お弁当用冷凍ミニハンバーグ6種類食べ比べとおすすめアレンジの徹底比較

弁当用ミニハンバーグ食べ比べ

子供も大人も大好きなハンバーグ。

ぐるなびの調査によると、ハンバーグは昭和の子供(今の50~60代)が好きな食べ物ランキングの2位、平成の子供(2014年時点で6~12歳)では4位にランクインしています。

ハンバーグは時代を問わず人気のあるメニューなのですね。

和風ハンバーグ、チーズハンバーグ、おろしハンバーグ、煮込みハンバーグ…どのファミレスを覗いてもバラエティ豊かなハンバーグメニューが並ぶのは、そんな人気が背景にあるためなのでしょう。

さて、毎朝お弁当を作っている人もたくさんいることでしょう。

さらに花見、遠足、運動会等のイベント時にお弁当を作る時もありますよね。

弁当のおかずにハンバーグを考えている人も多いかもしれません。

できれば手作りが一番でしょうけど、近頃は冷凍食品も格段に美味しくなっているようですからね。

これだけ人気のハンバーグのこと、弁当用ハンバーグもさぞかし充実しているに違いない、と思って探してみました。

6種類の冷凍ミニハンバーグを買い揃えた

すると、びっくり。

弁当用ハンバーグは予想に反して種類が少なく、というか1つを除き後はプレーン(っていうのかな?)焼いただけのハンバーグオンリー。

田舎なので何でも手に入るというわけではないですが、はっきり言ってここまで変化がないとは。

いろいろな味のお弁当用ハンバーグを食べ比べたら面白そう!と思ったのですけどね。

お弁当用冷凍食品は、もしかしてコロッケ、から揚げ方面に特化しているのでしょうか?

みんな大好きハンバーグは、コロッケやから揚げ以下だとでもいうのでしょうか?

いやいや、それはないと思うけどな…。

それでも回れる範囲のお店を回って集めてみました。

それがこちらの6種類です。

ミニハンバーグすべて

普通のハンバーグもメーカーによって味は違うはずですので、今回はこれを食べ比べてみます。

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冷凍ミニハンバーグの加熱前、加熱後、断面図

まずは各商品の加熱前、加熱後、そして断面図のようすを写真でご紹介します。

加熱前の冷凍ミニハンバーグ

こちらは加熱前の状態です。

冷凍ミニハンバーグ

見た目の大きさには、結構差があるものですね。

ごろんと肉厚ハンバーグは、直径は小さいものの厚みは一番、お弁当によくあうミニハンバーグは、薄いですが直径が一番大きいです。

加熱後の冷凍ミニハンバーグ

加熱後の状態はこちら

加熱後のミニハンバーグ

表面の焦げ目やなめらかさに若干個性が出てますね。

冷凍ミニハンバーグの断面図

さらに断面図がこちらです。

ミニハンバーグの断面図

切り口を見ると、肉質や玉ねぎの存在感などがよりはっきりしますね。

弁当用冷凍ミニハンバーグの食べ比べスタート

それでは、実際に食べ比べることにします。

ニチレイ こんがりジューシーミニハンバーグ

ニチレイ こんがりジューシーミニハンバーグ
  • 3個入り(1個当たり43kcal)
  • 価格:187円
ニチレイ こんがりジューシーミニハンバーグ

家で作ったハンバーグというより、市販のお弁当などに入っているハンバーグの味がします。

断面に玉ねぎがはっきり見えているように、口に入れても玉ねぎの甘みを感じます。

味がしっかりしているので冷めても美味しく、楕円形の形はお弁当箱に詰めやすそうなのもいいですね。

柔らかさも十分ですが、時々わずかに筋のゴリっとする感じがあります。

売上NO1だけあって、この商品はどのスーパーでも見かけました。

着色料・保存料・化学調味料を使用していないとのことで、そのあたりも支持される理由なのかもしれません。

味の素 ごろんと肉厚ハンバーグ

味の素 ごろんと肉厚ハンバーグ
  • 4個入り(1個当たり82kcal)
  • 価格:318円
味の素 ごろんと肉厚ハンバーグ

見てわかる通り、肉厚なハンバーグです。

味の方もあらびきな肉と玉ねぎの甘さで、手作りのハンバーグに近い味がしました。

断面に隙間のある見た目も、他の商品のような練り製品っぽさがなく、家庭のハンバーグのような感じです。

こんがり焼き目がついているのも美味しそうですね。

今回比較したハンバーグの中では、一番牛肉の味が濃く感じられました。

隠し味に味噌が使われ、旨味が引き出されているようです。

1個40gのどっしりしたハンバーグは、お弁当のおかずとして食べごたえ十分です。

ただ、1個約80円と値段が高めなのが気になります。

特売などで、もう少し安く買えたら言う事なしです。

味の素 洋食亭レンジでハンバーグ

味の素 洋食亭レンジでハンバーグ
  • 4個入り(1個当たり66kcal)
  • 価格:213円
味の素 洋食亭レンジでハンバーグ

こちらは唯一、ハンバーグに最初からソースがかかっているタイプです。

ハンバーグ自体は大きくないものの、濃厚なデミグラスソースがとても美味しいです。

まさしく洋食屋さんのハンバーグの味!

デミグラの味が濃いので味にメリハリがあり、冷めても美味しく食べられます。

ただせっかく高級感のあるデミグラスソースなのに、ハンバーグ自体に筋があり口に残るのが残念です。

coop あらびきミニハンバーグ

coop あらびきミニハンバーグ
  • 13個入り(1個当たり54kcal)
  • 価格:432円
coop あらびきミニハンバーグ

写真からも判る通り、断面はなめらかでつなぎ多めな感じのハンバーグです。

原材料に牛肉は入っているようですが、どちらかというとチキン系ハンバーグの味でしょうか。

筋はありませんが、冷えると全体的に締まって固くなる感じがします。

プリマハム お弁当によくあうミニハンバーグ

プリマハム お弁当によくあうミニハンバーグ
  • 360g入り(1個当たり59kcal)
  • 価格:419円
プリマハム お弁当によくあうミニハンバーグ

特徴がないのが特徴というか、良くある市販のハンバーグです。

牛肉は入っておらず原材料は鶏肉のみということは、チキンハンバーグですね。

このチープな味のファンも多いのではないでしょうか。

自己主張しないハンバーグなので、いろいろアレンジして使えそうです。

伊藤ハム やわらか仕立てミニハンバーグ【業務用】

伊藤ハム (業務用)やわらか仕立てミニハンバーグ
  • 300g入り(エネルギーの記載なし)
  • 価格:276円
伊藤ハム やわらか仕立てミニハンバーグ【業務用】

1個当たりの大きさは一番小さいですが、コスパが良いですね。

名前の通り、ふっくら柔らかです。

こちらも牛肉は入っておらず、チキンハンバーグです。

少し甘めな味付けなので、子供さんは好きかもしれません。

冷凍ミニハンバーグの値段、カロリー、味の評価の早見一覧表

以上、値段、1個当たりのカロリー、味の評価などを簡単にまとめてみましたので、ご覧ください。

ご利用の端末によっては横スクロールで閲覧可能です。
メーカー ニチレイ 味の素 味の素 coop プリマハム 伊藤ハム
商品名 こんがりジューシーミニハンバーグ ゴロンと肉厚ハンバーグ 洋食亭 レンジでハンバーグ あらびきミニハンバーグ お弁当によくあうミニハンバーグ 業務用やわらか仕立てミニハンバーグ
価格(1個当たり) 187円(約31円) 318円(約80円) 213円(約53円) 432円(約33円) 419円(約30円) 276円(約16円)
内容量(個数) 126g(6個) 160g(4個) 160g(固形量112g)(4個) 338g(13個) 360g(14個) 300g(17個)
1個当たり(g) 21g 40g 40g(固形量28g) 26g 25.7g 17.6g
カロリー(1個当たり) 43kcal 82kcal 66kcal 54kcal 59kcal 記載なし
原材料名 食肉(牛肉、豚肉)、玉ねぎ、粒状植物性たん白、つなぎ(パン粉、鶏卵、粉末卵白、でん粉、粉末状植物性たん白)、ブドウ糖、豚脂、ソテーオニオン、植物油脂、発酵調味料、しょうゆ、食塩、トマトケチャップ、たん白加水分解物、ビーフエキス、香味油、酵母エキスパウダー、香辛料、卵殻粉、しょうゆ加工品/加工でん粉 食肉(牛肉、鶏肉、豚肉)、玉ねぎ、パン粉、粒状大豆たん白、マヨネーズ、ドライオニオン、豚脂、みそ、ビーフエキス、しょうゆ、食塩、香辛料、酵母エキス、植物油脂、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、pH調整剤、香辛料抽出物、ビタミンB1 食肉(牛肉、鶏肉、豚肉)、玉ねぎ、つなぎ(卵白、パン粉)、豚脂、食塩、香辛料、植物油脂、調味料(アミノ酸等)、ソース「トマトケチャップ、トマトペースト、砂糖、小麦粉、ワイン、マーガリン、バター、植物油脂、ソテーオニオン、酵母エキス、ゼラチン(豚)、リンゴ濃縮果汁、食塩、乾燥スープ(コンソメ)、胡椒、増粘剤(加工でん粉) 食肉(牛肉、鶏肉、豚肉)、たまねぎ、パン粉、粒状植物性たん白、豚脂、しょうゆ、食塩、ポークエキス、ショウガペースト、砂糖、香辛料、加工でん粉、リン酸塩(Na)、着色料(カカオ色素、カラメル) 鶏肉、玉ねぎ、豚脂肪、粒状大豆たん白、パン粉、牛脂肪、こんにゃくペースト、しょうゆ、食塩、卵白、チキンエキス、小麦たん白、香辛料、ウーロン茶エキス、pH調整剤、グリシン、調味料(アミノ酸)、焼成Ca、増粘剤(マンナン)、カラメル色素、卵白リゾチーム 鶏肉、玉ねぎ、パン粉、粒状植物性たん白、揚げ油(植物性)牛脂、豚脂、しょうゆ、砂糖、食塩、果実酒、香辛料、卵白加工品、調味料(アミノ酸等)酢酸Na、グリシン、リン酸塩(Na)、着色料(紅麹、ラック)
味(★3段階評価) ★★☆ ★★★ ★★★ ★☆☆ ★☆☆ ★★☆
コスパ(★3段階評価) ★★★ ★☆☆ ★★☆ ★★★ ★★★ ★★★

※価格はエレナ、ダイレックス、バリュー、coop調べ

冷凍ミニハンバーグを食べ比べてみた感想まとめ

値段を見る限りでは、原材料に肉を沢山使っているとそれなりの値段になるのかなという感じです。

肉の種類が少ないものは確かに値段も安いですが、どこで折り合いをつけるかは人それぞれですからね。

トータルバランスが良いのは「味の素 洋食亭レンジでハンバーグ」

味の素 洋食亭レンジでハンバーグが味と値段のバランスが良い

個人的には「味の素 洋食亭レンジでハンバーグ」が味と値段のバランスが良いと思いました。

少量使いなら「ニチレイ こんがりジューシーミニハンバーグ」と「味の素 ごろんと肉厚ハンバーグ」

味の素 ごろんと肉厚ハンバーグ 味の素 ごろんと肉厚ハンバーグ

「ニチレイ こんがりジューシーミニハンバーグ」と「味の素 ごろんと肉厚ハンバーグ」はトレーが敷いてあってそのままレンジにかけられるのでお弁当、少量使いの方向きです。

値段重視なら「coop あらびきミニハンバーグ」

coop あらびきミニハンバーグ

大容量タイプ(coop、プリマハム、伊藤ハム)はどれも簡易包装なので、皿に移し替える必要がありますがその分値段は安めですね。

大容量タイプはそれほど味に差がないのですが、この中で選ぶとしたら「coop あらびきミニハンバーグ」かな。

プリマハム、伊藤ハムは鶏肉しか使っていないようなので、coopの原材料に牛や豚が使われている点を評価したいと思います。

ミニハンバーグのアレンジ方法

ところで、これらの大容量タイプはそのままでお弁当に入れても良いですが、量が多いので普段使いも良いですよね。

好きなように味付けしたり、いろいろアレンジして夕飯のメニューに加えても良さそうです。

そこで、自分なりにミニハンバーグをアレンジしてみましたので、少し紹介しますね。(料理は得意じゃないので、見た目が悪いのはご了承ください。)

チーズインハンバーグ

チーズインハンバーグ

一つ目はcoopのミニハンバーグでチーズハンバーグです。

誰でも考えつくと思いますが、ハンバーグの上にチーズをのせてトースターで焼いただけ、というお手軽さが魅力なので。

ハンバーグを先にレンジで温めておいたので、所要時間わずか3分、チーズが溶ければ出来上がりです。

たったこれだけの事ですがチーズのおかげで味がマイルドになり、美味しさは3割増しですよ。

煮込みハンバーグ風

煮込みハンバーグ風

お次は煮込みハンバーグ風です。

ケチャップとソースを混ぜてハンバーグを投入、レンジで2分。超簡単なのに、液状のソースのおかげでハンバーグのパサつきがやわらぎ、高級な感じになりました。

そのまま食べるより遥かに美味しいです!おすすめ!

なるほど、なぜ冷凍ミニハンバーグにバリエーションが少ないのか分かった気がします。

こんな簡単にアレンジできるんですね。

これなら、わざわざ違う味のハンバーグを販売する必要もないのかも。

そんなわけで、弁当用ミニハンバーグはひと手間かけるだけで美味しさが格段にアップすると申し上げておきます。

さらに、ミニハンバーグのアレンジは、味付けのバリエーションだけではありません。

別の料理としてミニハンバーグを使えば、無限の可能性を秘めているのです。

なんちゃってオムレツ

なんちゃってオムレツ

例えば、なんちゃってオムレツ

なんのことはありません、卵焼きを作るときにハンバーグを投入すればいいだけです。

断面がきれいなのでお弁当向きではないでしょうか。

卵焼きとハンバーグ別々でも良いですが、たまには一緒に焼いてみると目先が変わって良いかもしれません。

ハンバーグの味が濃いので、卵には味付け不要というのも魅力です。

味は、卵焼きとハンバーグです(笑)

ロールキャベツ

ロールキャベツ

一から作ると面倒なロールキャベツもミニハンバーグを使えば楽勝です。

レンチンしたキャベツでハンバーグを巻き、スープの素で煮込むだけ。

1人分ならそのままレンジでチンするだけでOKかもしれません。

冷凍のロールキャベツよりずっと美味しくできました。

普段のおかずとしてもおすすめです。

肉まんもどき

肉まんもどき

思い付きで作ったので、ことさら見た目が悪くてすみません。

ちょっと水が多すぎて粘ついてしまいました。

でも、味は悪くないですよ。

ホットケーキミックスに水を加え、ひとまとまりになるまで捏ねます。(水の入れすぎに注意)

その生地でハンバーグをくるみ、シリコンスチーマーで蒸すだけです。

ハンバーグを包む時、手に油を塗るとべたつかず包みやすいです。

5分でできるので、ちょっとお腹がすいた時などにいかがでしょう?

肉入り芋団子

肉入り芋団子

蒸かした芋があったので潰して牛乳を加え、ハンバーグを包みました。

上にチーズをのせて焼いたら弁当のおかずにも良さそうな感じです。

サツマイモで作りましたが、普通はジャガイモかな…。

どちらも美味しいと思います。

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さいごに

この他にも、野菜をのせてホイル焼き、ピーマン肉詰めなどなどアレンジ自在!

さらにハンバーグを短冊に切って肉として使えば、炒め物だってOKなはず。

一つの冷凍食品でこれだけ沢山アレンジ可能なんてワンダホー!

いろいろ考えていたら、楽しくなってきました。

こんなに多方面に使えるなら、もっと早く買っておけばよかったな。

弁当だけでなく普段のおかずに十分使えますので、弁当派の皆さんはもちろん、そうでない方も冷凍庫にいつもミニハンバーグおすすめですよ。



1件のコメント

ソースが電子レンジで高温になり、袋やトレーが溶けてしまうため冷凍品はバリエーションが少ないみたいです。大きなものになると湯煎調理しかできないみたいです。

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