経理の分野において、その名前を知らない人はいない。
「弥生(やよい)」はそれくらい有名な会計ソフトです。
以前まではインストール型のソフトが主流でしたが、満を持してクラウド会計ソフトの「やよいの青色申告オンライン」も登場。
使い勝手が良いのはもちろんですが、1年間は無料で使えるなど、コスト面でも抜群のパフォーマンスを誇っています。
腰を据えて経理作業を覚えていきたい、そんな個人事業主(フリーランス)の方におすすめです。
今回は、そんなやよいの青色申告オンラインの全てを紹介しますね。
目次
やよいの青色申告オンラインとは?
やよいの青色申告オンラインとは、弥生株式会社が提供するクラウド会計ソフトのこと。
経理の分野では超有名な「弥生(やよい)」のオンライン版です。
インストール型の弥生はパソコンが無ければ作業できませんでしたが、オンライン版はネット環境さえあればどこでも作業できます。
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料金プラン
やよいの青色申告オンラインの料金プランは、次のとおりです。
- セルフプラン:初年度無料(2年目以降:年額8,640円)
- ベーシックプラン:初年度6,480円(2年目以降:年額12,960円)
セルフプランなら、なんと初年度は無料。
2年目以降も年額8,640円(1ヶ月あたり720円)で利用できます。
ベーシックプランでも、初年度は6,480円、2年目以降は年額12,960円(1ヶ月あたり1,080円)なので、他社に比べて安いですね。
機能に満足できれば、コストパフォーマンスは抜群だと思います。
無料お試し期間
やよいの青色申告オンラインの無料お試し期間は、なんと1年間です。
1年を通して使えたら、とことん使い倒した上で契約すべきか判断できますよね。
freeeやMFクラウド確定申告の無料お試し期間は30日なので、やよいにはかなりのアドバンテージがあります。
登録にかかる時間
やよいの青色申告オンラインの登録は簡単でした。
▼メールアドレスとパスワードを設定するだけで、登録は完了です。
ただ、登録を終えて導入にうつるときに、一瞬だけ「ギョッ!」っとしますのでご注意ください。
導入のしやすさ
やよいの青色申告オンラインは導入も簡単です。
▼ただ、いきなり「口座振替」の登録をさせられるので、「あれ!? 1年間は無料じゃなかったの!?」とパニックになりました。
▼銀行名、支店名、口座番号などもきっちり入力させられます。
もちろん料金は発生しませんが、ちょっと驚くかもしれません。
口座振替の設定が完了したら、すぐに利用開始。
▼銀行やクレジットカードとの連携も簡単にできます。
仕訳方法
やよいの青色申告オンラインの仕訳方法は、自動&手動です。
▼銀行口座と連携させることで、その後の資金管理が楽ちんに。
▼データを取り込んだら、自動で仕訳をしてくれます。
▼自分で仕訳したいデータについては、手動でも設定できます。
このあたりの使い勝手は、freeeやMFクラウド確定申告などと同じですね。
使いやすさ(インターフェイス)
やよいの青色申告オンラインのインターフェイスは、基本的にはとてもわかりやすく設計されていますが、ところどころ説明不足なところもあるので、慣れるまでは迷ってしまうかも。
▼ただ、確定申告の処理については、非常にわかりやすかったです。
基本的には「経理の基礎知識がわかっている前提」の仕様なので、超初心者には難しいかもですね。
レポート・その他付加機能など
やよいの青色申告オンラインは、レポート・帳票類がとても充実しています。
これはfreeeやMFクラウド確定申告よりも優れている点でしょうね。
▼帳票関係は、必要なものがズラリ。
▼レポートもたくさんありますので、いろんな角度から経営分析ができるでしょう。
やよいの青色申告オンラインを使った感想
やよいの青色申告オンラインは、中級者以上向けという感じですね。
あくまでも経理の基礎知識がわかっている前提の仕様なので、初心者には難しいかも。
ちなみに独立4年目のぼくでも、ところどころ迷ってしまいました。
あと、気になったのは動作のスピード。
動作が遅くて、データを読み込むときや画面が変わるときに「待ち」が発生するので、ちょっとストレスかもしれません。
freeeやMFクラウド確定申告はサクサク動きますからね。
ぼくの使用環境の問題かもしれませんが、ご参考まで!
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まとめ
やよいの青色申告オンラインは、さすが会計ソフト専門の会社が作ったサービスですね。
レポートの充実ぶりと1年間無料で使える点が大きな魅力です。
動作のスピードは今後に期待ですね。
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