ビューンは、SoftBank系列の会社が運営する定額読み放題サービスです。
雑誌とコミックだけに照準を絞り、スマートフォンやタブレット向けにコンテンツを提供しています。
月額料金とコスパはどんな感じなのでしょうか?
今回はビューンの特徴や料金、配信コンテンツ等について解説しますね。
目次
ビューンの特徴と料金
ビューンは、2010年にサービスを開始した老舗の読み放題サービスです。
Amazon unlimitedのサービス開始が2016年8月ですから、ビューンはまさにパイオニアですよね。
2012年〜2014年にはアプリのセールスランキングで1位に輝くなど、根強い人気を誇っています。
主な特徴を以下にまとめてみました。
- 月額料金:480円(コース別に料金が異なる)
- 無料お試し期間:7日
- 配信ジャンル:雑誌・コミック
- 雑誌数:雑誌140、コミック300冊
- 対応デバイス:スマートフォン・タブレット
基本の月額料金は480円ですが、コースによって細かく料金がわかれています。
たとえば雑誌の読み放題は480円ですが、コミックを読みたい場合は別途480円といった具合いですね。
雑誌の数(140)は、dマガジン(160)、楽天マガジン(200)等に比べて少なめ。
AppleのiPhoneやiPad(iOS端末)には対応していますが、Android端末に関しては既存ユーザーのみ対応しているところは要注意です。
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配信コンテンツのラインナップ
ビューンの配信コンテンツを確認していきましょう。
老舗のサービスではありますが、「有料コンテンツメイン」で考えたほうが良いかもしれません。
雑誌とコミックは別料金
雑誌とコミックが別料金なのはちょっと残念なポイントですよね。
ブックパス (月額562円)、ブック放題(月額500円)といったサービスなら、雑誌はもちろん、コミックや小説、実用書まで読めてしまいますから。
また、「雑誌」だけに着目しても、dマガジン(月額400円)と、楽天マガジン(月額380円)の品ぞろえの良さには及びません。
雑誌の品ぞろえは平均的なレベル・コミックは少なめ
雑誌の数(140)は、定額読み放題サービスの平均的なレベルです。
週刊アサヒ芸能、Newsweek、Flash、週刊プロレス、ワールドサッカーダイジェストなどの有名誌がそろっており、dマガジンと同等レベルでしょうか。
ただ、別料金のコミックはちょっと残念。
俺の空、銀河、夢幻の如くなどの名作を中心に、今のところ約300冊の品ぞろえです。
漫画は1冊400円程度ですから、2冊以上読めば元は取れますが、マンガ好きの人ならすぐに読み切ってしまうでしょう。
有料コンテンツメインで考えたほうがいいかも?
ビューンは定額読み放題サービスというよりも、有料コンテンツメインで考えたほうが良いかもしれません。
読み放題の対象作品は少なめですが、コンテンツ自体は豊富。
「買ってでも読みたい雑誌・コミック」が多い人にとっては、書店のようなノリで使えるサービスだと思います。
便利な機能とメリット
ビューンの便利な機能とメリットについても確認しておきましょう。
配信予定コンテンツの案内機能が便利
専用アプリ内に配信コンテンツの案内機能があります。
いつも購読している雑誌の次号を確認したり、読んでみたい雑誌を探すときに便利ですよ。
雑誌の発売日をいちいち覚えておくのは大変ですから、アプリに任せてしまいましょう。
新着雑誌の管理が楽になる自動ダウンロード機能
あらかじめ指定した雑誌が配信されたら、Wi-Fi環境下で自動ダウンロードしてくれる機能も便利です。
愛読している雑誌が発売されたとき、いちいち手動でダウンロードするのは大変ですよね。
最大100冊まで雑誌データを貯めておけるので、いちいち入れ替える必要もありません。
人気雑誌を30%オフで購入できる
ビューンの読み放題対象作品はちょっと少なめですが、有料コンテンツに関してはメリットばかりです。
お買い得の雑誌を案内してくれる「おトク読み」、紙の雑誌と同じ全ページが読める「全部読み」の機能を使えば、雑誌を通常価格の30%オフで購入できます。
買ってでも読みたい雑誌があるなら、ビューン経由で購入したほうがお得ですよ。
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まとめ
ビューンは、定額読み放題サービスというよりも、「ネット上の書店」のような使い方が適していると思います。
コミックは少なめですが、雑誌に関してはかなりそろっていますので、コンテンツも楽しめるでしょう。
スマホの中に書店があれば、いつでも、どこでも、読みたい本を購入できます。
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