【サロン・デュ・ショコラ2017】おすすめの会場限定アイスとフローズンドリンクはこれ!

【サロン・デュ・ショコラ2017】おすすめの会場限定アイスとフローズンドリンクはこれ!

百貨店やデパートではバレンタインの催事が始まり、チョコレートの季節になりました。そんなチョコレートの季節、大人気のチョコレートイベントといえばサロン・デュ・ショコラ。今年は会場を東京国際フォーラムホールEへと移し、年々盛り上がりを増している、パリ発のチョコレートの祭典です。

約100ブランドが出店するこの催事では、日本未発売のブランドなどもあり、チョコレート好きにはたまらないイベントですが、会場限定のさまざまなスイーツも目玉となっています。そんな会場限定のスイーツの中でも熱い会場で人気のアイス系やフローズン系ドリンク食べ(飲んで)比べてみました。

サロン・デュ・ショコラ会場でどのアイスを食べようかとお悩みの方に少しでも参考にしていただけたら幸いです。

目次

サロン・デュ・ショコラとは?

サロン・デュ・ショコラとは?

1995年フランスで生まれた世界最大のチョコレートの見本市、フランスでは毎年秋に開催され、世界中から220人ものショコラティエが集結し、10万人以上が来場するというチョコレートのお祭りです。また、フランスのチョコレートの格付けに権威のある団体「クラブ・デ・クロクール・ド・ショコラ(フランスチョコレート愛好会:以下C.C.C.)が、実力があると認めたチョコレートブランドに声をかけ、チョコレートを実食するコンクールを開いています。その結果をランク付けしてチョコレートの格付け本を発行し、毎年秋に開催されるサロン・デュ・ショコラ パリで発表しています。C.C.C.から声がかかり、コンクールに参加するだけでも栄誉と言われています。

サロン・デュ・ショコラとは?

現在世界18カ国で開催されているサロン・デュ・ショコラ、東京での開催は今年15回目を向かえ、2017年2月2日~5日東京国際フォーラムで開催されます。お馴染みの有名店から、日本初上陸のブランド、日本を代表するブランドなど 世界約17カ国から約100ブランドが集結します。昨年に引き続きショコラアンバサダーに就任された楠田枝里子さんが「マツコの知らない世界」で紹介されたので、今年もチョコレートファン、スイーツファンが多数来場することが予想されます。

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会場限定のアイス、フローズン系ドリンクを飲んで食べてみた

会場限定のアイス、フローズン系ドリンクを飲んで食べてみた

サロン・デュ・ショコラ会場で販売されるチョコレートの一部はオンラインショップでの購入も可能ですが、会場に足を運ばないと楽しめない会場限定の商品も多数あります。中でもアイスやフローズンドリンク系はあたりまえですが、溶けてしまいますので会場でしかいただけない文字通りの会場限定商品となります。今年は5ブランドからアイスと3ブランドからフローズンドリンクが登場していました。

今回食べた(飲んだ)アイスとフローズン系ドリンクはこちら。

  • ゴディバ「アイスクリームトリュフ」
  • 和楽紅屋「クールマカダミアショコラ」
  • ショコラティエパレドオール「ソフトパレドオールブランプリュス」
  • ヨシノリ・アサミ「クレームグラッセショコラ」
  • ナオミ・ミズノ「チョコマニア」
  • カカオ「生チョコっぺ」
  • トーキョーチョコレート「カカオパルプスムージー」

全7種類、残念ながらマ・プリエールのグラニータのみ早々に完売でいただけませんでした。

ゴディバ「アイスクリームトリュフ」

ゴディバ「アイスクリームトリュフ」

ゴディバとは

ゴディバとは

日本でも高級ブランドとしてお馴染みのゴディバは90年以上に渡りベルギーチョコレートの歴史と伝統に貢献しているブランド。1926年に初代ショコラティエ、ジョセフ・ドラップス氏がブリュッセルに「ショコラトリー・ドラップス」を設立、その後1956年に社名を「ゴディバ」に変更しました。日本には1972年に日本橋三越に1号店をオープン、現在250以上の店舗を構えています。今年はブランド生誕90周年を祝う記念のショコラが多数登場しています。

「アイスクリームトリュフ」を食べてみた

「アイスクリームトリュフ」を食べてみた

ゴディバ伝統のトリュフがサロン・デュ・ショコラ限定でアイスクリームになった商品。ダークチョコレート・ミルクチョコレート・ストロベリーホワイト・抹茶ホワイト・キャラメル・アイボリーホワイトの全6種類あります。濃厚なアイスに、ゴディバのトリュフのマリアージュがどれも美味しい。アイスは一口サイズではありますが、スプーンやフォークなどの提供はなく、手で食べないといけないのがちょっと抵抗がある人もいるかもしれません。

和楽紅屋「クールマカダミアショコラ」

和楽紅屋「クールマカダミアショコラ」

和楽紅屋とは

和楽紅屋

日本を代表するパティシエ辻口博啓シェフが2004年に新感覚の和スイーツ専門店として二子玉川高島屋内にオープン。店名は辻口氏の実家である和菓子屋「紅屋」に由来しています。和菓子屋に育ち、世界の洋菓子からインスピレーションを受けた辻口シェフならではの和素材と洋菓子の出会いから生まれる新しい和スイーツブランドです。

「クールマカダミアショコラ」を食べてみた

「クールマカダミアショコラ」を食べてみた

ハート型のアイスチョコバー。ビターチョコレートでコーティングされてるのはビターとミルクの2種類のチョコレートをブレンドしたマカダミアナッツ入りパルフェグラッセというムース状のアイス。これがとても珍しい味わいの食感のアイス。ジェラートともアイスクリームとも違うとてもエアリーなアイスでとても美味しいんです。アイスの表面にはカカオニブが散りばめられ、その上からダークチョコレートでコーティングされています。さらにナッツがトッピングされていて、仕上げに<SALON DU CHOCOLAT>のオリジナルショコラメダルがつけてあります。会場にいらした辻口シェフによると、<SALON DU CHOCOLAT>はフランスでは登録商標なため、パリでは使えないず、サロン・デュ・ショコラ東京でのみつけられたものだそうですが、<SALON DU CHOCOLAT>とつける許可をとるのがかなりたいへんだったそうです。そんな裏話も味わいのひとつとなっています。

ショコラティエパレドオール「ソフトパレドオールブランプリュス」

ショコラティエパレドオール「ソフトパレドオールブランプリュス」

ショコラティエパレドオールとは?

ショコラティエパレドオール

ショコラティエ三枝俊介がオーナーシェフを務める高級ショコラ専門店。2004年に大阪で開業、東京には2007年にお店を開き、2014年には清里の高原に「Bean to Bar」の工房もオープンしています。

「ソフトパレドオールブランプリュス」を食べてみた

「ソフトパレドオールブランプリュス」を食べてみた

清里高原に工房をお持ちなだけあって、牛乳感がとても強いソフトクリーム。白いソフトクリームなのに、カカオ風味がするといううたい文句ですが、正直わたしはカカオ風味はあまり感じられなかった。カカオよりも牛乳の風味の方が勝ってる感じです。コーンの中には、食感を楽しめるクランチが入っているのはサロンデュショコラ限定の味わいだそうです。

「ソフトパレドオールブランプリュス」を食べてみた

ヨシノリ・アサミ「クレームグラッセ ミルクチョコ&アールグレイ」

ヨシノリ・アサミ「クレームグラッセ ミルクチョコ&アールグレイ」

ヨシノリ・アサミとは?

ヨシノリ・アサミとは?

フランス・アルザス地方ストラスブールにある老舗「パティスリー キュブレー」のシェフパティシエとして10年以上の経験をもつ浅見欣則シェフは数々の国際大会での優勝経験を誇り、中でもM.O.F. グラシエ部門(アイス職人)の外国人初ファイナリストにも選ばれた実力のある方。2015年秋、巣鴨にパティスリー<ヨシノリ アサミ>をオープン。サロン・デュ・ショコラ東京への参加は今回で10回目となります。

ヨシノリ・アサミとは?

「クレームグラッセ ミルクチョコ&アールグレイ」を食べてみた

「クレームグラッセ ミルクチョコ&アールグレイ」を食べてみた

とてもさっぱりとしたアールグレイは鼻に抜けるベルガモットの香りがとても爽やかなアイス、ミルクチョコの方はカカオの風味が濃厚ながらしつこさはなく、さっぱりといただけるアイス。添えられているカラメリゼしたピーカンナッツも美味しくて、また小さなコーンに自分でアイスを詰めていただくのも美味しい。

ナオミ・ミズノ「チョコマニア」

ナオミ・ミズノ「チョコマニア」

ナオミ・ミズノとは?

ナオミ・ミズノとは

2007年のワールドチョコレートマスターズ優勝など、実力派として知られる水野シェフ。2009年京都府福知山市の洋菓子マウンテンのシェフパティシエに就任。2013年、2014年と立て続けに大きな台風や豪雨で被災し、休業を乗り越え、2016年7月、福知山市猪崎で新店舗がオープンしました。

「チョコマニア」を食べてみた

「チョコマニア」を食べてみた

381円と会場限定アイスの中ではダントツお手頃価格のソフトクリームですが、とても濃厚なカカオ感。よーくみると、カカオが溶けきってないのがつぶつぶが見えるのでわかります。濃厚ながら口どけと後味はさっぱりとしていて、メープル風味のコーンもサクサクでとても美味しいです。量もほどよく、コスパもいいのでおすすめです。

カカオ「生チョコッぺ~パッションビター~」

カカオ「生チョコッぺ~パッションビター~」

カカオとは?

カカオとは?

“チョコレートで日本のライフスタイルを豊かにしたい” “生産者の想いを生活者へ届けたい” そんな想いから誕生した「ca ca o」。生チョコレート専門店として鎌倉の本店があり、都内には、昨年オープンした新宿NEWOMANと新宿ルミネに店舗を構えています。

「生チョコッぺ~パッションビター~」を飲んでみた

「生チョコッぺ~パッションビター~」を飲んでみた

ソフトクリームはアイスチョコレートドリンク、生チョコを使った生チョコッぺは既存店舗でも取り扱っていますが、今回会場限定で販売されているのがパッションビターというアイスチョコレートドリンク。小町通りの石畳というアロマ生チョコビターをつかったドリンク。

「生チョコッぺ~パッションビター~」を飲んでみた

ビターな味わいにパッションフルーツの酸味のきいたシロップをかけてあり、濃厚ながらさっぱりといただけるドリンクでした。トッピングしてあるカカオニブがドリンクながら楽しい食感を味わえます。

トーキョーチョコレート「カカオパルプスムージー」

トーキョーチョコレート「カカオパルプスムージー」

トーキョーチョコレートとは?

トーキョーチョコレートとは?

「トーキョーチョコレート」は「女性から男性にチョコレートとともに愛の告白」という日本特有のバレンタインデーを提唱したメリーチョコレートカムバニーから生まれたブランドです。昨年秋にフランスで開催されたサロン・デュ・ショコラ パリにおいて、フランスで権威のあるクラブ・デ・クロクール・ド・ショコラのコンクールに於いて、メリーチョコレートカムパニーのトップショコラティエ、大石茂之氏が創作したショコラが初めて、そして日本のブランドで唯一C.C.C.アワードを受賞しました。

トーキョーチョコレート「カカオパルプスムージー」を飲んでみた

トーキョーチョコレート「カカオパルプスムージー」を飲んでみた

サロン・デュ・ショコラはチョコレートの祭典ということで、チョコレートのスイーツが目白押しですが、そんな中、チョコレートの原料 となるカカオの実の中の種を包む白い果肉の部分(パルプ)というなかなか手に入らない珍しい食材を使ったスムージー、「カカオパルプスムージー」。カカオの一部を使っていますが、チョコレートの味ではなく、フルーティーなライチのような味わいのスムージーです。今年は「森のキャビア」と呼ばれている、フィンガーライムをトッピングしてあります。

トーキョーチョコレート「カカオパルプスムージー」を飲んでみた

フィンガーライムはとびっこのようなプチプチの食感が楽しいフルーツ。濃厚なチョコレートをいろいろ味わう会場でさっぱりとした甘味と酸味のカカオパルプスムージーはお口直しにとても美味しいフローズンドリンクです。

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会場で絶対食べたほうがいいアイス(フローズンドリンク)はどれ?全7種類食べて(飲んでみた)結果とまとめ。

2/2の一般会期を前に全7種類の会場限定アイス(フローズンドリンク)を食べて飲んでみて、わたしが一番美味しかった、もう一度食べたい!と思ったのは…

和楽紅屋「クールマカダミアショコラ」

和楽紅屋「クールマカダミアショコラ」

が同行した娘とわたしの意見が一致した、一番美味しかったアイスでした。

和楽紅屋「クールマカダミアショコラ」

ずっしりと重々しい見ために反して、パリパリなコーティングチョコの中はふわふわでエアリーなアイス、ほんとに美味しかったです。これは機会があればぜひリピートしたいアイスでした。大阪、梅田阪急のバレンタインチョコレート博覧会にも出店している和楽紅屋のでは抹茶味の「クール抹茶ショコラ」をいただけるそうです。こちらも機会があったらぜひ味わってみたいです。

その他おすすめ順に

  • トーキョーチョコレート「カカオパルプスムージー」
  • ナオミミズノ「チョコマニア」
  • ヨシノリアサミ「クレームグラッセ」
サロン・デュ・ショコラ

いかがでしたでしょうか?

いよいよ2017/2/2から始まるサロン・デュ・ショコラ一般会期で食べるアイスに悩んだらとりあえず、和楽紅屋の「クールマカダミアショコラ」がオススメです!その他のアイスやフローズンドリンクを選ぶときに参考にしてみてください。



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ホアリー
ベトナム人の父と日本人の母を持つハーフ。フランス語、英語、スペイン語のマルチリンガル。日本スイーツ協会のスイーツコンシェルジュ、日本野菜ソムリエ協会のジュニア野菜ソムリエ、日本アイスマニア協会のアイスマニア、おにぎり協会のオニギリストなど、食に関する資格を多数取得。亀屋万年堂のナボナ大使も務める。