新年のお祝いのお菓子といえば、フランスのガレット・デ・ロワ。最近流行り出してきましたが、どこのお店のものが一番美味しいんだろう…? と考えられてる方も多いのではないでしょうか。
そんなわけでスイーツ大好き! クラベタ特派員SYOが、今回はガレット・デ・ロワを14種類、比較・食べ比べをしてきました!
ラデュレやエルメ、ジャンポールエヴァンなどの高級スイーツ店のガレット・デ・ロワもあり、やる気満々で比較してみましたので、口コミをお楽しみ下さい♪
目次
- 1 そもそも、ガレット・デ・ロワとは? 何なの? お菓子?
- 2 ガレット・デ・ロワ 全14種食べ比べてみた。
- 3 イナムラショウゾウのガレット・デ・ロワ
- 4 ラデュレ laduree のガレット・デ・ロワ
- 5 セルリアンタワー東急ホテルのガレット・デ・ロワ
- 6 ジャン=ポール・エヴァンのガレット・デ・ロワ
- 7 Patisserie Yu Sasage ユウササゲのガレット・デ・ロワ
- 8 RITUEL リチュエルのガレット・デ・ロワ
- 9 リンツのガレット・デ・ロワ
- 10 フレデリック・カッセルのガレット・デ・ロワ
- 11 ロートンヌのガレット・デ・ロワ
- 12 銀座・和光 WAKO のガレット・デ・ロワ
- 13 ピエール・エルメ・パリ PIERRE HERMÉ PARIS ガレット・デ・ロワ
- 14 エクラデジュールのガレット・デ・ロワ
- 15 Libertable(リベルターブル)のガレット・デ・ロワ
- 16 ラ・テールのブリオッシュ・デ・ロワ
- 17 一番美味しかったガレット・デ・ロワはどれ? 全14種類食べ比べの結果とまとめ。
そもそも、ガレット・デ・ロワとは? 何なの? お菓子?
ガレット・デ・ロワ(galette des rois)とは、公現祭の日に食べるフランスのお菓子。(公現祭とは、キリスト教のお祭りで、イエス・キリストの顕現を記念する祝日のこと。2017年の公現祭は1月6日(金)でした)
ガレット・デ・ロワは北フランスと南フランスで少し違うのですが、最も一般的なものは紙の王冠がのっている、アーモンドクリームが入ったパイ菓子で、中にフェーヴと呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っています。
公現節(1月6日)に家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被り、幸運が1年間継続するといわれていて、フランスではとても有名でメジャーなお菓子なんだそうです。
日本ではフェーヴは中に入っておらず、アーモンドなどで代用されて当たった人がフェーヴを持ち帰るという形にしているものが多いよう。
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ガレット・デ・ロワ 全14種食べ比べてみた。
今回食べ比べたガレット・デ・ロワはこちら。
- イナムラショウゾウ
- ラデュレ laduree
- セルリアンタワー東急ホテル
- ジャン=ポール・エヴァン
- パティスリー ユウ ササゲ Patisserie Yu Sasage
- RITUEL リチュエル
- リンツ
- フレデリック・カッセル
- ロートンヌ
- 和光
- ピエール・エルメ・パリ PIERRE HERMÉ PARIS
- エクラデジュール
- Libertable(リベルターブル)
- ラ・テール
全14種類となかなかの量。
イナムラショウゾウのガレット・デ・ロワ
まずは、イナムラショウゾウのガレット・デ・ロワ。ケーキ型のフェーヴがとってもかわいいです♪
イナムラショウゾウとは?
イナムラショウゾウは、日本洋菓子界の重鎮のお1人、稲村省三さんのパティスリー。
稲村さんは東京ヒルトンホテルを退社後、スイスのホテル「デ・ベルグ」、パリの「エキュロイ」、「モデュイ」、「ダロワイヨ」で修行し、その後シャルルプルーストコンクールで銀賞、アルパジョンコンクールでは準優勝を受賞。帰国後はホテル西洋銀座に勤務し、2000年に独立し、上野桜木にパティシエ・イナムラショウゾウをオープンしたそうです。
イナムラショウゾウのガレット・デ・ロワを食べてみた。
イナムラショウゾウのガレット・デ・ロワはシンプルでありながら、甘めでしっとりしていて、とってもおいしい! 中のクリームもとても濃厚です。
まさにパティシェの味! といった感じ。はじめてガレット・デ・ロワを食べる人にもおススメできる味です。スタンダードだけど上質です。
美味しさ&好み評価
★★★★☆(星4)
とってもおいしいです!!
ラデュレ laduree のガレット・デ・ロワ
次は、フランスの有名スイーツ店、ラデュレのガレット・デ・ロワです。
ラデュレとは?
ラデュレは1862年創業のフランス・パリに本店があるマカロン発祥のお店。元々はパティスリーじゃなく、パン屋だったそうです。
20世紀半ばに、ルイ=エルネスト・ラデュレの従弟ピエール・デフォンテーヌが2つのマカロンの間にガナッシュ(クリーム)を挟むことを提案したのが始まり。以来、当時の作り方がそのまま守り続けられています。
今ではマカロン以外にもたくさんのスイーツがあるお店として有名。
ラデュレ laduree のガレット・デ・ロワを食べてみた。
今回、わたしが購入したラデュレ laduree のガレット・デ・ロワは、ガレット・デ・ロワ シャルムーズ 3,780円(税込価格)
アーモンドとヘーゼルナッツのクリームに、ベルガモットやジャスミン、ヴァニラ、シナモン、ペルー バルサムなど、スパイスの香りのガレット。
ラデュレ laduree のガレット・デ・ロワは、まず最初に香るのがベルガモットやジャスミンのお花の香り! お花の香り×スイーツは最強だと思っているわたしにとっては幸せすぎるスイーツです!
そして甘すぎないのもポイント。しっかり甘いんだけど、甘過ぎなくて、いい香りと共に食べるスイーツはとっても幸せになります! これは来年も買いたい!!!
美味しさ&好み評価
★★★★★(星5)
完璧!!! 女子におすすめ! 来年もあったら絶対買いたい!
セルリアンタワー東急ホテルのガレット・デ・ロワ
ホテル系スイーツも一つぐらい…ということで、セルリアンタワー東急ホテルのガレット・デ・ロワ。Lサイズ(21cm)2,777円(税込価格)
セルリアンタワー東急ホテルのガレット・デ・ロワを食べてみた
セルリアンタワー東急ホテルのガレット・デ・ロワは、食べた人食べた人が「なにこれ! 美味しい!!」と口ぐちに言っていた、たぶん今回の一番人気だったガレット・デ・ロワ。
バター強めで、香ばしい。みんなおいしいっていうんで本当に美味しいんだと思うし、おいしかった! レベル高めです!
美味しさ&好み評価
★★★★★(星5)
全員が美味しいと言っていた。スタンダードなものでは、セルリアンタワー東急ホテルのガレット・デ・ロワが一番かも。
ジャン=ポール・エヴァンのガレット・デ・ロワ
ショコラティエのジャンポールエヴァンから。チョコレートのガレットデロワ。
ジャン=ポール・エヴァンとは?
1988年フランス・パリ発祥のショコラティエ。独創的な作品をたくさん作っていて、フランスのショコラ愛好家クラブ「Club des Croqueurs de Chocolat(C.C.C)」から幾度となくショコラティエ最高評価を受賞しているんだそうです。
ジャン=ポール・エヴァンのガレット・デ・ロワを食べてみた
クリスマスケーキの食べ比べの時も思ったのですが、ジャン=ポール・エヴァンはショコラティエなので、チョコレートがとっても濃厚! チョコ好きにはたまらないチョコだらけのガレット・デ・ロワという感じ!
美味しさ&好み評価
★★★☆☆(星3)
チョコレートはとっても美味しいんだけど、ガレット・デ・ロワじゃなくてもいいかなってことで星3つ。個人的にチョコスイーツはそんなに大好物じゃないのも入っているかも。
Patisserie Yu Sasage ユウササゲのガレット・デ・ロワ
変わり種。千歳烏山駅から程近い場所にある「Patisserie Yu Sasage(パティスリーユウササゲ)」のガレット・デ・ロワ。ベリー系のガレットデロワです。
Patisserie Yu Sasage ユウササゲのガレット・デ・ロワを食べてみた
変わり種系ガレット・デ・ロワということで、ベリー強めで中はジャムっぽい。フルーティーですごくおいしいです!! ベリー系好きにはたまらない味!
美味しさ&好み評価
★★★★☆(星4)
すごくすごく美味しいけど、ガレットデロワじゃなくてもいいかな? ということで星4つ。でもおいしいです! 個人的に買うならラデュレかユウササゲかな?
RITUEL リチュエルのガレット・デ・ロワ
フランスの菓子パン専門店、RITUEL リチュエルのガレットデロワ。
RITUEL リチュエルとは?
RITUEL リチュエルは、日本でも数少ない、ヴィエノワズリー専門店。ヴィエノワズリーとは、イースト発酵させたパン生地または様々なペイストリー生地を焼いた菓子パンの総称。
RITUEL リチュエルのパン職人であるクリストフ・ヴァスール氏は、数々の賞を受賞してきたフランス・パリ随一のパン職人。本物のヴィエノワズリーを生み出す職人技術と石床式オーブンはパリ店と同じながらも、パリでも食べられない日本限定ラインナップを展開しているのだそう。
RITUEL リチュエルのガレット・デ・ロワを食べてみた
RITUEL リチュエルのガレット・デ・ロワが他と大きく違うのは、なぜかりんごっぽいフルーティーな味わい。りんごっぽいのでさっぱりしていてとても食べやすくて、美味しい!
ちなみにRITUELのパン職人、クリストフ・ヴァスールさんのパリのお店、「De Pain et Des Idees」のガレット・デ・ロワは「Best galette in Paris 2014」を受賞しているようで、パリで一番美味しいガレッドデロワなんだとか。
美味しさ&好み評価
★★★★☆(星4)
りんごっぽくてとても美味しかった! フルーティーなのでとても好みです♪
リンツのガレット・デ・ロワ
ガレット・デ・ロワ ショコラ ピスターシュ フランボワーズ3,780円(税込価格)
スイスの美味しいチョコでおなじみのリンツからは、なんとピスタチオ&フランボワーズ入りのガレットデロワです! リンツらしくフェーヴも王冠とソフトクリーム ショコラという可愛いフェーヴ♪
リンツとは?
リンツはスイスの有名なチョコレートのお店。スイスでは国民的チョコレートメーカーで、特に人気なのがリンドールという丸いチョコレート。とろっととろけてなめらかなのが特徴。ヨーロッパ全土にカフェがあります。
リンツのガレット・デ・ロワを食べてみた
リンツのガレット・デ・ロワはチョコレートが強めで、ザ・リンツ味! という感じ。リンドールをそのままパイにしたような感じで、リンツ好きならたまらない味!
ちなみにピスタチオとフランボワーズの味の主張はそんなに強くなくて、チョコレートの主張がものすごく強いです。
美味しさ&好み評価
★★★☆☆(星3)
エヴァンもそうだったけど、やはりわたしはあまりチョコレートのスイーツは好きじゃないよう。リンツのチョコは普通にすごく美味しいので、チョコ好きの人にはたまらないと思います!
フレデリック・カッセルのガレット・デ・ロワ
フレデリック・カッセルのガレット・デ・ロワは3種類あり、今回いただいたのは、キャラメル・ポム 2,376円(税込価格)
フレデリック・カッセルとは?
フレデリック・カッセルは深い森に囲まれたパリ郊外の古都「フォンテーヌブロー」に本店を構えるスイーツブティック。ピエール・エルメの弟子で、1988年から「FAUCHON(フォション)」にて修行。1994年にパリ郊外のフォンテーヌブローにて自身の店をオープン。2002年には、ショコラティエとサロン・ド・テも展開しています。
2013年の「第13回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2013」では、フレデリック・カッセル率いるフランス代表チームが見事優勝を収めたほどの実力派です。
フレデリック・カッセルのガレット・デ・ロワを食べてみた
フレデリック・カッセルのガレットデロワは、フルーツの甘みがしっかりとする、フルーツ強めの味。キャラメルっていう名前だからキャラメルなのかな? と思いきや、フルーツっぽいガレットデロワでした!
美味しさ&好み評価
★★★★☆(星4)
シンプルで普通に美味しいです! フルーティーなので甘すぎるのが嫌いな人にもオススメ! 美味しい!
ロートンヌのガレット・デ・ロワ
フランス・シャラント・ポワトゥー地区の厳選された原料で高品質を保証されたAOP認定のバターを使用したパイの中にアーモンドクリームをたっぷり詰めて焼き上げた、ロートンヌのガレット・デ・ロワ
L’AUTOMNE ロートンヌとは?
ロートンヌは、シェフ・神田広達さんのお店。「ら・利す帆ん」にて4年間修行し、コンクールのため渡仏を繰り返す。22歳でジャン・マリー・ジブナレル杯チョコレート部門で入賞。
その後もフランスはパリ、プロヴァンス地方などで開催されるコンクールで数々の受賞を果たし、帰国後、実家が経営する「ロートンヌ」を引き継ぎ、98年よりオーナーシェフに就任。『秋津』という土地に根ざした洋菓子店です。
L’AUTOMNE ロートンヌのガレット・デ・ロワを食べてみた
ロートンヌのガレットデロワは、高品質なバターの味がすごく濃く、他のガレットデロワよりもバター感たっぷりといった感じ。こってり好きな人におすすめ!
美味しさ&好み評価
★★★☆☆(星3)
ちょっとこってりすぎるかな? バターが強いからかも。個人的にはもう少しあっさり食べやすいガレットデロワの方が好きです!
銀座・和光 WAKO のガレット・デ・ロワ
銀座和光のガレットデロワ。マロン味とスタンダード味の2種類があるようですが、こちらはスタンダード味でしょうか。
銀座・和光 WAKO のガレット・デ・ロワを食べてみた
わたしがイメージするスタンダードなガレットデロワの味。ロートンヌに引き続き、バター味が強いです。でもロートンヌよりはバター感は強くないかな。
美味しさ&好み評価
★★★☆☆(星3)
美味しいんだけど他が飛びぬけてるからでしょうか。パンチ力がいまいちといったところ。ふつーに美味しいんですけどね。
ピエール・エルメ・パリ PIERRE HERMÉ PARIS ガレット・デ・ロワ
ガレット オ ザマンド 3,672円(税込価格)
日本で買えるスイーツのお店で一番好きなピエールエルメからはガレットデロワが二種類出ていて、スタンダードなガレット オ ザマンドと、イスパハン味のガレット イスパハンがあるんだけど、今回食べたのはスタンダードなもの。
ピエール・エルメとは?
ピエール・エルメは、フランスのパティシエ・ショコラティエ。「パティスリー界のピカソ」といわれているパティシエ。フランス人でありながら、実はピエールエルメ第一号店は1998年に東京赤坂のホテルニューオータニ内に初出店したのがはじまり。2001年にはパリのボナパルト通りにもブティックをオープンしています。
2007年、レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを授賞。現在、国際的なプロ菓子職人協会「ルレ・デセール」の副会長としても活躍中。2016年には、世界のベストレストラン 50アカデミーの「世界の最優秀パティシエ賞」を授賞しています。
ピエール・エルメのガレット・デ・ロワを食べてみた
大好きなエルメのガレットデロワはどうかな? と思って食べてみたたんだけど、すごくフルーティー!
アーモンドクリームの味もしっかりとするけど、際立つのはパイ生地のおいしさ! 他のガレットデロワに比べてパイ生地の味が際立ってるのがエルメの特徴!
美味しさ&好み評価
★★★☆☆(星3)
美味しいんだけど…エルメといえばイスパハンだよね…ということで、通常のガレットデロワは星3つかな。他のガレットデロワに比べてパイ生地が多かったのもマイナスポイントかも。美味しいんだけど。
次はイスパハンガレットデロワが食べてみたいです!
エクラデジュールのガレット・デ・ロワ
エクラデジュールのガレット・デ・ロワ
エクラデジュールとは?
エクラデジュールのオーナーシェフは、中山洋平氏。中山氏はホテル日航東京などで勤務後、フランスで修行。フランス最優秀職人M.O.F.受賞のパティシエの店で、サヴォワ地方にある「パトリック・シュバロ」や、バゲットコンクールで1位に輝いたパリの「アルノー・デルモンテル」で修行後、日本国内やフランスのコンクールでも多数の受賞歴を持っている、若手実力派パティシエの一人なんだそうです。
エクラデジュールのガレット・デ・ロワを食べてみた
エクラデジュールのガレット・デ・ロワはとても個性的。スパイスが効いていて、甘すぎなく、オレンジの風味もするというとても珍しいガレットデロワ。
今回食べたガレットデロワの中でも1,2を争う個性派のガレットデロワです!
美味しさ&好み評価
★★★☆☆(星3)
こちらも美味しいんだけど少し個性が強いかな? ってことで、初心者にはあまりオススメできないかも。
でもガレットデロワ大好きで、たまには個性的なのが食べたいなあっていう人にはすごくオススメできます! 甘すぎないので甘いものがあまり好きじゃない人にもいいかも!
Libertable(リベルターブル)のガレット・デ・ロワ
ガレット デ ロワ トリュフ マロン 18cm 3,780円(税込価格)
リベルターブルとは?
リベルターブルは、パティシエ・森田 一頼のお店。
フランス菓子の伝統的な技術に魅せられ2004年に渡仏し、モンペリエ「ジャルダン デ サンス」、ポイヤック「コルディアンバージュ」、パリ「アストランス」などの レストランやパティスリーで様々な技術を学ぶ。2008年に帰国し「ランベリー」シェフパティシエに就任し、2010年7月に東京・南青山に、レストラン「リベルターブル」をオープンしました。
リベルターブルのガレット・デ・ロワを食べてみた
多分今回食べた中で一番の個性派! トリュフ入りで、スイーツというよりは食事系のガレットデロワ。あまり甘くなくて、少ししょっぱさを感じるかも。トリュフのせいかな?
美味しさ&好み評価
★★☆☆☆(星2)
食事系ガレットデロワと割り切ればいいんだろうけど、そうじゃなかったのでちょっと苦手だったかな。やっぱりガレットデロワは甘いのがいいよねってことでこの評価に。
ただ、甘いものがあまり好きじゃない人や、普通のガレットデロワに飽きてしまった人にはすごくイイかも。トリュフ味は好きキライが別れそうな味ではあります。
ラ・テールのブリオッシュ・デ・ロワ
ブリオッシュ・デ・ロワ 1,600円(税込価格)
最後に、変わり種をひとつ。
ガレットデロワは北フランスのお菓子だそうだけど、実は南フランスではブリオッシュ・デ・ロワがメジャーなんだそう。そんなわけでラテールからはブリオッシュ・デ・ロワを。
ラ・テールとは?
ラ・テールはマツコの知らない世界でカレーパンが紹介されたり、第14回ガレット・デ・ロワコンテストにて、ガレットデロワが受賞したりしているお店。添加物などを使わずにあるがままのおいしさにこだわって作ったお店。グランシェフは中村 逸平氏です。
ラ・テールのブリオッシュ・デ・ロワを食べてみた
ガレット・デ・ロワとは全然違う、ブリオッシュ・デ・ロワ。これは…パンです!!(笑) ケーキというより、パン。フルーツの乗った美味しい菓子パンです。
美味しいんだけど、今までずっとガレットデロワを食べてきたのでそこはかとない違和感が(笑)
美味しさ&好み評価
★★☆☆☆(星2)
パンだなーという印象。パンとしては美味しいんだけど、ガレットデロワと比べちゃうとどうしても物足りなさが残って残念。今度はブリオッシュ・デ・ロワの食べ比べをしてみたいです。
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一番美味しかったガレット・デ・ロワはどれ? 全14種類食べ比べの結果とまとめ。
全14種類、ガレット・デ・ロワを食べ比べてみて一番美味しかった&好みだったガレット・デ・ロワは…!!!!
ラデュレ laduree のガレット・デ・ロワ、ガレット・デ・ロワ シャルムーズ
が私の中でナンバーワン、でした!!!!!
いろいろ食べ比べてみましたが、スタンダードなものも美味しかった中で、甘さ×お花の香り×スパイシーという絶妙な組み合わせできたラデュレに完敗。本当に美味しかったです!!! 来年もあったら絶対買いたい!
そして、2位以下はこちらです。
2位 セルリアンタワー東急ホテルのガレット・デ・ロワ
3位 Patisserie Yu Sasage ユウササゲのガレット・デ・ロワ
4位 イナムラショウゾウのガレット・デ・ロワ
5位 RITUEL リチュエルのガレット・デ・ロワ
いかがでしたでしょうか? 個性いっぱいのガレットデロワ。どれを食べるか迷ったら、ラデュレがオススメですのでぜひぜひお試しくださいね!
沢山のガレット・デ・ロワの食べ比べ、私には夢のような企画で、楽しく拝見しました。おそらく三万円はかかったのではないでしょうか?
ただ選者さんの好みが大分個性的なように感じます。特に花の香りやフルーツ入りのものは別物ですので、あくまで参考程度にして欲しかったですね。
私は以前、パリのダロワイヨで食べたガレット・デ・ロワが忘れられず、ここ10年ほど毎年色々なパティスリーで購入したり、自分でも作ったりしていますが、やはりクリーム・パティシェールとフランジパーヌを合わせたものを良質なバターのパイ生地で包むのが王道ですので、そちらを食べ比べして頂きたかったと思います。
それから(目黒区在住ですが)都心から離れた場所にある知らない店を紹介されてもあまりピンと来ません。リベルターブルやフィリップ・コンチーニは渋谷の店舗でも購入出来ますが、なるべく都内に何店舗かあるような、例えばメゾンカイザーやFAUCHON、DALLOYAU等と比較して欲しかったなと思いました。(ご紹介していらした中ではピエール・エルメでしたら色々なデパートに出店しているので購入しやすいですね。)
何せ1台2000円から3000円しますし、扱う期間も短いので、そういった配慮も必要かと存じます。
個人的に毎年購入するのは資生堂パーラー(伊勢丹新宿店)とジョエル・ロブション(渋谷ヒカリエ)のものです。
次回ぜひお試しになってみて下さいね。