年代性別を問わず気軽に履けて、いろいろなファッションに合わせやすいクロックスのクロッグ。
クロックスでは、クロッグ以外にもフラットシューズやウェッジ、ブーツなどさまざまなタイプの靴を取り扱っていますが、やっぱり「クロックスといえばこれ!」な定番はクロッグですよね。
そんな人気のクロッグですが、実はクロッグにもたくさんの種類があることをご存知でしたか。
「買い替えるとき、ついいつも同じタイプのクロッグばかり買ってしまう。」という方のために、クロックスで人気のクロッグ10種類を実際に履いて比較してみました。
私(40代前半女性)、長女(14歳)、次女(12歳)は、ほぼ足のサイズが同じ(23.5cm~24cm)なので、W7サイズを中心に、母娘3人で履き比べてみた感想を紹介します。
(*カラーは参考までに記載していますが、在庫状況により変わること、新色が追加される可能性もあることにご留意ください。)
目次
- 1 Classic Clog クラシック クロッグ
- 2 CitiLane Clog シティレーン
- 3 Duet デュエット
- 4 Bistro ビストロ
- 5 MODI Sport Clogs モディ スポーツ クロッグ
- 6 Classic Fuzz Lined Clog クラシック ラインド クロッグ
- 7 Freesail Clog Women フリーセイルクロッグ ウィメン
- 8 Baya バヤ
- 9 Classic Blitzen III Animal Clog クラシック ブリッツェン 3.0 アニマル
- 10 Crocband™ Clog クロックバンド クロッグ
- 11 【番外編】Classic Slipper クラシック スリッパ
- 12 私が選んだお気に入りのクロッグはこれ!
Classic Clog クラシック クロッグ
クラシッククロッグは、クロックスの初代モデルで、定番として根強い人気のあるサンダルです。
男女年代問わず履けるデザインで、ブラック、ホワイト、チョコレートなどのどんなファッションにも合わせやすい落ち着いたカラーから、足元のアクセントになるネオンマゼンタ、レモンなどのビビットなカラーまで、幅広いカラーラインナップが魅力。
クラシッククロッグのサイドと裏面。
クラシッククロッグを履いたところ。フットベッドにはマッサージポッド(細かい突起)があるので、足裏が刺激される感覚が気持ちいいです。
つま先に向かって幅が広くなるぽってりとしたシルエットのため、足指まわりのスペースに余裕があり、内部で足指を上下左右に動かせるほど開放感があります。
日ごろ運動靴を履くことが多い子どもにも「履きやすい!」と好評。半面、大人の女性が履くと、元気でかわいい、カジュアルな印象になりますが、ややエレガントさには欠けるかもしれません。
定番デザインだけに人とかぶりやすい、大勢が集まる場所ではどれが自分のものかわからなくなりやすいので、ジビッツをつけて目印にするなどの工夫をする必要がありそうです。
- 品名: Classic Clog クラシック クロッグ
- 価格: 3,280円(税別)
- カラー: ブラック、ホワイト、チョコレート、ネイビー、セルリアンブルー、ペッパー、ネオンマゼンタ、レモン、ライラック、ライトグレー、カーネーション、アイスブルー
- 詳細: http://www.crocs.co.jp/p/crocs-classic/10001.html
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CitiLane Clog シティレーン
シティレーンは、ヴィンテージスニーカースタイルをイメージしたクロッグで、細身が特徴。
シティレーンのサイドと底面。サイドゴアになっているので、伸縮性があり、履きやすいです。
写真のカラーは2色の違いがわかりにくいですが、コーラル/ホワイトや、ネイビー/ホワイトなど、コントラストのはっきりしたツートンカラーもあります。
シティレーンを履いたところ。ストラップ+サイドゴアの2か所で足をホールドしてくれる感覚で、フィット感が高め。
クラシッククロッグのぽってり幅広デザインが好みでない方は、シティレーンのすっきり細身なデザインを試してみるのもよさそうです。
足幅が狭めの方は、やや窮屈感を感じる可能性があるので、サイズ選びに気を付けましょう。
- 品名: CitiLane Clog シティレーン クロッグ
- 価格: 4,480円(税別)
- カラー: コーラル/ホワイト、ネイビー/ホワイト
- 詳細: http://www.crocs.co.jp/p/crocs-citilane-clog/201831.html
Duet デュエット
デュエットは、クラシッククロッグのに似ていますが、硬さが違う素材を重ねた、より履き心地のいいモデル。
足が触れるフットベッド部分には柔らかい「クロスライト」素材を、アウトソールには長持ちする「クロスライト」素材を使用した「デュアルデンシティ」構造を採用しています。「デュエット(二重奏)」のネーミング通り、2種類が合わさってより良いものになっているのですね。
デュエットのサイドと底面。横から見ると2種類の素材を重ね合わせているのがよくわかります。
デュエットを実際に履いたところ。ちょっと試し履きで足を入れたくらいでは、クラシッククロッグ(単一のクロスライト素材を使用)との違いはわかりにくいかもしれません。
でも、指で触って感触を確かめると、足が触れるフッドベッド(上写真ではピンクっぽい部分)と、アウトソール(上写真では底の白っぽい部分)の固さがかなり違うのに気づきます。
クロックスは底の摩耗(ツルツルになってしまうこと)が気になる人も多いと思いますが、これならすり減りにくそうです。
デュエットはクラシッククロッグより1,000円以上値段が高いですが、長く履けることを考えると、価格差だけ価値はあるなぁ、と感じました。ツートンカラーもおしゃれですよね。
- 品名: Duet デュエット
- 価格: 4,400円(税別)
- カラー: ブラック/ホワイト、ネイビー/スモーク、ブラック、ボルトグリーン/グラファイト、ワイルドオーキッド/ストゥッコ
- 詳細: http://www.crocs.co.jp/p/crocs-duet/11001.html
Bistro ビストロ
ビストロは、その名の通り、飲食店の厨房で働く方々向けのクロッグ。穴が開いてないデザインと深めのヒールカップで足を完全に包み込み、キッチンでこぼした液体が浸透することを防ぎます。
ビストロのサイドと裏面。水、油などで濡れた床でも、摩擦力の高い靴裏「crocs lock」を採用しているのが特徴です。
厨房での仕事はどうしても汚れやすいですが、汚れても中性洗剤を使用して丸洗いが可能で、シューズを清潔に保つことができるのも魅力。
ビストロを履いたところ。「キッチンでこぼした液体が浸透することを防ぐ」ための穴が開いてないデザインは、厨房で働く人にはうってつけですが、日常のサンダルとして使用するには通気性の悪さと蒸れが若干気になります。
また、深めのヒールカップで足を包み込むようなデザインは、内部空間の上下の幅が狭く(浅く)、甲高の人は足の甲がヒールカップに触れてしまう可能性も。
やはり、飲食店のクロッグなので、屋外での日常使いには適さないように感じました。
- 品名: Bistro ビストロ
- 価格: 4,980円(税別)
- カラー: ブラック、ホワイト、ネイビー
- 詳細: http://www.crocs.co.jp/p/crocs-bistro/10075.html
MODI Sport Clogs モディ スポーツ クロッグ
モディ スポーツ クロッグも、デュエット同様、足が触れるフットベッド部分には柔らかい「クロスライト」素材を、アウトソールには長持ちする「クロスライト」素材を使用した「デュアルデンシティ」構造のクロッグ。
穴は甲部前面ではなく、両サイドのみ開いていて、どことなくスポーティーなルックスです。
足裏を開放するようにリラックスさせてくれる柔らかいフットベッドと、固めのアウトソールは、履き心地がよく、スポーツやランニングなど運動の後の着用がおすすめとのこと。
モディ スポーツ クロッグのサイドと底面。足裏もほかのモデルより曲線的で、スポーツシューズのような印象を受けます。
モディ スポーツ クロッグを履いたところ。フットベッドにマッサージするように足を刺激するマッサージポッド(細かい突起)が付いているのも、スポーツ後に良さそうです。
横幅は、クラシッククロッグやデュエットなどスタンダードなタイプと比べるとやや細めなので、足の幅が広い人は1サイズ大きめを選んでもよいかもしれません。
- 品名: MODI Sport Clogs モディ スポーツ クロッグ
- 価格:4,480円(税別)
- カラー: ブラック/ホワイト、グラファイト/ボルトグリーン、ネイビー/タンジェリン、ペッパー/パールホワイト、セルリアンブルー/スモーク
- 詳細: http://www.crocs.co.jp/p/crocs-modi-sport-clog/204143.html
Classic Fuzz Lined Clog クラシック ラインド クロッグ
クラシック ラインド クロッグは、クラシッククロッグに暖かくて柔らかいライナーが付いた、冬定番の一足。モコモコふわふわのライナー(ボア)は、見た目にも温かく、クッション性もあるので履き心地抜群。
屋外用だけでなく、ストラップを前に倒せば、サッと履ける屋内用スリッパとしても使用できます。
なお、ライナーの取り外しはできません。
クラシック ラインド クロッグのサイドと裏。ライナーが付いていること以外はクラシッククロッグと同じです。
クラシック ラインド クロッグを履いたところ。ふかふかの感触が気持ちいいです。ライナーがある分、クラシッククロッグよりほんの少し内部空間が狭く感じます。
上写真のバレリーナピンク/オートミールの配色はとてもかわいいのですが、ライナーを取り外して洗うことができないので、使い込むうちに汚れが目立ちそうな点が少し気になります。汚れが気になる方は、黒、チャコール、ネイビーなどダークトーンのライナーがついたカラーを選ぶほうが良いかもしれません。
- 品名:Classic Fuzz Lined Clog クラシック ラインド クロッグ
- 価格: 4,280円(税別)
- カラー: ブラック/ブラック、エスプレッソ/ウォルナッツ、ネイビー/チャコール、バレリーナピンク/オートミール、ボルトグリーン/ネイビー、ブルージーン/ネイビー、ペッパー/シルバー
- 詳細: http://www.crocs.co.jp/p/crocs-classic-lined-clog/203591.html
Freesail Clog Women フリーセイルクロッグ ウィメン
フリーセイル クロック ウィメンは、ストラップがついていないスリムなシルエットの女性向けクロッグです。
フリーセイル クロック ウィメンのサイドと底面。
フリーセイル クロック ウィメンを履いたところ。細身で、スリッポンのような、つっかけのような感じです。
ストラップなしなので、手を使わずサッと履けるのは楽なのですが、歩くときにかかとが浮いてしまい、カパカパして脱げやすい気がしました。
「ちょっとそこまで」で履く分には良さそうですが、たくさん歩く人にはやはりストラップつきのクロッグのほうがおすすめです。
- 品名:Freesail Clog Women フリーセイルクロッグ ウィメン
- 価格: 不明
- カラー: ブラック
- 詳細: 現在在庫なし
Baya バヤ
バヤは、基本クラシックと似ているのですが、サイドにクロックスのロゴマークを切り抜いた斬新なデザインのクロッグ。
軽く頑丈なつくりで、通気穴があるので通気性が高く、水や砂を流し出してくれるのが特徴です。ビーチなどで履くのにぴったりですね。
バヤのサイドと底面。
バヤを履いたところ。両サイド外側の「CROCS」ロゴの切り抜きがかっこいいです。
また、アッパー部分も、クラシックがぽってりとした丸みを帯びたかたちなのに対して、こちらは少し反り気味のデザインに縦のラインが入り、シャープな印象。
クラシックからかわいさ・丸さを減らし、かっこよさを引き出したデザインだと言えるでしょう。
- 品名: Baya バヤ
- 価格: 3,280円(税別)
- カラー: ブラック、ネイビー、セルリアンブルー、エスプレッソ、ペッパー
- 詳細: http://www.crocs.co.jp/p/crocs-baya/10126.html
Classic Blitzen III Animal Clog クラシック ブリッツェン 3.0 アニマル
クラシック ブリッツェン 3.0 アニマルは、冬定番のふかふかの暖かいライナーが付いた、穴が開いてないタイプのクロッグです。
原型はクラシック ブリッツェン 3.0 クロッグで、そちらはライナーが無地なのに対し、クラシック ブリッツェン 3.0 アニマルは、その名の通り、アニマル柄のインパクトのあるライナーがついているところ。シンプルになりがちな冬の装いの足元に華やかさをプラスしてくれそうですね。
ふわふわライナーつきといえば、先ほど紹介したクラシック ラインド クロッグがありますが、クラシック ラインド クロッグとクラシック ブリッツェン 3.0 アニマルとの違いは、「ライナーのボリューム」と「取り外しの可否」。
クラシック ブリッツェン 3.0 アニマルのライナーは毛足が長くボリュームがあるタイプで温かさは抜群、そして、ライニングは取り外して手洗いすることができます。ライナーは二か所でパチンと留めるので、歩いていてもずれにくく、足全体がふかふかのボアに包まれているような感覚。
クラシック ブリッツェン 3.0 アニマルのサイドと底面。たっぷり外側まで覆うライナーがふかふかモコモコで温かく、おしゃれですね。
クラシック ブリッツェン 3.0 アニマルを履いたところ。「すっぽりボアに包まれる感覚」が心地よく、履いているうちに足とボアの間に温かい空気の層ができるようで、足先が冷えにくく、寒い冬には重宝しそうです。
また、ストラップはついていないタイプですが、かかとを覆うようにカーブを描いたデザインなので、歩いていても脱げることはありません。
クロッグとしてはちょっと珍しいタイプだと思うので、周りと差をつけられそうなのもいいですね。
- 品名: Classic Blitzen III Animal Clog クラシック ブリッツェン 3.0 アニマル
- 価格: 5,280円(税抜)
- カラー: ブラック/タンブルウィード
- 詳細: http://www.crocs.co.jp/p/crocs-classic-blitzen-3-animal/204566.html
Crocband™ Clog クロックバンド クロッグ
クロックバンド クロッグはクロッグの人気定番モデル。クラシックとの違いはサイドに穴が開いておらず、ラインが入っている点です。
クロックバンド クロッグのサイドと裏面。はっきりとしたコントラストのサイドラインは、スニーカーを連想させるスポーティーな印象です。
クロックバンド クロッグのを履いたところ。クラシックと同じく、内部空間が広いので、つま先にゆとりがあります。
アウトソールの後ろ側に「CROCS」のラベルのようなロゴがついているのも、クロックバンド クロッグの特徴。後ろ姿もスニーカーっぽい印象でかっこいいです。
- 品名: Crocband™ Clog クロックバンド クロッグ
- 価格: 3,980円(税抜)
- カラー: ブラック、ホワイト、エスプレッソ/カーキ、ネイビー、セルリアンブルー/オイスター、パールピンク/ワイルドオーキッド、ライトグレー/ネイビー、ストゥッコ/メロン、ウルトラバイオレット/ホワイト、ペッパー、パーティーピンク、ボルトグリーン/レモン、ガーネットホワイト
- 詳細: http://www.crocs.co.jp/p/crocs-crocband/11016.html
【番外編】Classic Slipper クラシック スリッパ
ここまで10種類のクロッグを紹介してきましたが、最後に番外編として、クラシック スリッパをご紹介。クロックスのクロッグを室内履きとしてオフィスなどで使用する人もいるそうですが、室内履き専用(外履き不可)のスリッパがあるって、ご存知でしたか?
クロックスの履き心地を兼ね備えたスリッパは、アッパーにジビッツホールを思わせるエンボス加工。「クロスライト」素材は使われておらず、フェルトのような柔らかい生地のアッパー、暖かいふかふかのフットベッド、シンセティックスエード素材のアウトソールでできているとのこと。
底面には滑り止め加工が施されています。
クラシックスリッパを履いたところ。軽くて暖かく、冬場の室内履き、ルームシューズにぴったり。家の中でもクロックスを楽しみたい方におすすめです。カラーバリエーションが豊富なので、インテリアに合わせて選んでも。
クロッグよりもかさばらず軽いので、冬のプレゼントにも喜ばれそうです。
- 品名: Classic Slipper クラシック スリッパ
- 価格: 2,980円(税別)
- カラー: ブラック/ブラック、エスプレッソ/ウォルナッツ、ノーティカルネイビー/オートミール、セルリアンブルー/オートミール、ペッパー/オートミール、キャンディピンク/オートミール、フォレストグリーン/オートミール、ウルトラバイオレット/オートミール
- 詳細: http://www.crocs.co.jp/p/crocs-classic-slipper/203600.html
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私が選んだお気に入りのクロッグはこれ!
以上、10種類のクロックスクロッグを、2人の娘たちとともに実際に履き比べてみたわけですが、最終的に私、長女(14歳)、次女(12歳)が気に入ったクロッグは以下の通り。
私:クラシック ブリッツェン 3.0 アニマル。お気に入りの理由は、クロッグっぽくない個性的で大人っぽいデザインなのと、これからの季節に活躍してくれそうだから。パンツスタイルはもちろん、ロングスカートとタイツに合わせても良さそうですよね。
シンプルなファッションが多い方はこのアニマル柄のライナーがコーディネートのアクセントになってくれそうですが、「アニマル柄は合わせにくそう」という方は、ライナーが無地のクラシック ブリッツェン 3.0 クロッグを選ぶとよいかもしれません。
長女: バヤ。お気に入りの理由は、クラシックよりもクールでかっこいいかたちなのと、サイドの「CROCS」の切り抜きがクールだから。
次女:クラシック クロッグ。お気に入りの理由は、小さなころから履いていて一番親しみのあるデザインだから。色の種類が多いのも◎
似たように見える(かもしれない)定番のクロッグも、実際に履き比べてみると、それぞれ履き心地や見た目のデザインにも特徴があることを実感しました。
また、親目線では、「デュエット」や「モディ スポーツ クロッグ」のような2種類のクロスライト素材を重ね合わせたタイプは、履き心地の柔らかさとソールの丈夫さ(長持ち度)を兼ね備えているので、たくさん動き回ってすぐに底をすり減らしてしまうお子さんをお持ちの方におすすめ。
クロックスのクロッグはカラーバリエーションも豊富なので、色を選ぶ楽しみもあります。ぜひ、お気に入りのクロッグを見つけてみてくださいね。
(*カラーは参考までに記載していますが、在庫状況により変わること、新色が追加される可能性もあることにご留意ください。)
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