食材の水分を取る時や、油を濾す時などに使う使い捨ての紙、みなさんはアレを何と呼んでいますか?
キッチンペーパー?キッチンタオル?それともペーパータオル?
今まで疑いもなくキッチンペーパーだと思っていたのですが、お料理番組では、ペーパータオルと呼ばれていたし、家のキッチンペーパーを調べたら商品名は何とキッチンタオルでした。
なんてこった。実に紛らわしい…
同じだと思っていたけど、もしかしてキッチンタオル、キッチンペーパー、ペーパータオルは違うものなのでしょうか?
目次
- 1 キッチンタオル10種類のおすすめ比較
- 2 エリエール 超吸収キッチンタオル
- 3 エリエール 超吸収キッチンタオルDekiruco(デキルコ)!
- 4 エリエール 超吸収キッチンタオルボックス
- 5 エリエール 超吸収キッチンタオル(無漂白)
- 6 エリエール peachpuffyキッチンタオル
- 7 ネピア 激吸収キッチンタオル100
- 8 ネピア キッチンタオル1.6倍巻
- 9 ネピア キッチンタオルボックス
- 10 スコッティファイン 3倍巻キッチンタオル
- 11 エルモア 強力吸収キッチンタオル2倍巻
- 12 キッチンタオルのエンボス模様を比較
- 13 おすすめのキッチンタオルは?
- 14 キッチンタオルにはこんな使い方もある!
- 15 おわりに
キッチンタオル10種類のおすすめ比較
そこで今回は、ドラッグストアで買えるキッチンタオルと書かれた商品を集め、それぞれどんなものなのか比較してみることにしました。
そのために集めたものが10種類。
どのキッチンタオルがおすすめなのか、しっかり比べていきたいと思います。
ちなみに売り場では、キッチンペーパーよりキッチンタオルと書かれた商品の方が圧倒的に多かったです。
それでは、さっそくいってみましょう。
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エリエール 超吸収キッチンタオル
- ブランド:エリエール
- 商品名:超吸収キッチンタオル4R(50カット)
- 価格:160円(1枚当たり:0.8円)
- 1枚の大きさ:21.5×22.5
- 厚さ:★★
- やわらかさ:★★★
- 破れにくさ:★★★
- おすすめ度:★★★
シートの間に空気層をつくるティップトゥティップ製法とエンボス加工で、高い吸収力を実現しているそうです。
触った感じはややごわつきますが、これといった欠点は見つかりません。
1枚当たり0.8円でコスパも良いですね。電子レンジにも使えます。
エリエール 超吸収キッチンタオルDekiruco(デキルコ)!
- ブランド:エリエール
- 商品名:超吸収キッチンタオルDekiruco(デキルコ)! 2R(50カット)
- 価格:248円(1枚当たり:2.5円)
- 1枚の大きさ:22×22.5
- 厚さ:★★★★★
- やわらかさ:★★★
- 破れにくさ:★★★★★
- おすすめ度:★★★★
厚手でプリント柄付きの高級タイプのキッチンタオルです。
上記の通常タイプと比べて濡れた時の強度が約2倍だそうです。
プリントがあると、確かに食卓に出したときの見栄えが違います。
が、1枚当たりの値段は、通常の物に比べ3倍。
安いのを3枚使うか高級品を1枚か、そこをどう考えるかですね。
エリエール 超吸収キッチンタオルボックス
- ブランド:エリエール
- 商品名:超吸収キッチンタオルボックス75W3P
- 価格:205円(1枚当たり:0.9円)
- 1枚の大きさ:20×22.5
- 厚さ:★
- やわらかさ:★★
- 破れにくさ:★★
- おすすめ度:★★
ボックスタイプは片手でサッと取り出せるのが魅力です。
ロールタイプは手が濡れていたり、片手が塞がっているとすぐに取れなくてもどかしく感じる事がありますが、ボックスタイプはその点が優秀です。
ただ、1枚当たりの大きさが若干小さいのと、ロールタイプに比べて紙が薄いのが難点かもしれません。
エリエール 超吸収キッチンタオル(無漂白)
- ブランド:エリエール
- 商品名:超吸収キッチンタオル(無漂白)2R(50カット)
- 価格:133円(1枚当たり:1.3円)
- 1枚の大きさ:21.5×22.5
- 厚さ:★★
- やわらかさ:★★
- 破れにくさ:★★★
- おすすめ度:★★★
食品に直接使うのでなるべくナチュラルなものを、と考える人たちから支持を受けているのがこちらの無漂白タイプのキッチンタオルです。
キッチンタオル=白というイメージがありますが、慣れるとこの色も気になりません。
汚れが目立たないので、使用済みのペーパーが汚らしく見えないのも良いです。
触った感じは、白いタイプよりわずかに厚手に感じました。
ただ、無漂白でひと手間省けているはずなのに、こちらの方が通常タイプより割高なのが残念と言えば残念です。
エリエール peachpuffyキッチンタオル
- ブランド:エリエール
- 商品名:peachpuffyキッチンタオル4R
- 価格:171円(1枚当たり:0.9円)
- 1枚の大きさ:21.5×22.5
- 厚さ:★★
- やわらかさ:★★
- 破れにくさ:★★
- おすすめ度:★★
見た目も触った感じも「エリエール超吸収キッチンタオル」と同じに見えます。
パッケージが違うだけで中身は同じじゃないかなあ…と疑ってみたりして。外袋の印刷代がこちらの方が安いのかな。
でも実売価格はこちらの方が高かったです。なぜだろう…?
ネピア 激吸収キッチンタオル100
- ブランド:ネピア
- 商品名:激吸収キッチンタオル100 4R
- 価格:338円(1枚当たり:約0.8円)
- 1枚の大きさ:21.5×22.5
- 厚さ:★★
- やわらかさ:★★★★
- 破れにくさ:★★★
- おすすめ度:★★★★
通常の2倍の長さのキッチンタオルです。
4巻き分に8巻き分入っているということで、持つとずっしりした重さを感じます。
保管スペースは同じなので、保管が省スペースで済みます。
交換回数が少なくて済むのもありがたいですね。
紙質はしなやかで柔らかく感じます。ペーパーがキレイに切れやすいのも好印象です。
1枚当たり約0.8円と、コスパが高いです。
ネピア キッチンタオル1.6倍巻
- ブランド:ネピア
- 商品名:キッチンタオル1.6倍巻4個組
- 価格:214円(1枚当たり:0.7円)
- 1枚の大きさ:22×22.5
- 厚さ:★★
- やわらかさ:★★★
- 破れにくさ:★★★
- おすすめ度:★★★★
見た目は上記の製品と全く同じなのですが、紙の触感はやや硬めに感じました。
上記のキッチンタオルが2倍巻、こちらは1.6倍巻で、1枚当たりの値段はこちらの方が更に安いです。
惜しげなく使えるのが良いですね。
ネピア キッチンタオルボックス
- ブランド:ネピア
- 商品名:キッチンタオルボックス160枚3個組
- 価格:246円(1枚当たり:0.5円)
- 1枚の大きさ:18.5×23.5
- 厚さ:★★
- やわらかさ:★★★
- 破れやすさ:★★★★
- おすすめ度:★★★
片手で取り出しやすいボックスタイプです。
ネピア製品は全体的にコスパが高いですが、こちらもペーパー1枚当たり0.5円と今回比較した中で最安です。
1枚の大きさは小さいのですが、ひと箱に160枚も入っているので沢山使えばいいかも。
紙質は薄く硬めですが、クロスキルトエンボスで見た目はふんわりした印象です。吸水性が劣るわけではありません。
スコッティファイン 3倍巻キッチンタオル
- ブランド:スコッティ
- 商品名:スコッティファイン 3倍巻キッチンタオル4R
- 価格:430円(1枚当たり:0.95円)
- 1枚の大きさ:22×20
- 厚さ:★★★
- やわらかさ:★★★
- 破れにくさ:★★★
- おすすめ度:★★
1ロールの長さがなんと3倍、150カットという長巻きタイプです。
コンパクトなので、収納スペースが少なくて済みます。持ち上げるとずっしりとかなり重たいです。
1枚の半分のところにもミシン目が入っているため、使用目的に合わせて長さが細かく調節できるようになっています。
他の製品に比べ、1枚当たりの値段が微妙に高いので特売の時に買いたいです。
エルモア 強力吸収キッチンタオル2倍巻
- ブランド:エルモア
- 商品名:強力吸収キッチンタオル2倍巻4R
- 価格:289円(1枚当たり:0.7円)
- 1枚の大きさ:21.5×22.5
- 厚さ:★★
- やわらかさ:★★★★
- 破れにくさ:★★★
- おすすめ度:★★★★★
両面ダブルエンボス加工の2枚重ね×100カットです。
今回比較した中で、紙質が一番柔らかかったのがこちら。
しっとりしなやかでふんわりと柔らかく、ティッシュペーパーに似た触感です。
エンボスの模様も何気に美しいです。
コスパも高く、個人的に今回一番気に入りました。
キッチンタオルのエンボス模様を比較
キッチンタオルにつきもののエンボス模様、よく見ると意外にきれいだったりするんです。
せっかくなので、ここでお見せしますね。
ブランドによって模様が違うので、これを覚えれば一目でどこのブランドを使っているかわかるはず。
知っていて得するわけではありませんが、ひそかに楽しめます(笑)
エリエール
細かい格子模様の中に四角い点が規則的に並んでいます。
エリエール(ボックス)
boxタイプには格子模様が入っていません。
ネピア
大き目の亀甲模様のなかに三角の点が入っています。
ネピア(ボックス)
他の物よりソフトなエンボス加工で、ダイヤ柄が入っています。
スコッティ
エリエールと同じような模様ですが格子の間隔がかなり大きいです。
エルモア
この形は何と表現したらいいのか…、丸い点を波紋?葉?のように並べてあります。
おすすめのキッチンタオルは?
10種類のキッチンタオルを使ってみましたが、結局のところ自分がキッチンペーパーと呼んでいたものと全く同じでした。
商品名は圧倒的にキッチンタオルが多かったので、最近はキッチンタオルという呼び方が一般的なのかもしれませんね。
また、一部の厚手の商品以外は、使い心地に大きな差があるわけでもありませんでした。
水の吸収力に違いが出るかとテストもしてみたのですが、そちらもほとんど違いはありませんでした。
キッチンタオルは通常の50カットの物より、○倍巻の商品の方が1枚当たりの単価は安く保管場所も取らないので、買うなら長巻タイプをおすすめします。
この中でおすすめをあえて選ぶなら、エルモア強力吸収キッチンタオル2倍巻とネピア激吸収キッチンタオル100でしょうか。
性能を重視するなら、ちょっとお値段は高くなりますが、エリエール超吸収キッチンタオルDekiruco(デキルコ)もおすすめです。
キッチンタオルにはこんな使い方もある!
さて、今回キッチンタオルを比較するにあたり、使用方法についても色々調べてみました。
すると、今まで試したことのない使い方もたくさん見つけることができましたので、そのうちのいくつかをご紹介します。
落とし蓋
キッチンペーパーを使うと、味を染み込ませつつ同時にアクも取ることができます。
使い捨てなので、洗い物が減るという利点もあります。
まな板代わり
ニンニク、ショウガなど、何かをちょっとだけ切りたい時キッチンタオルの上で直接刻めば、まな板を汚さずに済み、洗う手間が省けます。
また、ペーパーごと持ち上げて移動できるので、細かい破片をこぼさずにすみます。
根菜洗い
サツマイモやジャガイモなど、泥付きの野菜を洗う時キッチンタオルを使うと皮を破くことなく、細かいところまできれいに洗えます。
特に小さいものを洗う時は、ブラシやスポンジより小回りがきいて洗いやすいです。
ブラシやタワシを洗わずに済みます。
チーズ・バターを切る
包丁の刃をキッチンタオルで包み、そのまま切ります。
包丁の刃がベタベタにならずにチーズやバターが切れました。
換気扇の掃除
洗剤の上にキッチンペーパーを乗せ、しばらく放置します。
汚れが浮いてきたら、そのままペーパーでこすり取り、洗い流します。
汚れがひどい時はもう一度繰り返します。
ブラシやスポンジがベタベタにならずに済みます。
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おわりに
いかがでしたでしょうか?
今まで油を濾したり、魚の下処理、水切りぐらいしか使っていなかったキッチンタオルですが、調べてみると予想以上に使用範囲が広くて驚きました。
これだけ使えてほとんどの商品が1枚1円以下。1日に10枚使っても10円です。
たった10円で様々な面倒から解放されるなら、キッチンタオルを使う価値は十分ありますよね?
破れにくいキッチンタオルは、掃除でも大活躍。水回りの掃除やペットのトイレ、ケージの掃除にもぴったりです。
雑巾を使っていた所をキッチンタオルに代えれば雑巾を洗う手間も省けます。
みなさんも、キッチンタオルで家事の省力化を目指してみてはいかがでしょうか。
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