今や星の数ほど種類のあるレトルトカレー。
その中で一番売れている商品はどれか、皆さんご存知でしょうか?
集計方法によって違いはありますが、消費者購買情報を統計化した「ウレコン」によると、一番はハウス咖喱屋カレー(シリーズ)のようです。
カリー屋カレーの特徴は、オリジナルブレンドのスパイス29種類の複雑な香りと、野菜やブイヨンをじっくり煮込んだ深みのある味。
今回は、amazonでハウスの咖喱屋カレーを全種類セットにした「amazon限定コンプリートセット」を見つけたので、それを食べ比べてみようと思います。
目次
咖喱屋カレー <甘口>
- 商品名:咖喱屋カレー <甘口>
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):154kcal
- 辛味レベル(メーカー記載):★★☆☆☆(2点)
- 主観的辛さ:★☆☆☆☆(1点)
給食のカレーのような、なつかしく優しい味がします。
子どもから大人まで皆に好まれる、ザ・日本のカレーといった味わい。
思ったより具がいっぱい入っていました。特に1.5㎝角のジャガイモと人参がゴロゴロ入ってます。
反面、肉はほとんど入っていませんでした。
スパイスの香りはほんのり感じますが、辛みはありません。
辛いカレーも良いですが、時々このような甘口のカレーを食べるとホッとしますね。
甘いカレーもいいなあ、と思わせてくれます。
おすすめ度:★★★★★(5点)
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喱屋カレー <中辛>
- 商品名:咖喱屋カレー <中辛>
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):154kcal
- 辛味レベル(メーカー記載):★★★☆☆(3点)
- 主観的辛さ:★★☆☆☆(2点)
同じく29種類のスパイス、野菜・ブイヨンをじっくり煮込んだビーフカレーです。
中辛という事で、ある程度の辛さを想像していましたが、食べてみても特に辛いという感覚はありませんでした。(個人的に辛さには強いせいかもしれませんが…)
食べた終わった後、口の中の辛さをあえて探せば喉の奥がピリッとするかな?程度です。
いかにも日本のカレーといった感じの味です。
ベースにトマトが使われているせいか、若干の酸味も感じました。
レトルトにしては、油っぽさがなくさっぱりしているのはそのせいかも。
こちらもジャガイモがたっぷり入っていました。肉は少ないです。
個人的には甘口寄りの中辛だと思います。
おすすめ度:★★★☆☆(3点)
咖喱屋カレー <辛口>
- 商品名:咖喱屋カレー <辛口>
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):146kcal
- 辛味レベル(メーカー記載):★★★★☆(4点)
- 主観的辛さ:★★★☆☆(3点)
同じビーフカレーの辛口です。
辛口ともなると、一口目から喉の奥にピリピリ感を感じます。
カレーを食べているぞ、という実感がありますね。
個人的には、このあたりが中辛の部類かも。
見た目も、これまでのものより濃い色になっています。
辛さの中にちゃんと旨味とコクがありました。
ジャガイモも沢山入っています。
レンジ対応パウチのせいか、レトルトカレー特有のレトルト臭をほとんど感じません。
辛さがぼやけていない分、中辛と辛口ではこちらの方が好みでした。
おすすめ度:★★★★☆(4点)
咖喱屋カレー <大辛>
- 商品名:咖喱屋カレー <大辛>
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):139kcal
- 辛味レベル(メーカー記載):★★★★★(5点)
さすが大辛、色が濃く、見るからに辛そうに見えます。
スパイスの香り自体は、大辛でも特に強いわけではないようです。
ただ、辛さのレベルは急に上がり、今までと同じような感覚で食べたらむせました。
口の中と喉にヒリヒリとした刺激があります。
の量は今までのカレーと同じぐらいでしょうか。
大辛だけあって辛いですが、旨味もあり、程よいとろみ感で美味しいです。
おすすめ度:★★★★☆(4点)
咖喱屋ポークカレー <中辛>
- 商品名:咖喱屋ポークカレー <中辛>
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):148kcal
- 辛味レベル(メーカー記載):★★★☆☆(3点)
- 主観的辛さ:★★☆☆☆(2点)
上記4種は全てビーフカレーでしたが、こちらはポークカレーです。
ルーの色は、明るめの茶色です。
29種類のスパイスをブレンドしている点は他のものと同じです。
そういえば、レトルトでポークカレーってあまり見かけないですよね。
牛肉が嫌いとか食べられない人には貴重かもしれません。
表記は中辛ですが、それよりは甘口に感じます。スパイシーさもあまりありません。
マイルドなカレーです。
具の量は全体的に少な目でした。
おすすめ度:★★★☆☆(3点)
咖喱屋チキンカレー <中辛>
- 商品名:咖喱屋チキンカレー <中辛>
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):149kcal
- 辛味レベル(メーカー記載):★★★☆☆(3点)
- 主観的辛さ:★★★☆☆(3点)
こちらはカレーの肉がチキンです。
ルーの色は薄めで、今回比べた中では一番黄色っぽく見えます。
特に記載はありませんが、他のと同じようにレンチンしたところ、このチキンカレーだけスパイスの香りが部屋中に広がりました。
カルダモンのさわやかな香りがひと際感じられ、レトルトらしからぬ本格的なスパイスの香りで驚きました。
表記は中辛。
スパイスの香りが全体的に強めで本格的ですが、辛さは普通です。
具材の量は他と商品と同様、ジャガイモ多めです。
スパイシーさと旨、コクがあり一番本格的でした。
おすすめ度:★★★★★(5点)
ハウス 咖喱屋コクデミカレー <中辛>
- 商品名:ハウス 咖喱屋コクデミカレー <中辛>
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):153kcal
- 辛味レベル(メーカー記載):★★★☆☆(3点)
- 主観的辛さ:★★★☆☆(3点)
オリジナルブレンドのスパイス29種類の香りとデミグラスソースが混じり合い、奥深い味のビーフカレーです。
見た目も深いデミグラ色。デミグラスソースのコクと深みある味で、カレーというよりビーフシチューを食べているような気になります。
しばらく食べていると辛みを感じ、あ、そういえばカレーだったと思い出す感じ。
ルーは濃厚でモッタリしています。
具はジャガイモと人参がメインで、肉はほとんど入っていません。
おすすめ度:★★★★★(5点)
咖喱屋キーマカレー<中辛>
- 商品名:咖喱屋キーマカレー<中辛>
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):144kcal
- 辛味レベル(メーカー記載):★★★☆☆(3点)
29種類のスパイスときざみしょうがで仕上げたキーマカレーだそうです。
色は薄めの茶色で、具材は見たところひき肉以外は入ってなそうです。
ルーの濃度は、若干ゆるめに感じました。
食べるとカルダモンと生姜の風味が効いています。
カレー屋カレーの定番品たちと比べると、若干スパイシーさがあります。
スパイスの香りの割には、辛さは控えめ。
生姜の風味が強く口に残るので、好みは分かれるかも。
ここまでスパイシーなら、もう少し辛くてパンチのある味でも良さそう。
ちょっと中途半端かなと思いました。
おすすめ度:主観的辛さ:★★★☆☆(3点)
咖喱屋キーマカレー<辛口>
- 商品名:咖喱屋キーマカレー<辛口>
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):161kcal
- 辛味レベル(メーカー記載):★★★★☆(4点)
- 主観的辛さ:★★★☆☆(3点)
ルーの色が黒く、辛そうです。
香りを嗅ぐと、スパイスの複雑な香りがし、鼻の奥に刺激を感じました。
黒さの理由は、スパイスもありますが、黒ごまが使われているせいかも。
思った以上に黒ごまの味を感じます。
ゴマがカレーにコクを加え深い味わいに。
すごく辛いわけではありませんが、スパイシーな異国の香りがします。
具材は、ひき肉の他にコリッとした食感のものが。
何だろう?と見てみると、これがなんとタケノコ!
カレーにタケノコ、不思議な組み合わせですが食感のアクセントになって、これはアリかも。
おすすめ度:★★★★☆(4点)
咖喱屋トマトチリカレー
- 商品名:咖喱屋トマトチリカレー
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):121kcal
- 辛味レベル(メーカー記載):★★★☆☆(3点)
- 主観的辛さ:★★★☆☆(3点)
トマトとガーリックに、 クミン・オレガノなどをミックスしたビーフカレーだそうです。
見た目はトマトのスープのようなオレンジ色で、カレーっぽくないですね。
ルーはサラっとしていてガーリックがかなり効いています。
ヒリヒリした辛味もありますが、この辛さの元はチリパウダーのようです。
酸味と辛味のあるスープは、カレーというよりエスニック風な味わいです。
ご飯と合わせて食べるより、スープとして飲む方が合っているような…。
カレーの香りがするエスニックなトマトスープです。
普段と違ったものが食べたい時に試してみるのが良いかも。
おすすめ度:★★★☆☆(3点)
咖喱屋ハヤシ
- 商品名:咖喱屋ハヤシ
- 内容量:180g
- カロリー(一袋あたり):156kcal
こちらはカレーではなく、純粋にハヤシライスです。
トマトベースの甘くコクのある懐かしい味です。
トマトの酸味も強すぎず、良く煮込んだ玉ねぎの甘さと旨味を感じます。
子供から大人まで万人受けしそうな優しい味。
洋食屋まではいかない食堂のハヤシライスといった感じでしょうか。
具はトロトロの玉ねぎと時々細かい肉らしき欠片があります。
カレーも良いですが、ハヤシも美味しいですね。
ハヤシは別の料理にソースとして使っても良さそうです。かなりおすすめです。
おすすめ度:★★★★★(5点)
咖喱屋カレーおすすめランキング
さて、全種類食べ比べた後は、お馴染みの個人的おすすめランキングの発表です。
第5位:咖喱屋ハヤシ
カレーではないのですが、食べてみたらこれ美味しいんですよ。
第4位:咖喱屋カレー <大辛>
辛いカレーが好きだけど、本場より日本のカレー!という人におすすめです。
第3位:咖喱屋カレー <甘口>
給食で食べた懐かしいカレーの味がします。時々食べたくなる定番の味です。
第2位:ハウス 咖喱屋コクデミカレー <中辛>
デミグラスソースの深い味わいでワンランク上のカレーが楽しめます。
第1位:咖喱屋チキンカレー <中辛>
カルダモン香る本格派のカレー。安いレトルトカレーでも十分美味しいです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハウスの咖喱屋カレーはレンジ調理対応パウチなので、箱ごとレンチンOKというお手軽さも魅力です。
もちろんお湯で温めることもできるので、非常用のローリングストックとして買い置きしても良いですね。
今回試したAmazon.co.jp 限定のセットなら、手っ取り早く全種類の食べ比べが可能です。
興味のある方は、この機会に味見してみてはいかがでしょうか。
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