今や、パソコンやタブレット、スマホと、個人様々なデバイスを駆使する時代となりました。
そんな中、どのデバイスからも情報を共有できるクラウドストレージサービスの重要性はますます高まってきましたよね。
とは言え、このクラウドストレージサービスは、どれが良いのかを選定するのが思いのほか難しい。
そこで今回は「お得度」「使いやすさ」を中心に比較していこうと思います。
比較するのは、Dropbox、OneDrive、GoogleDrive、AmazonDrive、iCloudの現在の日本シェアにおける5大サービスです。
目次
Dropboxはうっかりさんにはありがたい
Dropboxのメリットは、今のところ値段的にもサービス的にも、あまり特徴のないクラウドストレージサービスだと言えますので、これと言ってありません。
もしいえるとするならば、平均的にまぁまぁという、抜けのないところでしょうか。
デメリットはスマホやタブレットからの操作性があまり良くないとこと。
PC上からはファイルでのアップロードが可能ですが、スマホやタブレットからはできない仕様になっているんですね。
無料での容量も2GBと少なめですし、単純な性能比較ではあまりお勧めのサービスとは言えないのが現状です。
ただ、一つ素晴らしい利点があります。
それは「バージョン履歴を含めた復元ファイルを30日間保持できる」という点です。
つまり同期しちゃ状態でうっかりと消してしまったファイル(これをやるとすべてのデバイスで消えます)の復元が行えるということ。
これと言ってメリットはありませんが、うっかりさんにはよいかもしれません。
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OneDriveは安定の認知度
これはもう、天下のMicrosoftさんのサービスですから、知名度と普及率に関しては安定ですね。
何か使い方がわからなかったり、お得な裏技なんて言うのも、このサービスが一番ネット上に情報が転がっています(真贋は別として)
メリットとして一番有難いのは、やはりMicrosoft Officeとの関係性。
オンラインのWordやExcelなどといったモノと連動しているので、こういったOfficeのソフトを使う人には一番おすすめのサービスで間違いないですね。
また、他者とのOffice系ファイルの共有や写真の共有が簡単にできる点で、支持されているようです。
ちなみに無料で使える容量は5GBと平凡。
同期速度もあまり早くないとのことで、単純なストレージ機能としては平均より少し下回る程度の能力と考えていいでしょう。
使いやすさに関しては、さすがのMicrosoftといった感じで、わかりやすいインターフェイスと単純な操作性が高評価を得ているようです。
Office製品を多用する人、サービスに安定性を一番に求める人には、お薦めのサービスと言えるでしょう。
無料でお得なGoogleDrive(ちょっと良くない話題もあり)
GoogleDriveの一番の特徴と言えば、やはり無料で使える容量が15GBという点。
ほとんどのサービスが5GBなことを考えると、無料で使用するにはこれが一番いいということになるでしょう。
しかも有料サービスに関しても、そのサービスの設定が細かくプランも豊富にありますので、有料版を使う人にとってもコスパがいいのはGoogleDrive と言ってよいだろうと思います。
さて、ただここで一つ問題があります。
GoogleDriveの規約におかしな部分があり「このままではアップロードした内容が全世界にさらされてしまうのではないか!」と炎上した件です。
確かに以前はそう言った誤解を招く記述はあったようですが、現在は
「本サービスの一部では、ユーザーがコンテンツを提供することができます。ユーザーは、そのコンテンツに対して保有する知的財産権を引き続き保持します。つまり、ユーザーのものは、そのままユーザーが所有します。」
と、明記されているので、この件についてはご安心ください。
ただ、他に
「本サービスにユーザーがコンテンツをアップロードまたはその他の方法により提供すると (中略)全世界的なライセンスを付与することになります 」
という記述があります。
この件に関しては、いまだにその意味について解釈が割れているのが現状です。
耐性としては、Google上のサービスの特徴として、検索に情報が反映されることを指しているのだろうということですが、確定はできません、たぶんそれで正解でしょうけれども。
そういった点では、ここでプライバシー問題に関して「大丈夫です」と太鼓判は押せません、大丈夫だと思いますにとどめておきます。
クラウドサービスとしては使いやすさ同期速度的にも優秀ですし、そもそもクラウド上に高機密の情報をあげるのはどうなのか?ということもありますので、個人的にはおすすめです。
あとは、皆様の判断に任せます。
写真好きならAmazonDriveそして新サービスもいい感じ
AmazonDriveに関しては、つい数か月前まではとるに足らないサービスという印象でした。
同期速度も取り立てて他の比べてよいとは言えませんでしたし、そもそも値段の割高感がすべてを台無しにしてあまりある内容でした。
しかしながら、AmazonPrime加入者向けのサービスであるアマゾン・プライム・フォトに関してはほぼ満点の評価をつけていいものです。
何せ、年会費たったの3900円(月額ほぼ300円)で加入できるアマゾン・プライム会員であれば画像の容量が無制限というのですから、これはお得で便利です。
アマゾン・プライムは何も画像ストレージに対してのみではなく、アマゾンのあらゆるサービスに適用されるものです。
月額換算ほぼ300円のサービスですから、ある程度アマゾンでお買い物をする人ならお買い物の送料だけで充分プラスになりますよね。
そう考えると、体感的には無料で画像アップロードが無料というわけですから、ありがたいサービスです。
そして、最初に書きました”数か月前までは”の部分ですが、2016年の12月から始まったUnlimitedストレージがすごい。
これは文字通り無制限のストレージサービス。年会費も13800円と悪くない。
まだ始まったばかりのサービスですので注意は必要ですが、かなりお得なサービスと言っていいでしょう。
つまり、AmazonDriveは注目度で言えばナンバー1のサービスと言えますね。
iCloudはApple社製品専用
iCloudに関しては、これと言って注目する点はありません。
アイフォンやアイパッド、マックブックなどiOSやOSXを使ったApple社製品の設定保持に使えるだけのものです。
つまりApple社製品の機能の一つという認識でいいでしょう。
汎用性はありません、お薦めもしません。
というよりも、現状Apple社製品以外ではWindows10でしか使えないのですから、勧められても困るという人も多いはずです。
しかも、ハリウッドセレブのプライベート写真の流出事件の記憶も新しく、信頼性も低いと言わざるを得ません。
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注目度でAmazonDrive
いかがでしたか、5大サービス比較。
どれもそれぞれ一長一短で難しい選択になるとは思います、しかし、注目度で言うとAmazonDriveかなぁという気はします。
もちろん各サービスとも今後新しいサービスやマイナーチェンジを繰り返していくと思います。
そういう点から考えれば、同時併用でいくつか使ってみて、体感的に使いやすいものを選ぶという選択肢が一番無難ではないかとも思いますね。
ちなみに個人的にはOneDriveとGoogleDriveを併用していて、AmazonDriveに浮気しようかなぁと思っているところです。
つまり結論としては「無料プランでを使ってみて決めよう」でしょうか。
比較記事の結論としては、あまりいい結論ではないですね、これ。
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