「おにぎり丸」は、2017年2月12日より全国で発売開始した味の素冷凍食品の新製品。
お肉と野菜がとれる栄養バランスのよいおにぎりの具が1個分づつ丸く冷凍されており、あったかご飯でにぎるだけで、おいしくバリエーション豊富なおにぎりを手軽に作ることができます。
味は、カレー、ビビンバ、麻婆豆腐、餃子、角煮の5種類で、子どもも大人も大好きな人気のおかず。おにぎりに入れるなんて無理そうな具ばかりですが、これをおにぎりに入れられたら、ご飯が進むこと間違いなし!
2017年3月23日より櫻井翔さんを起用したTVコマーシャルも放送されているので、ご覧になったことがある方もいるかもしれませんね。
「おにぎり丸ってどんな味があるの?」「作り方は簡単なの?」「おいしいの?」と気になる方のために、今回はおにぎり丸5種類を実際に作って、食べ比べをしてみました!
目次
おにぎり丸とは?
手軽に作ることのできるおにぎりは、どこの家庭でも頻繁に登場するメニューですが、中に入れる具が限られるためマンネリになりがち。また、炭水化物メインで栄養バランスが偏ってしまうのが気になるという人もいるのではないでしょうか。
お子さんがスポーツ系のクラブや部活動に所属していると、昼食はおにぎりに限定されるケースも多いと思うのですが、いっぱい運動するわが子には栄養バランスのよいものを食べさせてあげたいけれど、なかなか……という親御さんも少なくないと思います。
味の素冷凍食品のおにぎり丸は、そんな悩みを持つ主婦(主夫)の方にぜひ試してほしい新商品。
カレー、ビビンバ、麻婆豆腐、餃子、角煮の5種類のおかず(具)が丸く冷凍されており、それをあったかご飯で握るだけで、自然に解凍されておいしいおにぎりが食べられるというものです。
櫻井翔さんがおにぎり丸を作っているTVCMはこちら。
1個分ずつがトップシール形態のトレイに入っているため、必要な分だけ使えるのも便利。「今日のおにぎりはギョーザとビビンバね。」なんてこともできちゃいます。
お肉と野菜が入っているので栄養バランスが良くなるうえ、従来はおにぎりの具にはしにくかった「とろっとした食感のおかず」を入れることができるので、食べる楽しみも広がります。
公式サイトには希望小売価格は明記されていませんでしたが、筆者が複数のスーパーマーケットでチェックしたところ、4個入り1パックがだいたい178円~198円(税別)で販売されていました。
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おにぎり丸の作り方 あったかご飯で握るだけ
では、早速おにぎり丸を使ったおにぎりの作り方を紹介します。
おにぎり丸は、4個分がくっついたトップシール形態のトレイに入っています。ヨーグルトの4連パックのような感じですね。
上の写真のように1個分づつミシン目で切り離すことができるので、「おにぎりを1個だけ作りたい」というときにも便利。残りの3つはふたのシールを開けずに冷凍庫にしまっておけます。
おにぎり丸(上写真はギョーザ)1個分を切り離し、ふたシールをはがしたところ。容器の形状からもわかると思いますが、おにぎりの具が半球状に凍って入っています。
ラップの上に温かいご飯100gほど(お茶碗に軽く1膳程度)を広げ、中央に凍ったままのおにぎり丸1個分をのせます。トレイの底を押せばカパッと出せるので、直接触らず衛生的、手も汚れません。
おにぎり丸をご飯で包み込むようにラップを丸め、
上に少しご飯をのせてフタをするようにします。
ラップを茶巾のようにねじって丸めれば、おにぎり丸の完成!
手も汚れませんし、三角おむすびを作るよりも簡単なので、子どもでも作れると思います。
この時点では中の具は凍っていますが、しばらく置いておくと、ごはんの粗熱で溶けてちょうどよい状態になります。(食べられるまでの時間は、室温20℃の場合約30分)
家で食べる場合は少し待つ必要がありますが、お弁当に持っていくのにはぴったりですね。
では、実際におにぎり丸5種類を作って食べ比べをしてみたので、1種類ずつ紹介をしていきます。
おにぎり丸 甘口ポークカレー
おにぎり丸 甘口ポークカレーは、豚肉とほうれん草・にんじん・玉ねぎの3種の野菜にチーズを加えた「甘口ポークカレー」を凍らせたおにぎりの具です。
お肉と3種の野菜が入って栄養バランスもよく、なんといってもカレーなのでご飯が進むこと請け合いです。
「カレーをおにぎりの具にするなんて無理に決まってるでしょ。」と思っていたけれど、おにぎり丸ならそれが可能。とろっとしたカレーが中に入っていて、ルーの浸みたご飯も美味しいです。
甘口カレーなので辛すぎず、子どもたちも「これおいしい!」と大喜びでした。
それにしても、こんなにとろっとした柔らかいカレーなのに、おにぎりが崩れないのは不思議。ぐちゃぐちゃにならずに最後まできれいに食べることができました。
おにぎり丸 甘口麻婆豆腐
おにぎり丸 麻婆豆腐は、豆腐と豚ひき肉とネギなどを味噌と花椒(ホアジャオ)の隠し味でコク深い甘口に仕上げた「麻婆豆腐」を凍らせたおにぎりの具です。
具はトロトロで、豆腐は細かくなってしまっているものの、マーボー丼を食べているような感覚。豚ひき肉+ネギ+味噌なんて、ご飯が進むに決まっています。あんの浸みたところがまた美味。
麻婆豆腐ですが甘口(市販の麻婆豆腐の素の甘口程度の辛さレベル)なので、お子さんでもおいしく食べられると思います。
おにぎり丸 おいしいギョーザ
おにぎり丸 おいしいギョーザは、ジューシーなギョーザの中具を酢醤油で味付けした「ギョーザ」を凍らせたおにぎりの具です。なお、餃子の皮はなく、中身のみ。
カレーや麻婆豆腐に比べるとトロミ感が少ないイメージのギョーザですが、ご覧の通り、とろっとしています。皮を取りのぞいた餃子のあん(中身)を酢醤油につけて、それをあったかご飯にのっけてかきこむようなイメージ。
形状はぜんぜん餃子っぽくないですが、味は確かに餃子で、子どもたちにも大好評でした。
おにぎり丸 野菜たっぷりビビンバ
おにぎり丸 野菜たっぷりビビンバは、ひき肉とほうれん草、にんじん、豆もやしの3種野菜をコチュジャンと風味豊かなごま油で味付した「ビビンバ」を凍らせたおにぎりの具です。
こちらもほかの味同様、とろりとした食感で、あんの浸みた周囲のご飯も美味。ほんと、どうしてこんなにトロトロなのに食べ進めても崩れないのか不思議です。
お肉、ほうれん草、にんじんと彩りもよく、栄養バランスが良いのも嬉しいですね。あまり辛くないので、辛いビビンバ好きな方にはもしかしたら物足りないかもしれませんが、お子さんでも食べやすい味付けだと思います。
おにぎり丸 小さな豚角煮
おにぎり丸 ちいさな豚角煮は、食べやすいサイズの豚肉とほうれん草を甘辛いあんでからめた「豚角煮」を凍らせたおにぎりの具です。
「角煮」というイメージでかじりつくと、お肉が小さめ&薄味なので、「あれ、ちょっと角煮っぽくない?」と思ってしまうかもしれません。
薄味と言ってもあんの味はしっかりしているのですが、甘辛い豚角煮の味わいとは違う気がします。角煮というともっとガツンと甘辛いイメージなのですが、これはちょっと高級な豚まん(肉まん)の具に近い感じがしました。
おにぎり丸5種類の中でいちばんお肉の噛み応えがあるので、肉好きな方によさそうです。
おにぎり丸5種類を比較、どの味がおいしい?
おにぎり丸5種類を子どもといっしょに食べ比べてみたところ、どの味も美味しかったのですが、子どもたちに一番人気だったのはギョーザ、続いて2位がカレーでした。
筆者はギョーザと麻婆豆腐が特においしいと思ったので、我が家での食べ比べの結果としては、ギョーザが1位となりました。おにぎり丸のギョーザはリピート決定です♪
(ビビンバは多分わが家で普段食べ慣れない味なのであまり親しみがなかったこと、豚角煮は角煮のイメージと違ったので、選ばれなかった模様。もちろん、好みによると思います。)
実際におにぎり丸を食べた感想としては、普通のおにぎりに比べて味がついていないご飯部分が少ないためか、最後までおいしく飽きずに食べることができました。子どもたちもいつも以上にぱくぱくと食べてくれ、「今度の試合の日のおにぎりはこれにしてね!」とリクエストされたほど。
食の細いお子さんも、おにぎり丸ならご飯が進むかもしれませんよ!?
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おにぎり丸はこんなシーンに便利
おにぎり丸は、「がんばる人のチカラになるごはん」がコンセプト。
味の素株式会社が開発した、世界で勝つためのスポーツ栄養ブログラム「勝ち飯(R)」の管理栄養士も推奨している栄養バランスのよい商品なので、スポーツをしているお子さんや働き盛りのパパ・ママのお弁当にもぴったりです。
「部活動やスポーツチームの練習の日のお弁当はおにぎりだけ」という指定があっても、おにぎり丸なら安心して持たせられますね。朝早い出発でも、パパッと作れるので便利。
また、中学生・高校生になると、部活から帰ってきてそのまま塾へ行くお子さんや、夕食を食べてから塾へ行くけれど夜遅くに帰宅してから空腹を訴えるお子さんもいると思うのですが、そんなシーンにも、菓子パンやスナック菓子よりも、おにぎり丸を用意しておくと良さそうです。
お子さんが小さいご家庭なら、こんなふうに海苔やハムでデコレーションしてあげても喜ばれそうですね。ホームパーティーやバーベキューなど大勢で食事をするシーンで、デコレーションしたおにぎり丸を大皿に盛って出せば、きっと盛り上がることでしょう。
ただし、食べやすさの観点からいうと、ラップに包んだまま食べるほうが手もベタベタせず、食べやすいです。ぐるっと海苔を巻いて「ばくだんおにぎり」にするのも持ちやすいかもしれません。
なお、運動会や遠足におにぎり丸を持っていく場合は、気温の高い時期であれば、保冷剤を入れて保冷バッグで持たせるのが安心。
「いつもおにぎりの具が同じでマンネリ気味……。」という方、ぜひ一度おにぎり丸を試してみてくださいね。おにぎり丸は全国のスーパーマーケット冷凍食品コーナーにて購入できます。
(一部取り扱いのない店舗もあります。)
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