海外にいる講師とSkypeで会話し、英語力を磨く。
オンライン英会話は、自宅で簡単にできる英会話教室です。
ひと昔前は、英会話教室といえばスクールに通うのが主流。
高額な月額料金を払うのも、仕事の合間を縫ってスクールに通い続けるのも大変だったので、「英語を習っている」というだけでリスペクトの対象でした。
でも、オンライン英会話なら簡単に始められます。
パソコンやスマートフォンでもレッスンを受けられ、月額料金も比較的安価。
グローバル社会に必要な英語力をコツコツ磨けます。
今回は、有名どころのオンライン英会話を比較してみました。
各サービスを利用してみると、それぞれに個性があって面白かったです!
目次
6社のオンライン英会話を比較してみた
今回比較したオンライン英会話は、次の6社です。
- DMM英会話
- レアジョブ
- ラングリッチ
- COCO塾オンライン英会話
- 産経オンライン英会話
- ベストティーチャー
ぼくがよく耳にしたサービスから選びました。
とくに「DMM英会話」はテレビCMでもよく見かけるようになりましたからね。
どんな違いがあるのか、楽しみです!
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各社の月額料金を比較
まず最初に、各社の月額料金を比較してみました。
ここでまとめているのは、最安コースの価格です。
月額料金 | 他のコース | |
DMM英会話 |
5,500円〜
|
ネイティブコースなど |
レアジョブ | 6,780円〜 |
ビジネス、TOEIC、中高生コースありなど
|
ラングリッチ |
6,000円〜
|
リッチプランなど |
COCO塾オンライン英会話 |
2,200円〜
|
リッチプランなど |
産経オンライン英会話 |
5,980円〜
|
毎日50分プランなど |
ベストティーチャー |
9,800円〜
|
TOEIC、TOEFL、英検対策コースなど
|
スタンダードなコースは、いずれも「1レッスン=25分」として、1日あたりのレッスン回数が増えるほど料金が上がるシステムでした。
また、ネイティブプラン、TOEIC・TOEFLの対策プラン、英検対策コースなどを選んだ場合も料金が上がる仕組みです。
サービスによっては、プランが細分化されています。
たとえば「レアジョブ」は、日常英会話コースとTOEICコースがそれぞれ4コースずつあり、他にもビジネス英会話や中学・高校生コースもありました。
各社の使いやすさを比較
次に、各社の使いやすさについて見ていきましょう。
5つの項目を比較してみました。
無料体験レッスン | 初心者・子供の利用 | 講師の数 | レッスンの時間帯 | レッスン形態 | |
DMM英会話 |
25分×2回
|
可 | 5,000人 |
24時間
|
Skype |
レアジョブ |
25分×2回
|
可 | 4,000人 |
6:00〜25:00
|
Skype |
ラングリッチ |
25分×2回
|
可 | 非公開 |
5:00〜25:00
|
Skype |
COCO塾オンライン英会話 |
25分×2回
|
可(専用コースあり) | 40人 |
平日10:00〜0:00、土日祝日8:00〜0:00
|
Skype |
産経オンライン英会話
|
25分×2回
|
可 | 400人 |
5:00〜25:00
|
Skype |
ベストティーチャー
|
ライティング1回、Skype1回 | 可能だが、レベルが高すぎる | 180人 |
24時間
|
ライティング、Skype |
どのサービスにも「無料体験レッスン」がありました。
「初心者・子供の利用」も基本的に可能ですが、ベストティーチャーだけはレベルが高すぎるかも。
「講師の数」については、DMM英会話(5,000人)とレアジョブ(4,000人)が圧倒的ですね。
「レッスンの時間帯」は、DMM英会話とベストティーチャーだけが24時間対応で、あとは時間帯が決まっています。
「レッスン形態」については、フリートーク形式のSkypeレッスンが基本ですが、要望を出せば何らかの教材で勉強することも可能。
ベストティーチャーだけはちょっと変わっていて、まずはライティングレッスンを行い、課題をクリアしてからSkypeレッスンに進む流れでした。
使いやすさについては、似たりよったりというところでしょうか。
さて、それでは各社のサービスについて確認していきましょう。
DMM英会話
- 月額料金:5,500円〜(ネイティブコースあり)
- 無料体験レッスン:有(25分×2回)
- 子供・中学生・初心者:利用可
- 講師の数:5,000人以上
- レッスンの時間帯:24時間
- レッスン形態:Skypeレッスン
まずはDMM英会話から説明していきますね。
DMM英会話の良いところは、5,000人の以上の講師をそろえ、24時間レッスンができることです。
Facebook、Twitter、Google+などのアカウントで会員登録できる利便性も素晴らしい。
講師の評価が公開されているため、評価の高い人を選ぶことも可能でした。
講師の先生はフィリピンの方がほとんどですが、とても丁寧に教えてくれますので、肩肘張らずに英会話を学びたい人にはかなりおすすめだと思います。
ちなみにぼくはDMM英会話の無料体験レッスンを終えたところで、いまは長期利用を検討していますよ。
総合的に安心できるサービスでした。
実際に体験した感想は、以下の記事にまとめています。
レアジョブ
- 月額料金:6,780円〜(ビジネス、TOEIC、中高生コースあり)
- 無料体験レッスン:有(25分×2回)
- 子供・中学生・初心者:利用可
- 講師の数:4,000人以上
- レッスンの時間帯:6:00〜25:00(翌1:00)
- レッスン形態:Skypeレッスン
次は、レアジョブについて見ていきましょう。
レアジョブは、日常英会話(全4コース)、ビジネス英会話、中学・高校生コース、TOEICコース(全4コース)と、コースが細分化されているのが特徴です。
本気で英語を学びたい人には良いでしょうね。
また、講師のプロフィール欄にはレベル(初心者向けなど)も記載されていますので、自分に合った先生を見つけやすいと思います。
会員登録はちょっと手間でしたが、レッスン予約はしやすい。
別料金にはなりますが、レアジョブオリジナルの「スピーキングテスト」を受ければ、英会話の上達度合いをチェックすることもできます。
自分の今のレベルがどこで、目指すのはどこで、そのためには何をするべきなのか。
その3点を明確にしながらレッスンを進めるので、着実な英会話力向上が期待できるでしょう。
実際に体験した感想は、以下の記事にまとめていますよ。
ラングリッチ
- 月額料金:6,000円〜(リッチプランあり)
- 無料体験レッスン:有(25分×2回)
- 子供・中学生・初心者:利用可
- 講師の数:非公開
- レッスンの時間帯:5:00〜25:00(翌1:00)
- レッスン形態:Skypeレッスン
次はラングリッチについて紹介します。
ラングリッチには「毎日話せるリッチプラン(6,000円)」と、「更に話せるWリッチプラン(10,000円)」の2つしかありませんが、親しみやすい教材をそろえているところが素晴らしい。
オリジナル教材の「ラングリッチ動画ドリル(年額21,000円)」を販売しているのも特徴的です。
ただ、教材を買わなくても、人気ドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」とか、有名な「TEDトーク」とか、「スティーブ・ジョブズのスピーチ」などの無料動画教材がそろっていますので、初心者には充分だと思います。
講師の人数は非公開ですが、それなりに多い印象でした。
ちょっと残念だったのは、予約がしづらいこと。
スケジュールでしかレッスン日時を検索できないのは不便ですね。
たとえば将来的にお気に入りの講師が見つかったとき、講師の先生のスケジュールをチェックできないのは困ると思います。
講師の先生のスピーキングレベルも含め、素晴らしいサービスだったので、予約システムを改善してほしいですね。
実際に体験した感想は、以下の記事にまとめています。
COCO塾オンライン英会話
- 月額料金:2,200円〜(リッチプランあり)
- 無料体験レッスン:有(25分×2〜3回)
- 子供・中学生・初心者:利用可(COCO塾ジュニアオンラインあり)
- 講師の数:40人
- レッスンの時間帯:平日10:00〜0:00、土日祝日8:00〜0:00
- レッスン形態:Skypeレッスン
次は、COCO塾オンライン英会話を見ていきましょう。
COCO塾を運営する株式会社ニチイ学館は、英会話教室で有名な会社です。
COCO塾オンライン英会話のコースは、月4回コース(2,200円)〜月16回コース(7,680円)までに細かく分かれており、ポイントを購入する仕組みになっています。
「1レッスン=1ポイント」を購入し、ポイントは1ヶ月以内に消化しなければなりません。
この点はちょっと窮屈かも。
また、講師の数がDMM英会話(5,000人)やレアジョブ(4,000人)に比べて圧倒的に少ないので、予約に困る可能性も。
ただ、Skypeレッスンはかなり実践的なので、英会話力を磨きたい人には良いでしょうね。
講師の先生がブワァーーっと話してくれるので、返すのが精一杯でした…。
12時間前以降にキャンセルすると、1ポイント(1レッスン分のポイント)が消化されてしまうのは難点ですが、コンスタントにレッスンを受けられる方なら問題ないでしょう。
実際に体験した感想は、以下の記事にまとめています。
産経オンライン英会話
- 月額料金:5,980円〜(ほか、毎日50分プランなど)
- 無料体験レッスン:有(25分×2回)
- 子供・中学生・初心者:利用可
- 講師の数:400人
- レッスンの時間帯:5:00〜25:00(翌1:00)
- レッスン形態:Skypeレッスン
次は、産経オンライン英会話を紹介しますね。
産経オンライン英会話は、あのフジサンケイグループの子会社が運営するサービスです。
コース設定は、毎日25分プラン(5,980円)、毎日50分プラン(9,800円)、週末毎日50分プラン(5,980円)の3つ。
とくに「週末毎日50分プラン(5,980円)」はビジネスマンにうってつけでしょう。
また、講師のプロフィール欄にレベルが表示されており、自分に合った先生を見つけやすいのも良いですね。
講師の数は400人と少なめですが、実際は400人もいれば予約に困ることはありません。
レッスン終了後に講師からレッスンレポートが送られてくるのも、いい仕組みだと思います。
実際に体験した感想は、以下の記事にまとめていますよ。
ベストティーチャー
- 月額料金:9,800円〜(TOEIC、TOEFL、英検対策コースあり)
- 無料体験レッスン:有(ライティングレッスン1回、Skypeレッスン1回)
- 子供・中学生・初心者:不可ではないが、レベルが高すぎるかも
- 講師の数:180人
- レッスンの時間帯:24時間
- レッスン形態:ライティングレッスン、Skypeレッスン
最後に、ベストティーチャーを紹介しますね。
ベストティーチャーは、より実践的なオンライン英会話です。
まずはライティングレッスンを行い、講師の添削を受けた上で、課題をクリアした人だけがSkypeレッスンに進める流れです。
ですから、ライティングレッスンをコンスタントにこなせなかったり、課題をクリアできない人は、なかなかSkypeレッスンができない可能性も。
逆にいうと、勉強熱心な人には良い仕組みでしょうね。
月額料金は通常コース(9,800円)〜TOEFL・TOEIC対策コース(16,200円)までの幅があり、他社に比べて高めですが、それだけの価値があるのは間違いありません。
フリートーク形式で自由に英語を学びたい人には不向きかもしれませんが、本気で勉強したい人にはおすすめです。
実際に体験した感想は、以下の記事にまとめています。
オンライン英会話を選ぶときのポイント
オンライン英会話の情報は、見れば見るほどパニックになると思います。
「結局どれを選べばいいんだろう?」って。
ですから、最後にオンライン英会話を選ぶときのポイントを紹介しますね。
オンライン英会話を選ぶときは、まず「月額料金」に着目し、その次に「講師の数」と「レッスンの時間帯」を確認してください。
月額料金を見て、コスパを判断することの大切さについては言うまでもありませんよね。
では、なぜ講師の数とレッスンの時間帯を確認するのか?
それは講師の数が多ければ予約できる確率が高まりますので、空き時間を無駄にせずにすむからです。
また、レッスンの時間帯が幅広ければ、忙しいビジネスマンや主婦の方でも問題なく利用できると思います。
どれにしようか決めあぐねたときは、ぜひ参考にしてください。
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まとめ
オンライン英会話サービスは、年々進化しているように思います。
今回の比較であらためて感じましたが、サービスのディテールは異なるものの、「これは不便だ…」と感じるところがほとんどありません。
講師のレベルに関しても、運営会社の教育が行き届いているように思いました。
フィリピン、セブ島、アメリカ、カナダなど、いろんな先生がいるもの面白いところです。
ぜひ自分に合ったサービスを見つけてくださいね!
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