今回は、ハッピーターンの比較です。
ハッピーターンが発売されて去年で45年。
45年前の日本はといえば、第一次オイルショックで不景気の真っただ中でした。
そこで、幸せ（ハッピー）が戻って来る（ターン）よう願いをこめて、このせんべいに「ハッピーターン」と名付けたそうです。
ハッピーターンの特徴は、何といってもせんべいの両面にたっぷりまぶされた魔法のパウダーですよね。
甘じょっぱくて旨味たっぷり、一つ食べたら最後、次から次へ手が止まりません。
パウダー増量バージョンが販売されているところからも、中毒者の多さがうかがえます。
では、前置きはこのぐらいにして早速試食していきましょう。
なお、本文中の価格は公式オンラインショップでの販売価格です。
目次
ハッピーターン
- 商品名：ハッピーターン
- 内容量：108g
- 価格：198円 （税込）
- カロリー100g当たり：520 kcal（1個装当たり：20kcal）
久しぶりのハッピーターン。
自分で買って食べたのはだいぶ前の事ですが、その時より表面の粉が少なくなった印象です。
もしかして、パウダーキャッチ製法に変わったせいでしょうか？
粉が溝に入った分、表面の粉が少なくなったと感じたのかも。
味的には薄くなった感じはしません。美味しさも昔のままでした。
粉が少ないので食べる時パウダーがこぼれず、きれいに食べられるのは良いですね。
ハッピーターンは、せんべいの香ばしさとハッピーパウダーの味がベストマッチ。
「食べ過ぎると喉が渇くのよ」と思いつつ、次々手が伸び、つい食べ過ぎてしまいます。
これはキケン、なんでこんなに中毒性があるんでしょうか。
おすすめ度：★★★★★（5点）
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ハッピーターン 塩分30%オフ
- 商品名：ハッピーターン 塩分30%オフ
- 内容量：95g
- 価格：198円 （税込）
- カロリーハッピーターン 1個装当たり：20 kcal
甘じょっぱい魔法の粉のおいしさはそのままに、塩分30%カットのハッピーターンです。
ハッピーターンは、食べ過ぎると毎回喉が渇いて罪悪感がありましたが、塩分控えめなら安心です。
食べる前は物足りないのでは？と心配していましたが、食べてみると塩分の薄さはほとんど気になりませんでした。
本当に30%カットなの？と疑ってしまう程、味のバランスが取れていて美味しいです。
調べてみると、旨味成分を駆使した独自のレシピでコクをアップさせたとありました。
塩分が気になる方はもちろん、いつも食べ過ぎて罪悪感を感じる方にもおすすめです。
知らない間にノーマルと入れ替わっていても気づかない自信があります。
おすすめ度：★★★★★（5点）
ハッピーターン パウダー150% 数量限定
商品名：ハッピーターン パウダー150% 数量限定
内容量：82g
価格：198円 （税込）
カロリー1袋（82g）当たり：424 kcal
ハッピーパウダーたっぷりが好き！いや、むしろ粉だけでも！というパウダー中毒者の方におすすめなのが、こちらパウダー増量バージョンです。
魔法の粉が通常品より1.5倍多く使われていますので、存分に粉の味を楽しめます。
といっても、せんべいが粉まみれという程でもなく、想像したよりは少な目でした。
昔のハッピーターンには、時々この位たっぷり粉のかかった「あたり」が入っていたような記憶があります。
他の製品のようにキャラメル包みではなく、ジップロック式の袋にせんべいが直接入っていますので、ゴミが出ないのがいいですね。
食べる際は、手が汚れるのと粉がボロボロするのを覚悟して食べましょう。
また、食べているうちに喉が渇きますので、飲み物もお忘れなく。
今回は入手できませんでしたが、さらにパウダー増量の「パウダー250%」もあるようです。
250%のハッピーパウダーなんて、想像しただけでワクワクしますよね。
後日入手出来たら、レビューを追記します。
おすすめ度：★★★★☆（4点）
ハッピーターン 至福のチーズ味【期間限定】
- 商品名：ハッピーターン 至福のチーズ味【期間限定】
- 内容量：77g
- 価格：198円 （税込）
- カロリー1個装当たり：20 kcal
2021年8月23日~9月6日にハッピーターン45周年「みんなで選ぶ、どの味ハッピー⁈プロジェクト」が実施されましたが、そこで42,274票を集め、みごと1位になったフレーバーが「至福のチーズ味」。
その「至福のチーズ味」が2022年1月から期間限定で販売されていました。
ハチミツとチーズを使ったフレーバーなのですが、食べてみるとハチミツの優しい甘みとチーズの塩気がよく馴染み、コクと旨味溢れる美味しさです。
投票で1位というのも頷けました。
ハッピーターン同様、甘さと塩気のバランスが絶妙です。
甘みはハチミツに塩気はチーズに置き換えられて上手くまとまっています。
ハッピーターンの美味しさは、甘み旨味塩気のバランスなんですよね。
うまい棒やカールのチーズ味に甘みを足すと、こんな感じのチーズ味になるのかもしれません。
チーズ臭さはそれほど主張しないのに、旨味は濃厚です。
さすがハッピーターン、手が止まりません。
そこらのチーズせんべいなどとは比べ物にならない中毒的な美味しさです。
定番にして欲しいぐらい気に入りました。再販されたら絶対リピートします。
おすすめ度：★★★★★（5点）
ハッピーターン うまみコンソメ味【期間限定】
- 商品名：ハッピーターン うまみコンソメ味【期間限定】
- 内容量：77g
- 価格：198円 （税込）
- カロリー1個装当たり：21 kcal
コンソメ味のお菓子は、某ポテトチップぐらいしか食べたことはないので、そんな味をイメージしていました。
しかし、食べてみるとこちらのコンソメ味はそれよりずっと力強い感じ。
何というか、全体的に濃厚です。
食べた瞬間コンソメの香りに加え、肉料理に使われるスパイスの味と香りがガツンと来ます。
HPを見てみると「お肉のうまみとスパイスの香りが効いた食欲そそる味わい」とあり、なるほどそんな感じの味でした。
子供のオヤツというより、酒のつまみに良さそうな感じです。
子供向けではなく大人の味がしました。
おすすめ度：★★★☆☆（3点）
ハッピーターン 3種のアソート【期間限定】
- 商品名：ハッピーターン 3種のアソート【期間限定】
- （ハッピーターン×15、チーズ味×10、焼きとうもろこし味×10）
- 内容量：140g
- 価格：298円 （税込）
- カロリー1個装当たり：ハッピーターン20kcal 、チーズ味20kcal、焼とうもろこし味21kcal
3つの味のハッピーターンが楽しめる「ハッピーターン 3種のアソート」期間限定品です。
ノーマルなハッピーターンについては上に書いたので省略します。
チーズ味は、期間限定の「至福のチーズ味」とは違い、純粋にしょっぱい系のチーズ味です。
「至福のチーズ味」に比べると、味がシンプルでどことなく物足りなさを感じてしまいます。
いわゆるスナック菓子のチーズ味という感じ、パウダー自体も少なく目新しさはありませんでした。
チーズ味は、★3つ。
特筆すべきは「焼きとうもろこし味」です。
これまた個人的に大ヒットでした。
まず、焼いた醤油の良い香りがします。
食べると、甘じょっぱい焼きとうもろこしの味が口に広がりました。
焼いたトウモロコシの香りと甘さが見事に再現されていてびっくりです。トウモロコシではなく、ちゃんと焼きとうもろこし味に仕上がっています。
コーンの甘さ、ちょっと焦げたようなスモーキーな香り、トウモロコシ好きにはたまりません。
夜店の懐かしい情景が浮かぶような、郷愁をそそる味です。
焼きとうもろこし味は文句なしの★5つ。
これだけ単体で売って欲しいぐらいです。亀田製菓さん、是非お願いします。
おすすめ度：★★★★☆（4点）
ハッピーターンのおすすめランキングベスト5
いかがでしたか？
6種類食べ終わった所で、最後に恒例のおすすめランキング「ベスト5」の発表です。
第5位：ハッピーターン 3種のアソート【期間限定】
ハッピーターンが美味しいのは当たり前ですが、焼きとうもろこし味が美味しすぎました。これだけの為に買う価値ありです。
第4位：ハッピーターン パウダー150% 数量限定
パウダー増量で嬉しいのですが、その後喉が渇いて罪悪感との闘いになります。
第3位：ハッピーターン 塩分30%オフ
減塩でも美味しさが変わらないのが素晴らしいです。食べ慣れたら、こっちで良い気がします。近くの店には置いていないのが残念。
第2位：ハッピーターン
2位？と思われるかもしれませんが、あくまで個人的なランキングですので。食べ飽きない美味しさであることは間違いありません。
第1位：ハッピーターン 至福のチーズ味【期間限定】
ハチミツとチーズがベストマッチ。組み合わせの新鮮さと新しい美味しさに、リピートしたくなりました。再販されたら、また絶対食べたいです。
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さいごに
日本国民なら知らない人はいない亀田製菓のハッピーターン、ちょっとご無沙汰している間に様々なフレーバーが誕生していたようです。
ロングセラーのハッピーターンが昔から変わらぬ美味しさなのはもちろん、工夫を凝らした新しいフレーバーも美味しかったです。
お菓子もどんどん進化しているんですね。
新しい味は、期間限定が多いので、普段から注意していないと見逃しがち。今回食べ比べた中で「至福のチーズ味（期間限定）」や「焼きとうもろこし味（期間限定）」は初めて食べましたが、衝撃の美味しさでした。
これからは見逃さないよう、注意したいと思います。
ところで、皆さんはせんべいの包み紙にターン王子やハッピー王国についてのヒミツが書かれているのをご存知でしたか？
恥ずかしながら、今回HPを見て初めて知りました。
煎餅の色と文字のオレンジが同化して見えにくかったのと、包み紙をそこまでじっくり見る習慣がなかったせいです。
知っている人だけが楽しめる小さな喜び。
些細なことですが、こんな小ネタを発見する心の余裕って大事かもしれませんね。
小ネタ以外にもラッキー包み紙と呼ばれるものもあるようなので、次回購入した際は是非探してみようと思いました。
明るいニュースが少ない今、改めて幸せ（ハッピー）が戻って来る（ターン）よう、皆さんもハッピーターンで一息ついてみてはいかがでしょうか。
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