今や映画を見るときに必ず行くと言ってもいい、シネコン。
昔のような大型映画館はほとんど姿を見なくなった今、複数の映画をその場で選べるシネコンの存在はまさに映画館そのもと言えますよね。
というわけで今回は、映画を楽しむタイプ別に日本の8大シネコンを徹底比較いたします。
目次
買い物帰りにちょっと映画「イオンシネマ」

昔はワーナー・マイカル・シネマズとして有名だったイオンシネマ。
やはりその一番の特徴は、ショッピングのついでに見ることのできるお手軽感ですよね。
なにせイオン系列ですから、その大半はイオンの店内に併設されているわけで、買い物のついでやデートのワンイベント、他にもお母さんの買い物に飽きたお父さんの避難場所にとその活用の幅が広いのが特徴です。
もちろんサービスも充実で、ネット予約も100円の手数料でできて便利。
そして当然のことながら、イオンカードによる特典もあります。
チケットを窓口購入する際、イオンカードを提示すれば同伴者1名まで300円引き(つまり最大600円引き)、イオンカードセレクトなら500円引きとお得。
まさに買い物ついでの映画にはぴったりです、が、とはいえ設備の充実もかなりのもの。
その豊富な資金力で、音響設備もそして各種シートもクオリティーが高く、買い物がついでになってしまうくらいの満足度のあるシネコンです。
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デートならここ「TOHOシネマズ」

TOHOシネマズの特徴と言えば、その個性的でおしゃれな内観。
ショッピングのついでやデートのワンイベントとしてではなく、メインイベントを映画に持ってくる映画デートにはもってこいの劇場になっています。
またTOHOシネマズがデートにうってつけなのは、その座席の広さ。
ワイドシートなどがある劇場もありますが、一般座席の広さが他と比べてやや広め。
これで、デートの時地味に気になるお隣に座る他のお客さんとの距離感はぐんと広くなり、二人だけの世界を作りやすくなっています。
ネット予約は手数料無料、モバイル予約もでき、なんと20分前まで予約が可能です。
これで、上映映画を二人でゆっくりと決めることができますし、20分前予約なら二人で時間をかけて映画を選んでも隣り合った席に間違いなく座れます。
しかも、映画6本で1本無料サービスやポイント制もあり、年会費も初年度無料で2年目からも315円と格安です。
映画で女子会もあり「109シネマズ」

気になる恋愛映画やイケメン俳優主演映画など、女子会で映画を使いたい時もありますよね。
そんな女の子同士で映画館に行くなら、オススメはここ109シネマズ。
映画館としても基本的な機能は言うまでもなく、予約も3日前から20分前まで可能と、楽しいおしゃべりをする余裕もちゃんとあります。
また一部劇場に設置されているリクライニングのエグゼクティブシートは、リラックス度満点の大人気シート。
そんな、普通に映画館としてもクオリティーの高い109シネマズの最大の特徴は、広いロビーとカフェコーナーが併設されているという点。
上映前のおしゃべりから、上映後の感想会まで、ばっちりここだけで済ませることができます。
メンバーズも、ブロンズ会員なら年会費無料で、入会と同時に1本無料。
ほぼ1円1ポイントのポイントが6000ポイントたまるごとにさらに1本無料になるというお得感も、女子にはうれしいですよね。
しかも水曜日はレディースデーで700円引き。平日女子会にうってつけです。
ひとりで行くなら「ユナイテッドシネマ」

みんなでワイワイ映画も楽しいですし、デートで映画も定番ながら欠かせないものです。
しかし、ふと思いついた時や、休日のリラックスを満喫したい時など、ひとりで映画をゆっくりと鑑賞したい時もありますよね。
そんな時にオススメなのがユナイテッドシネマ。
オシャレ感や非日常感、またはコンセプトテーマにしたがった個性的な内装が多いシネコンの中でも、一番シンプルで落ち着いた雰囲気を醸し出しているシネコンです。
しかも、そのシンプルさもどちらかというと高級感寄りで、贅沢な休日を演出してくれます。
インターネット予約には100~200円の手数料がかかりますが、モバイル対応もしっかりしていますし、劇場のスクリーンが大きいのも特徴で、上映映画もハリウッドを中心に豊富。
まさに、一人で映画をゆっくり楽しみたい人には最適なシネコンですね。
メンバーズは、ユナイテッドシネマ発行のクラブスパイスカードに入会することで映画1本無料、6本見るとさらに1本無料と会員特典も充実しています。
迫力のある大作映画を存分に「MOVIX」(松竹マルチプレックスシアターズ)

松竹が経営するMOVIXの最大の特徴は、やはりその劇場の大きさ。
もちろんショッピングモール併設の普通サイズの劇場もありますが、中には座席数2000を誇る大型劇場もあって、懐かしい映画館の雰囲気があります。
特に新宿ピカデリーや丸の内ピカデリーといった劇場は、都心とは思えない広さを誇る劇場。
シネコンの便利さの中で、かつて見ていた大スクリーンと広い映画館の幻影を懐かしく思っている人などには、まさにうってつけの劇場です。
特に、ハリウッド系の一大スペクタクルは大きな劇場で見たい人も多いのではないでしょうか。
そんなMOVIXのメンバーズ「SMT Members」は、年会費・入会金共に六量で発行代金1000円とお手ごろ。
6本鑑賞で1本無料サービスという基本サービスも当然あって、そのほか誕生日割引や各種の特典も豊富。
その辺は老舗の貫禄ですね。
映画ファンを魅了する音響「シネプレックス」

映画鑑賞において、便利さやオシャレ感、スケール感などももちろん大切ですが、生粋の映画ファンにとって最重要と言ってもいいのが音。
つまり、劇場の音響施設です。
その点このシネプレックスは、他にはない独自の音響施設HDCSを一部スクリーンで採用。
このHDCSの持つ最高級のサラウンドシステムと、ド迫力のサブウーファーの破壊力は、映画ファンでも納得のハイクオリティーです。
メンバーズは、年会費。入会費無料で発行料が100円。発行当日は一般で300円引き学生で200円引きになります。
ポイント制度はこれと言ってお得感が強い物ではありませんが、映画を全力で楽しみたいなら、HDCSの威力は体感してみる価値があります。
お得にたのしむ「シネマサンシャイン」

映画化自体の魅力も映画のクオリティーも気にしない、とにかくお得に見たい。
そんなあなたにはシネマサンシャインがお勧め。
もちろんメンバーズ限定のサービスも充実していて、入会費こそ1000円と若干高めですが、同行の非メンバーズでも4人までは割引対象になりますし、その4人分のポイントが貯まるというお得感。
しかも。メンバーズ以外の一般客の割引も豊富。
いわゆるレイトショーや夫婦割、学割といったよくある割引だけではなく、池袋のシネマサンシャインにはフリーペーパーのクーポン割引というシネコンにはあまりない割引もあります。
お得感のある絵シネコンとしては、なかなかの評価だと言えますね。
ついでに映画もあり「コロナシネマワールド」

コロナシネマワールドの特徴、それはそこは映画館ではないという事。
そのほとんどが、総合レジャー施設であるコロナワールドに併設されているシネコンで、パチンコやカラオケ、ゲームセンターにスポーツアトラクション、温泉まで一つになった施設の一環として存在しています。
ですので、ついでに映画を楽しむ施設としては、十分なシネコンです。
特に、映画だけに連れて行っても一日のレジャーの予定が埋まらない、そんなファミリーの方が楽しむにはちょうど良い映画館かもしれません。
もちろん温泉のついでにでもいいですし、パチンコ店併設の場所ならパチンコの箸休めでもいいでしょう。
メンバーズ特典や割引はこれと言って特徴はありません。
あくまで、おまけで映画を楽しみたい人向けのシネコンと考えていいでしょう。
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まとめ
いかがでしたか。
一口にシネコン、もしくは映画館と言ってもそれぞれに特徴を出してきている時代。
特に都心部などは、どのシネコンにも自由に行けますから、映画はもちろんのことその映画をどのシネコンで見るのかもしっかり選んで利用したいですよね。
そうすればきっと、映画の楽しさもアップすること間違いなしですよ。
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