、ナチュラルミネラルウォーター、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等) 70g 45g 215kcal
ライトツナ(スーパーノンオイル) 141円 まぐろ水煮(フレーク) いなば きはだまぐろ、野菜スープ、ナチュラルミネラルウォーター、食塩ホタテ貝エキス、調味料(アミノ酸等)、紅藻抽出物 70g 49g 53kcal
ライトツナフレーク(食塩無添加 オイル無添加) 141円 まぐろ水煮(フレーク) いなば きはだまぐろ、野菜スープ、ナチュラルミネラルウォーター 70g 45g 48kcal
網一番 ライトツナ 150円 まぐろ油漬け(フレーク) 富永食品 まぐろ、大豆油、食塩野菜エキス、昆布エキス、かつおエキス、トマトペースト 70g 48g 245kcal
ツナフレーク 108円 まぐろ水煮(フレーク) 三菱食品(輸入者) めばちまぐろ、野菜エキスパウダー、食塩、調味料(アミノ酸等) 70g 47g 50kcal
音代丸のツナ 270円 まぐろ油漬け(フレーク) 音代漁業(株) びんながまぐろ、大豆油、野菜スープ、食塩、調味料(アミノ酸等) 80g 55g 196kcal

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さいごに

ツナ缶といってもたくさんの種類がありそれぞれ特徴があることが分かりました。

そんなツナ缶さえあれば、肉や魚がなくてもいろいろな料理ができるので本当に便利。

これからも必ず常備しておきたいです。

この記事の内容を参考にみなさんの食生活にピッタリのツナ缶を探してみてくださいね。



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