本の中のお菓子の家やキラキラしたスイーツにワクワクした経験、誰でもありますよね?
大人なら簡単に作れるものでも、小さい子だとそうはいきません。
美味しそうな食べ物にワクワクし、作ってみたいという気持ち、何とか叶えてあげたいと思いませんか?
そんな時ぴったりなのが、クラシエフーズの「ポッピンクッキン」シリーズです。
ポッピンクッキンは粉を混ぜたり練ったりするだけで、小さな子でも本物そっくりのお菓子が簡単に作れてしまう知育菓子です。
見た目がリアルで味も美味しい。
今回は、そんなポッピンクッキン12種類を実際に作って比べてみました。
さいごにおすすめランキングも発表します。
目次
たのしいケーキやさん
中袋も使いますのでハサミを使ってきれいに袋を開きます。
この材料でソフトクリーム2個、タルト1個、ケーキ1個が作れます。
ウエハースをカットし、
粉に水を加えクリーム状になるまで混ぜます。
右半分にバニラクリーム、左半分にイチゴクリームを混ざらないよう入れるのですが、これが難しい。少し混ざってしまいました。ド、ドンマイ!
ここからは楽しい作業。コーンにクリームを入れます。
ウエハースにクリームを絞ってトッピングをつけるとケーキ、タルト型に盛り付ければタルトの完成です。
細かい作業が多いので大変でしたが、出来上がってみると可愛いですね。味も、想像していたよりずっと美味しいです。イチゴとバニラクリームは、本物の味そのものです。
大人が1人で作って所要時間30分ほど。クリームが固めだったのか、トッピングシュガーがつきにくく、ふりかけると落ちてしまいます。
クリームの形が潰れないよう注意しつつトッピングを押し付けるのに苦労しました。ある程度きれいに作るには、小学校高学年以上にならないと難しそうです。
- 難易度:★★★★★
- 味:★★★☆☆
- おすすめ度:★★★★☆
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たのしいおすしやさん
こちらは、いくら軍艦、たまご、まぐろのお寿司が作れるセットです。
すし飯を作ります。水とごはんの素を混ぜるのですが、この粒感がすでにお米!
次にマグロと卵焼きです。これも素と水を混ぜるだけです。
海苔は黒いソフトキャンディーをシートに沿って伸ばして作ります。
メインイベント(笑)いくら作りです。水に溶いたイクラの素をスポイトに吸わせ、1滴ずつ落とすと…
あら不思議、水に落ちたゼリー液が一瞬で丸く固まりました。
見た目は本当にイクラ!
ご飯を握って具を乗せたら出来上がり!
醤油をかけると、卵焼きの焼き目がはっきりします。
お寿司の味は、全てグレープ味です。口に入れると、見た目とのギャップで一瞬脳が混乱します。正直、美味しいとは思えません。
が、グレープ味のゼリーと割り切れば問題なしです。いくら作りが楽しい!そこに価値があるのです。
- 難易度:★★★☆☆
- 味:★☆☆☆☆
- おすすめ度:★★★☆☆
つくろうおべんとう
中身はこんな感じ。パッケージの絵と同じお弁当が作れます。
水と素を混ぜブロッコリー、卵焼き、ウインナーを作ります。
ご飯を作ります。
シートのガイドに沿ってご飯を握ります。
海苔の素にご飯を押し付けます。無念、パンダの顔がにじんでしまいました。
気を取り直してから揚げです。衣の感じが良く再現されていますね。
最後はスパゲティです。水と素を混ぜ、絞り出し袋に入れたら弁当シートの上に絞ります。
全てをきれいに盛り付けたら完成です。
味は、見た目そのものの味ではありません。ごはんがソーダ味、ウインナーがイチゴ味、スパゲティがオレンジ味という具合です。
不味くはないけど、特別美味しいわけでもありません。ただ、本物そっくりのミニチュア弁当が簡単にできるのは楽しかったです。
- 難易度:★★★☆☆
- 味:★★☆☆☆
- おすすめ度:★★★☆☆
くるくるたこやき
タコ焼き8個が作れます。
まずはタコを作ります。素と水を混ぜ、型に押し付けるとタコができます。
タコの良くできてます。
マヨネーズを作ります。
いよいよ生地作りです。生地の素と水を混ぜ、型に流し込みます。
生地の上にタコを乗せます。おお、それっぽい!
レンジで30秒ほど加熱します。
ソースを作ります。
楊枝で上下を返します。
ソースとマヨネーズをかけて完成!
マヨネーズもソースも本物と変わらないし、タコもしっかり魚介の味がします。これはスゴイ!
見た目も味も本物そっくりで感動です。
他のと比べて工程が簡単なので、小さい子でも楽しめそう。
- 難易度:★★★☆☆
- 味:★★★★★
- おすすめ度:★★★★
たのしいラーメンやさん
(写真ramen2)中身はこんな感じ。
型を切り離します。立体の型をカットするのは大人でもちょっと難しいです。
餃子を作ります。キャンディー生地をガイドに沿って伸ばします。上の小さい玉はラーメンのトッピング(卵とナルト用)です。
餃子の型に皮を入れ、具を乗せます。具は既にできた状態で袋に入っています。
型ごと半分に折って端をぎゅっと止めれば完成です。これを2つ作ります。
ラーメンスープを作ります。
麺は水と粉を混ぜて絞り出し袋に入れたものを、直接スープの中に絞り出します。
おお!ラーメンです。
分けておいたキャンディー生地で卵とナルトを作ってラーメンの出来上がり。
餃子と並べて完成~!
味はというと、ラーメンも餃子も見た目からは想像できないコーラ味でした。
餃子は、外側のキャンディー生地とシュワシュワの餡が「ぶっ〇ょ」を思わせる味で美味しいです。
ラーメンは、食感がラーメンそのものなのですが味が薄く、コーラ味のスープも炭酸が抜けたコーラで、お世辞にも美味しいとは言えませんでした。
ただ、スパゲティやハンバーグではなく、ラーメン&餃子というオジサンの好物を、子供向けお菓子で再現したチャレンジ精神は素晴らしいです。
- 難易度:★★☆☆☆
- 味:★★☆☆☆
- おすすめ度:★★★☆☆
たのしいおまつりやさん
箱の中身はこちら。リンゴ飴、ポテト、トウモロコシ、チョコバナナの4種類が作れます。
水と素を混ぜてリンゴ飴とポテトを作ります。トウモロコシの素はシートの大きさに伸ばし、半分に切ります。
ツブツブの素の上でトウモロコシの素を転がし、粒を押し付けていきます。
水と素を混ぜてバナナを作り、楊枝に刺してトッピングします。りんご飴も楊枝に刺します。
シートにきれいに並べたらできあがり。一つ一つがとても可愛らしいです。
味の方もリンゴ飴はりんご、チョコバナナはチョコバナナの味です。
トウモロコシはグレープ味、ポテトはパイン味ですが、見た目と味が一致するとより楽しめたかも。
混ぜる、こねる、切る、刺す、押し付けるなど様々な作業があるので、お子さんの指の訓練に良さそうです。
- 難易度:★★★★☆
- 味:★★★☆☆
- おすすめ度:★★★★★
クレープやさん
中身はこのような感じ。子供たちが大好きなクレープ3枚が作れます。
まずは生地作りです。粉を水で溶いてクレープ台の上に適量のせます。
面白いのはここから。長方形のくるりんパーツをセットします。
指でくるくる回すと…
均一に伸ばすことができるました。パーツを外す時、そこだけ生地が厚くなってしまいましたが上出来です。
レンジで20秒ほど加熱し、破れないように剥がします。これを3枚作ります。
バナナの素に水を加えて捏ね、バナナの形にしてから切ります。
イチゴゼリーも作ります。
クリームとチョコクリームの準備もOKです。
後はクレープの上にトッピングをするだけです。
できあがり~
クレープの生地を1枚ずつ加熱するのが面倒ですが、クレープの皮はほぼ本物です。
クルクル生地を伸ばすのは難しいけど楽しい!トッピングのデコレーションもときめきますよね。
バナナもイチゴもそれらしい味だし、チョコクリームもクリームも美味しいです。
たった一つ欲を言えば、クレープの包み紙が枚数分(3セット)欲しかったなあ。難しい作業があるので、小学校高学年向きでしょうか。
- 難易度:★★★★★
- 味:★★★★★
- おすすめ度:★★★★★
たいやき&おだんご
たいやき、イチゴ大福、おだんご、ラムネが作れます。
小さなくぼみでイチゴゼリーを作り、その隣で餅を作ります。
半分は団子用に丸め、残りはイチゴ大福用に伸ばしておきます。
次はたいやきです。水と粉を混ぜ型に流し込み、レンジで加熱します。
先ほど餅を作ったスペースで今度はチョコクリームを練ります。
イチゴゼリーを型から外し、チョコクリームと共に餅でくるめばイチゴ大福の完成です。
団子は串に刺し、みたらし餡をかけます。
ラムネはちゃんと炭酸入りです。
中袋に印刷された皿に並べて完成!
味ですが、みたらし団子は本物と全く同じ。ラムネはソーダキャンディー味、イチゴ大福はあんこではなくチョコクリームですが違和感なく美味しいです。
たいやきは、チョコクリームが若干安っぽいですが十分許容範囲です。
餅を伸ばしたり丸めたりする作業が楽しい上、見た目も味も本物そっくりで非常に満足度が高いです。
- 難易度:★★★☆☆
- 味:★★★★☆
- おすすめ度:★★★★★
ハンバーガー
ハンバーガー2つ、コーラ、ポテトが作れるキットです。
まずはポテトの生地作り。
次にハンバーグです。
パンの生地も同様に作り、型に流し込んだらそれぞれレンジで30秒加熱します。
ポテトをナイフで切ります。
容器に入れて完成!
チーズはシートの上で伸ばし、半分にカットします。
パンは半分に、ハンバーグを3枚にカットします。
ハンバーガーを作ります。ケチャップを塗りながら具材を重ねます。
コーラを作ってトレーシートの上に全部並べたら完成!カ、カワイイ!本物そっくりです。
味の方もポテトはちゃんとポテトの味で、コーラもハンバーガーも本物のような味がします。これには驚きました。
これは皆満足するレベルではないでしょうか。
チーズをシートの上できれいな四角形に伸ばすのが唯一難しかった作業です。
- 難易度:★★★☆☆
- 味:★★★★★
- おすすめ度:★★★★★
ドーナツ
中身はこちら、ドーナツが4個作れるセットです。
最初にドーナツの生地を作り、シートの大きさに分けて並べておきます。
生地をドーナツの型に押し付け、取り出しておきます。
水とソースの素を混ぜ、トッピング用のバニラソースといちごソースを作っておきます。チョコソースは直接絞り出し袋の中で混ぜてチョコペンを作ります。後から絞り出し袋に移すより簡単ですね。
パッケージを見ながらクマさんドーナツを作ったり、好きなようにドーナツをデコレーションすれば完成です。
ドーナツは、カスタード生地もココア生地もそれぞれ本物そっくりの味なので美味しく食べることができました。
難しい作業がないので、小さい子でも楽しめます。
- 難易度:★☆☆☆☆
- 味:★★★★★
- おすすめ度:★★★★☆
できたてパンやさん
この材料で、メロンパン、くまさんパン、いちごデニッシュの3種類とオレンジソーダが作れます。
プラスチックトレーを切り取り線に沿ってきれいに切り取ったら、制作開始です。
まずは、イチゴゼリーから。
水とイチゴゼリーの素を混ぜて型に入れます。手の大きな大人だと、こぼさないように型に入れるのがなかなか大変…
次はパンの生地作りです。
最初はトレーの中で混ぜ、ある程度まとまったら手でこねます。
生地ができたら型に入れて押し付けます。これでくまさんパンといちごデニッシュの土台ができました。
次はメロンパンの皮を作ります。水でこねた皮をパン屋さんシートに乗せ、指示された大きさまで伸ばします。
その皮でパン生地を包み、スプーンで網目模様を付けたら完成!
くまさんパンといちごデニッシュも仕上げましょう。いちごデニッシュにカスタードクリームを乗せます。
いちごをトッピングして、くまさんの顔にもカスタードを入れてオレンジソーダを添えたら完成です!
カスタードでくまさんの顔を描くのがちょっと難しかった以外は、粘土細工を作るような感覚で楽しめるものばかりなので、作業は難しくありませんでした。
実際の味の方も、メロンパンは皮がちゃんとメロン風味で美味しい上、カスタードも水で溶いただけなのに、カスタードの味が良く再現されていました。
- 難易度:★★★☆☆
- 味:★★★★☆
- おすすめ度:★★★★☆
スイーツパーティ
この材料でケーキ2個、タルト2個、メロンゼリー1個が作れます。
どんなケーキになるのかは、作り手の飾り方次第。自由に作れて楽しめる反面、センスとオリジナリティーが問われますね。
最初はメロンゼリーから。直接ゼリーの型の中に粉と水を入れて混ぜ混ぜ。
お次は3種類のフルーツゼリーです。小さな型に入れるのがなかなか難しいんですよ。
クリームは絞り出し袋の中で混ぜて作ります。
ケーキの土台は溶いた生地を型に入れ、レンジで30秒!ふっくらして美味しそうです。
ケーキの材料が揃いました。
ここからが楽しい所。自由に作っていきます。一応デコレーションの見本はあるのですが、その通りに作らなくても全然OKです。
まずは土台にクリームを絞ります。小さいケーキの上に思い通りにクリームを絞るのは小さい子は難しいかな。ちなみに、大人でもなかなか難しいです。
ヨレヨレになってしまいました(汗)こ、この上にトッピングするので気にしない、気にしない。
色とりどりのゼリーを散りばめて完成っ!!
こちらは細かい作業が多く、大人でもかなり集中力が必要でした。レンジを使う作業もあるので、子供だけで作るのは難しいと思います。デコレーションの自由度が高く、完成の喜びは大きいですけどね。
レンジ加熱したケーキは、きれいに膨らみフワフワです。味も食感も本物に近いですよ。最初から入っているただのビスケットも、デコレーションして食べると不思議と美味しく感じます。
ポッピンクッキンが初めての方だと難しく感じると思いますが、数種類試した後に是非楽しんでもらいたいと思いました。
- 難易度:★★★★★
- 味:★★★★☆
- おすすめ度:★★★★☆
ポッピンクッキンのおすすめランキング
以上、10種類のポッピンクッキンを実際に作って食べてみました。
私の独断にすぎませんが、おすすめランキングを発表します。
- 1位:ハンバーガー
- 2位:スイーツパーティー
- 3位:クレープやさん
- 4位:たのしいおまつりやさん
- 5位:できたてパンやさん
- 6位:ドーナツ
- 7位:くるくるたこやき
- 8位:たのしいケーキやさん
- 9位:たのしいラーメンやさん
- 10位:たのしいおすしやさん
- 11位:つくろうおべんとう
見た目も味も本物に近いものがランキング上位かな。
※たいやき&おだんごがもともと2位でしたが、販売していないようですので除外しました。
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さいごに
いかがでしたでしょうか?
ポッピンクッキンは作る過程も楽しく、完成した作品も美味しく食べられる知育菓子でした。
作る前は味に関して全く期待していなかったのですが、実際に食べてみると味までそっくりでとても驚きました。
中には美味しくないものもありましたが、作る過程はどれも十分楽しめました。
皆さんも雨の日など、お家で過ごさなくてはならない時の楽しみとして、ポッピンクッキンを利用してみてはいかがでしょうか?
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