幻のチーズとも呼ばれているブラータチーズは、ここ数年で日本でも大人気になりました!
ブラッターチーズはもともとヨーロッパで親しまれていたチーズです。
冷凍技術の進歩や販売場所が増えたことで手軽に手に入るようになりました。
ブラータチーズはクセが少なくサラダやパスタとの相性抜群です。
塩やジャムだけでも食べれるほど食べやすいチーズです。
今回はスーパー、百貨店、ドンキホーテでも手に入るブラータチーズ全6種類を食べ比べます。
ブラータチーズの味、珍しいチーズの味を知りたい方、料理やおつまみのレパートリーを増やしたい方はぜひ、参考にしてください!
目次
ブラータの全6種類の味、クリーミーさ、甘み、とろっと具合、おすすめ度などを比較
2021年4月現在、百貨店、スーパー、ドンキホーテで販売しているブラータチーズは全6種類を集めました。
今回、飲み比べるブラータチーズはこちらの6種類です。
- 冷凍ブラータ(カルディ)
- 北海道十勝花畑牧場ブラータ~生モッツアレラ~
- ブラータジョエッラ
- 冷凍ブラータジョエッラ
- トップバリューセレクトモッツアレラチーズブラータ
- ブラータ(イタリア産イオン購入)
ブラータチーズは、チーズ専門店のオンラインショップでも販売しています。
ですが、今回は身近で購入しやすい場所に範囲を絞ってブラータチーズを集めました。
それでは、さっそくブラータチーズのおすすめ度、味、価格、中身のとろっと具合などを比較します!
価格は全て税込み表示です。
冷凍ブラータ(カルディ)
・おすすめ度:★★★☆☆(3点)
・価格:498円
・内容量:125g
・クリーミーさ:★★★☆☆(3点)
・酸味:★★☆☆☆(2点)
・甘さ:★☆☆☆☆(1点)
・カロリー:233kcal(100gあたり)
・賞味期限の長さ:冷凍で約4か月、解凍後2日~3日、
・とろっと具合:★★★★★(5点)
・おすすめの食べ合わせ:生ハム
外側のモッツアレラチーズ部分が、ものすごくモチモチしています。
外側のモッツアレラチーズのモチモチと中のモッツアレラチーズ&生クリームのとろっと具合の相性抜群!
モッツアレラチーズは厚みがありますが、さっぱりしています。
あと味が軽いので、どんどん食べ進められます。
クセがなくさっぱり感が強いので、味の濃い料理ともしっかりと合わせられるでしょう。
モッツアレラチーズのモチモチが好きな方、モッツアレラチーズが好きな方におすすめのブラッターチーズです。
北海道十勝花畑牧場ブラータ~生モッツアレラ~
・おすすめ度:★★☆☆☆(2点)
・価格:354円
・内容量:70g
・クリーミーさ:★★☆☆☆(2点)
・酸味:★☆☆☆☆(1点)
・甘さ:★☆☆☆☆(1点)
・カロリー:209kcal(70gあたり)
・賞味期限の長さ:約14日間
・とろっと具合:★★★★☆(4点)
・おすすめの食べ合わせ:パスタ
味がかなり薄めのブラッターチーズという印象を受けます。
味は薄めですが、食感がしっかりとしていて中身のとろっと感も強めです。
さっぱりとした味ではありません。
さっぱりではなく、薄味です。
薄味の中には、ほのかにクリーミーさがありました。
食感を楽しむためのブラッターチーズともいえるでしょう。
味が薄いのでパスタにのせて食べると、パスタの味を損なわずブラッターチーズも味わえるでしょう。
354円というぶっちぎりの安さも魅力の1つです。
ドンキホーテやイオンで販売している点も他に圧倒的な差をつけて「手軽に楽しめるブラータチーズ」といえる理由でしょう。
スーパーやドンキホーテで販売している姿をよく目にします。
全6種類の中で最も販売が安定しているブラッターチーズともいえます。
ブラータジョエッラ
・おすすめ度:★★★★★(5点)
・価格:1404円
・内容量:100g
・クリーミーさ:★★★★☆(4点)
・酸味:★☆☆☆☆(1点)
・甘さ:★★★☆☆(3点)
・カロリー:259kcal(100gあたり)
・賞味期限の長さ:約7日間
・とろっと具合:★★★☆☆(3点)
・おすすめの食べ合わせ:オリーブオイルのみ
中身のモッツアレラチーズと生クリームのとろとろ感が程よくてとても美味しいです。
外側のモッツアレラチーズの厚さが、全6種類のブラッターチーズの中間です。
ブラッターチーズ自体に味があるので、素材の味わいを感じられるオリーブオイルをかけて食べると良いでしょう。
さっぱりさとクリーミーな濃厚さの両方を楽しめるバランスの良いブラッターチーズです。
オリーブオイルのみでも合いますが、味のバランスの良いブラッターチーズのためジャム、フルーツ、塩、パスタと何にでも合います。
冷凍ブラータジョエッラ
・おすすめ度:★★★★☆(4点)
・価格:1026円
・内容量:125g
・クリーミーさ:★★☆☆☆(2点)
・酸味:★☆☆☆☆(1点)
・甘さ:★★☆☆☆(2点)
・カロリー:207kcal(100gあたり)
・賞味期限の長さ:冷凍で約4か月、解凍後2日~3日
・とろっと具合:★★★★★(5点)
・おすすめの食べ合わせ:岩塩
外側のモッツアレラチーズ部分に厚みはありますが、モチモチ具合がそこまで強くありません。
かなりさっぱりした味なため、味の濃い生ハム等と合います。
塩っけの強い生ハムが良いでしょう。
岩塩を付けて食べてもブラッターチーズの旨味を引き出してくれます。
あと味に少しだけ甘みがありますが、総合的にはサラッとした味わいです。
モッツアレラチーズと生クリームはかなりとろっとしており、全6種類の中で最もとろとろ感がありました。
トップバリューセレクトモッツアレラチーズブラータ
・おすすめ度:★★★☆☆(3点)
・価格:408円
・内容量:70g
・クリーミーさ:★★★☆☆(3点)
・酸味:★☆☆☆☆(1点)
・甘さ:★☆☆☆☆(1点)
・カロリー:205kcal(70gあたり)
・賞味期限の長さ:約7日間
・とろっと具合:★★☆☆☆(2点)
・おすすめの食べ合わせ:ジャム(ブルーベリー、マーマレード)
とろっと中身が溢れ出す具合はそこまでありませんが、さっぱりとして美味しいです。
味が強くないためジャム等のしっかりとした味との食べ合わせがおすすめです。
400円ちょっとの安さで、本格的なブラータを手軽に購入できるところは嬉しいポイント。
人気のため、イオンの店頭では数個ずつまとめ買いしてる方も多く見ました。
ただ、毎日販売しているわけではなく、販売時期が未確定なため必ず購入できるわけではありません。
ブラータ(イタリア産イオン購入)
・おすすめ度:★★★★☆(4点)
・価格:1058円
・内容量:125g
・クリーミーさ:★★★★★(5点)
・酸味:★☆☆☆☆(1点)
・甘さ:★★★☆☆(3点)
・カロリー:301kcal(125gあたり)
・賞味期限の長さ:約7日間
・とろっと具合:★★★☆☆(3点)
・おすすめの食べ合わせ:フルーツ
外側のモッツアレラチーズが薄めのため、中のとろっとしたモッツアレラチーズと生クリームが濃厚に感じます。
ブラータチーズの中身のとろっと感を最大限に楽しみたい方には全6種類の中で最もおすすめなブラータチーズです。
中身のモッツアレラチーズと生クリームのボリュームもかなり多いです。
クリーミー感が強いためフレッシュなフルーツとよく合うでしょう。
やや甘さもあるブラータチーズです。
ボリュームがあるため2人で食べても満足する大きさです。
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ブラータおすすめランキングベスト3
チーズ専門レストランにも通うほどチーズ好きな私が、今回食べ比べたブラータチーズ全6種類をランキング化しました!
ブラータチーズは見た目こそ全て似ていますが、それぞれしっかりと個性があります。
ブラータチーズをランキング化する際には味だけではなく、価格や購入のしやすさ、比較的に売り切れにくいブラータチーズであるか等を総合的に考えました。
私が今回、食べ比べたブラータチーズで私が最もおすすめしたいベスト3はこちら!
第3位:冷凍ブラータジョエッラ
冷凍ブラータのため約4か月も保管ができ、大量に購入しやすいです。
ジョエッラの冷凍ブラータは、さっぱりとしていながらもクリーミーさと甘さをほのかに感じられました。
中のとろとろ加減も最高で、何個も買いたくなるでしょう。
第2位:ブラータ(イタリア産イオン購入)
イオンで購入できるため、手に入りやすい点もポイントが高いです。
ブラータチーズの醍醐味であるとろとろ感を楽しめるチーズです。
1,000円を超えますが、ボリュームがあるため1箱で2人前といっても過言ではないでしょう。
半分に切り分けて別々の食べ方をしても、満足できる大きさでした。
第1位:ブラータジョエッラ
全6種類の中で第1位に輝いたのはジョエッラのブラータです!
1,400円という高額ながらも、1位に輝いた理由は断トツの美味しさ!
冷凍のジョエッラののブラータよりも、さらにクリーミーで濃厚さが楽しめました。
百貨店ではよく販売されているブラッターチーズのため、比較的購入もしやすいでしょう。
ブラータの特徴
ブラータチーズはイタリア南部のプーリア州が原産国のフレッシュタイプのナチュラルチーズです。
モッツアレラチーズを薄く伸ばして袋状にした中に、さらに細かく千切ったモッツアレラチーズと生クリームを入れて包んだものがブラータチーズです。
ブラータチーズの中身である細かく千切ったモッツアレラチーズと生クリームは「ストラッチャテッラ」と呼ばれます。
ブラッターチーズやブラータチーズと表記されますが、どちらも同じ今回食べ比べたチーズのこと。
「ブラータ」はイタリア語で「バターのような」という意味を持ちます。
言葉通りにモッツアレラチーズよりもクリーミーさが強く濃厚な味わいを楽しめるチーズです。
もともとは余ったモッツアレラチーズをうまく再利用しようと地元の方が考え出したチーズでした。
2022年現在では世界中で楽しまれるチーズになり、日本でも広く愛されるようになりました。
冷凍ブラータは解凍の仕方がポイント
冷凍ブラータは解凍の仕方で美味しさが左右されます。
必ず自然解凍で解凍しましょう。
冷凍庫から冷蔵庫へうつしてゆっくりと解凍を待てば、ブラータチーズの中身をとろっとさせることができます。
冷蔵庫で2日間~3日間かけて解凍しましょう。
ブラッターチーズの時短解凍方法として電子レンジや流水解凍が紹介されている場合もあります。
ですが、ブラッターチーズは急激な温度変化に耐えいきれない繊細なチーズです。
急激に温度を上げてしまうと味が損なわれるばかりか、中のチーズがとろっとしなくなってしまいます。
せっかくのブラッターチーズを最大限に楽しむためにも、じっくりと時間をかけて解凍しましょう。
冷凍で保管すると賞味期限が約4か月程度もあります。
冷凍ブラータは解凍に時間はかかりますが、ストックしておける特別なブラータチーズです。
ブラータのおすすめの食べ方
原産国の至りプーリア州でブラッターチーズは、桃やフルーツと食べられることが多いです。
フルーツとの相性が抜群で、桃以外でも苺、みかん、ぶどう、キウイ等のフルーツとの食べ合わせがおすすめ。
ブラッターチーズにはフルーツジャムも良く会います。
ジャムの濃厚なフルーツ感とブラッターチーズのさっぱり感がクセになる美味しさ。
濃厚なブラッターチーズには塩も合います。
クリーミーな味わいと塩っけはどんどん食べ進められます。
特に岩塩がおすすめ。
ブラッターチーズを食べ比べても味わいに個性を見つけやすいので楽しいでしょう。
大きさや外側のモッツアレラチーズの厚みの違いもしっかりとわかるでしょう。
なんといってもオリーブオイルとブラッターチーズの相性は最高です。
ブラッターチーズとオリーブオイルは、フルーツや岩塩、サラダと食べる際にもかるとアクセントになるでしょう。
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さいごに
幻のチーズであるブラータチーズは、手軽に購入できるチーズに変わっていますが美味しさは変わりません!
350円程度の安価なものから、1,500円程度の高価なものまでさまざまなブラータチーズがありました。
ブラータチーズは手軽に本格的なチーズの味を楽しめるので、家に数個ストックしておきたくなります。
冷凍ブラータチーズは冷凍保存すれば約4か月間も持ちます。
食べ方も無限大のため、何個もストックして自分だけのブラータチーズの食べ方を模索しても楽しいでしょう!
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