300円弱で胃も心も満たしてしてくれる。
時間がないときでもサクッと食べられる。
そんな牛丼は、いつだってぼくたちの味方です。
ぼくも独身時代は牛丼屋さんにお世話になりました。
牛丼を看板メニューにするチェーン店はたくさんありますが、最もおすすめなのはどこなのでしょうか?
また、お店によって牛丼の具材や価格に違いはあるのでしょうか?
今回は、5社の牛丼を食べ比べしてみました。
目次
有名チェーンの牛丼を食べ比べしてみた
「牛丼」と聞いて思い浮かぶチェーン店は、いくつかあると思います。
今回は、次の全国チェーンの牛丼を食べ比べてみました。
- 牛丼(吉野家)
- 牛めし(松屋)
- 和風牛丼(なか卯)
- 牛丼(すき家)
- 牛丼(くら寿司)
やはり牛丼で最も有名なのは、吉野家ではないでしょうか。
でも、松屋、なか卯、すき家あたりもよく見かけますよね。
そして、意外にも回転寿司チェーンの「くら寿司」の牛丼も美味しいのだとか。
さて、それでは1つずつ食べていきましょう。
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牛丼(吉野家)
- 品名:牛丼
- 参考価格:380円(並)
- カロリー:669kcal(並)
- 具材:牛肉、玉ねぎ
- 種類:並盛り、アタマの大盛り、大盛り、特盛り
- 国内の店舗数:約1,200
やはり牛丼と言えば、吉野家ですよね。
1958年の創業から現在に至るまで、消費者の胃袋を満たし続けています。
日本で狂牛病が流行した時期に牛丼の販売停止を余儀なくされましたが、豚丼でピンチをしのぎ、また牛丼を復活させました。
ぼくも何度となくお世話になっています。
醤油だしの香りが食欲をそそる
やっぱり吉野家の牛丼は美味しいです。
他社の牛丼と比べてだしの色は薄めですが、香りがすごい。
牛肉と玉ねぎを口に含んだ瞬間に、出汁の香りがブワァァァァっと広がります。
だしには甘みがあり、しつこくない。牛肉は程よい歯ごたえです。
「つゆだく」でオーダーすると、さらに美味しいんですよね〜。
「シンプルなのに洗練されている」とは、まさにこのことでしょう。
ぼく自身が食べ慣れていることを差し引いても、やはり抜群に美味しいと思います。
その他のメニュー:一部を紹介
吉野家は、主に丼メニューが充実しています。
- 牛カルビ生姜焼き丼
- 豚丼
- 牛カルビ丼
- 豚生姜焼き定食
- 牛カルビ定食
- 牛鮭定食
- こく旨カレー
- 旨辛カレー
- 豚汁
- けんちん汁
- うな重
牛丼に味噌汁と鮭がついた「牛鮭定食(580円)」も、お得感があるんですよね…。
あぁ、食べたくなってきた。
牛めし(松屋)
- 品名:牛めし
- 参考価格:290円(並)
- カロリー:709kcal(並)
- 具材:牛肉、玉ねぎ
- 種類:ミニ盛、並盛、大盛、特盛
- 国内の店舗数:約1,000
松屋は、牛丼だけではなく、定食メニューやお子様メニューも揃えています。
600円〜700円程度で食べられる定食メニューには野菜も付いているので、栄養バランスが良いんですよね。
牛丼の値段は、吉野家よりも90円安い290円。
このコストパフォーマンスは凄いと思います。
醤油の効いた出汁がご飯にあう
松屋の牛めしは、醤油が効いていました。
目の前に牛丼が現れた時点で、醤油が香るくらいのレベルですね。
とはいえ、出汁の味はあっさりしています。
具材の玉ねぎは柔らかくなるまで煮込まれており、手間をかけている感じが伝わってきました。
甘みのある玉ねぎと、程よい歯ごたえの牛肉のバランスもいい感じ。
思い切って大盛りか、特盛りを頼みたくなるシンプルな美味しさです。
その他のメニュー:一部を紹介
松屋は、丼ものはもちろんのこと、定食メニューやうどん、お子様メニューも充実していますよ。
- プレミアム牛めし
- ネギたっぷりプレミアム旨辛ネギたま牛めし
- オリジナルカレー
- カレギュウ(プレミアム牛肉使用)
- プレミアム牛とじ丼
- 牛とじ丼
- 親子丼
- 牛焼肉定食
- 豚バラ生姜焼定食
- きつねうどん
メニューが幅広いのは良いですよね。
和風牛丼(なか卯)
- 品名:和風牛丼
- 参考価格:350円(並)
- カロリー:715kcal(並)
- 具材:牛肉、糸こんにゃく、白ネギ
- 種類:ミニ、並、大盛
- 国内の店舗数:約460
次は、なか卯の牛丼です。
なか卯は牛丼も有名ですが、親子丼とか、お蕎麦も美味しいですよね。
牛丼は、すき焼きをぶっかけたような「和風牛丼」を提供しています。
白ネギの香りとシャキシャキ感がたまらない
なか卯の和風牛丼は、白ネギの存在感がすばらしいと思いました。
香り高い白ネギは、シャキシャキ感が残る程度に煮込まれています。
この感じは絶妙かも…。
出汁は醤油とみりんが効いていて、噛めば噛むほど甘みが広がる感じです。
あと、驚いたのは牛肉の柔らかさ。
まさに「口の中でとろける」ような食感でした。
意外にも、なか卯の和風牛丼は初めて食べましたが、これはアリですね。
その他のメニュー:一部を紹介
なか卯のメニューも、よりどりみどりです。
- 親子丼
- カツ丼
- 天然いくら丼
- 熟成リブロースステーキ重
- プレミアムビーフカレー
- 唐あげ南蛮定食
- かつとじ定食
- 鴨そば
- はいからうどん
- プレミアムカレーうどん
- お子様和風牛丼セット
- お子様カレーセット
なか卯は、券売機の前で悩んでいる人をよく見かけるくらい、メニューが豊富です。
牛丼(すき家)
- 品名:牛丼
- 参考価格:350円(並)
- カロリー:656kcal(並)
- 具材:牛肉、玉ねぎ
- 種類:ミニ、並盛、中盛、大盛、特盛、メガ
- 国内の店舗数:約2,000
次は、一気に人気チェーン店へとかけ上がった、ゼンショーグループのすき家です。
すき家って、実は吉野家の約2倍にあたる2,000店舗もあるんですね。
どうりでよく見かけるわけだ。
牛丼の値段は平均的なレベルですが、ミニ〜メガまで分量が細かく分かれています。
メガ盛(730円)になると、1杯で1,163kcalもあるようです。
意外にも王道の味!
実は、すき家の牛丼は1度しか食べたことがありませんでした。
今回あらためて味わってみると、意外にも王道の味なんですね。
吉野家と比較しても遜色ないくらい、出汁の甘みが効いています。
牛肉は吉野家よりもちょっと固めですが、そのぶん原産地にこだわっているのだとか。
ゼンショーグループの独自基準である「SFC」で品質を管理し、アメリカ、オーストラリア、カナダ、メキシコから牛肉を仕入れているようです。
安定感のある美味しさだと思います。
その他のメニュー:一部を紹介
すき家のメニューは、牛丼だけでも10種類以上をそろえるなど、バリエーションが豊かです。
- ねぎ玉牛丼
- キムチ牛丼
- とろ〜り3種のチーズ牛丼
- おろしポン酢豚丼
- 高菜明太マヨ豚丼
- ポークカレー
- 豚あいがけカレー
- おんたま牛あいがけカレー
- まぐろたたき丼
- 豚チゲ鍋定食
- おろしポン酢豚皿定食
- お子様牛丼すきすきセット
なかには奇抜なメニューもありますね。
これもお客さんを飽きさせないための工夫なのでしょう。
牛丼(くら寿司)
- 品名:牛丼
- 参考価格:399円(並)
- カロリー:725kcal(並)
- 具材:牛肉、玉ねぎ
- 種類:W温玉牛丼
- 国内の店舗数:約380
次は、有名な回転寿司チェーンのくら寿司にいってみましょう。
「なぜ、くら寿司で牛丼なの?」が気になると思いますが、実はサイドメニューとして抜群の人気を誇っているようです。
北大路欣也さんが出演するCMを見ても、牛丼にかなりの力を入れていることがわかります。
お値段はちょっと高めですが、めちゃくちゃおいしかったです。
濃い目のとろみダシと柔らかい牛肉の最強タッグ
くら寿司の牛丼は、ちょっとジャンルが違うように思います。
まず、見た目からも伝わってくる濃い目の味。
そしてトロトロの出汁でしっかりと煮込まれた牛肉の柔らかさ。
味は好き嫌いがあるかもしれませんが、インパクトは絶大です。
醤油の香りに食欲を刺激され、食べてみると玉ねぎの甘みが。
とろみのあるダシと柔らかい牛肉が一体化していて、不思議な食感でした。
これもなかなか美味しいなぁ〜。
その他のメニュー:一部を紹介
くら寿司はお寿司がメインなので、牛丼以外のサイドメニューをまとめてみますね。
- 胡麻香る担々麺
- 特撰海老マヨ
- すしやの天丼
- すしやのシャリカレーパン
- ふわとろ玉子シャリカレー(甘口)
- すしやのシャリカレーうどん(甘口)
- すしやの特上うな丼
- 7種の魚介濃厚味噌らーめん(関西)
- 讃岐風釜玉うどん
- ちく天ぶっかけうどん
- あさり入り赤だし
- たっぷり野菜のトルティーヤ
- 北海道みるくシューアイス
- 濃厚チョコバナナパフェ
アラカルト、丼もの、麺類、スイーツなど、いろんなメニューがあります。
これだけのメニューがあれば、家族連れの食事でも大満足できるでしょう。
おすすめの牛丼を選んでみた!
さて、これで牛丼の食べ比べは終了です。
最後に、独断と偏見でおすすめの牛丼を選んでみました。
- 王道の牛丼を食べたいなら:吉野家、すき家
- コストパフォーマンス重視なら:松屋
- 変わり種を食べたいなら:なか卯、くら寿司
吉野家とすき家の牛丼は、まさに王道の味と言えるでしょう。
そして、今回紹介した牛丼のなかで、唯一200円台だった松屋はコスパが抜群です。
また、ちょっと変わり種がほしいときは、なか卯とくら寿司を選べば間違いありません。
どれもおいしかったのですが、個人的なナンバーワンはやっぱり吉野家かな。
味が美味しいのはもちろんですが、いろんな思い出も詰まっていますからね!
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さいごに
こうして牛丼を食べ比べしてみると、意外な違いに気づきました。
ダシの濃さや牛肉の柔らかさが、ちょっとずつ違うんですよね。
その微妙な違いに各社の考え方が詰まっているような気がして、興味深かったです。
また食べに行きたいと思います。
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