2024年1月にスタートした新NISA、みなさんはもう活用していますか?
積立NISAをきっかけに投資を始めた方も多いと聞きますが私もその一人。
つみたて投資枠を活用し、将来に向けて少しずつ資産を増やせるように毎月コツコツと積み立てています。
ですが、最近ふと思ったんです。
「積み立てだけで満足していていいのかな?もっと投資の世界を知って、次のステップに進んでみてもいいのでは?!」と。
そこで、まずは知識を広げようと投資関連の情報を集めることにしました。
ネットや書籍もありますが、やはり最新情報がまとまっている雑誌も外せないところ。
いくつか調べてみると、現在投資に特化した雑誌は4誌出版されているようでした。
今回は、この4冊「株主手帳」「日経マネー」「ダイヤモンド・ザイZAi」「投資手帖」を実際に読み比べてみました!
どれが初心者にとってわかりやすいか、どの雑誌が新しい投資のヒントを与えてくれるのか、自分自身が読んで感じたことをまとめてランキング形式でご紹介します!
これから投資を始める方や、もっと知識を深めたい方に少しでも参考になれば嬉しいです。
ぜひ最後までご覧くださいね。
株主手帳
- 商品名 株主手帳 2024年10月号
- 出版社 青潮出版
- 価格 700円(税込)
- 発売日 2024/9/17
- 発行日 毎月17日
- ページ数 84ページ
- サイズ A4
- 読みもの 特になし
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日経マネー
- 商品名 日経マネー 2024年11月号
- 出版社 日経BP
- 価格 840円(税込)
- 発売日 2024/9/20
- 発行日 毎月21日
- ページ数 140ページ
- サイズ A4変
- 読みもの 「日経マネーリーダーズフォーラム」というコーナーあり。
テーマに沿った内容の読者の投稿を紹介している。
マネー川柳では紹介した川柳に編集部からの返信あり。
初心者向き度 ★★★★☆
「株の必勝大作戦」「新NISA活用のリアル」など表紙にあるタイトルが魅力的な「日経マネー」。
「豊かな人生のための資産づくり情報誌」と書いてあり、資産を増やしたい人によさそう!
目次を見ると、連載欄に桐谷さんや馬渕さん、エミン・ユルマズさんなど、有名な方々の名前もあり、読む前から期待大です。
今月号には付録として「実践ノウハウ&最新有望株64」もついていました。
投資家「はっしゃん」さんが理論株価について説明。
高成長株や割安株、高利回り配当株、逆張り大底株などの紹介もあり付録だけでも読み応えがあります。
本誌は半分以上がカラーで、少し薄目のぺらっとした紙。
写真や表を使っての説明も多く、目で見て、読んで、初心者でも、なるほど…と、理解ができる内容。(もちろん何度読んでも、まだわからない内容もありますが…)
特に「新NISAのリアル」という記事は、今年から新NISAで投資を始めた人にぴったりだと思います。
9月20日発売で9月5日のネット証券データやマネー・データバンクとして、円預金金利や住宅ローン金利などが掲載されているなど、雑誌なのに発売月の情報が載っているという点に最新情報が必要な投資へのこだわりも感じました。
初心者から上級者まで参考になる1冊だと思います。
ダイヤモンドZAi(ザイ)
- 商品名 ダイヤモンドZAi(ザイ) 2024年11月号
- 出版社 ダイヤモンド社
- 価格 950円(税込)
- 発売日 2024/9/20
- 発行日 毎月21日
- ページ数 164ページ
- サイズ A4変
- 読みもの 読者の情報交換スポット「ZAi Club」というコーナーあり。
お題に合わせて回答を募集し採用者には図書カード1000円分のプレゼントも。
また読者の投資エピソードもあり、ほかの人がどんな投資を行っているかを楽しめる。
初心者向き度 ★★★★★
本屋さんやネットなどで、投資雑誌を探すと目にする「ダイヤモンド・ザイ ZAi」。
表紙を見ると「買っていい高配当株」「日本株の狙い目」「NISAオルカンの次の1本」など、気になる内容が満載です。
今月号には「全上場3914銘柄の理論株価」がついていて、中身がすごい!
9/4の株価・理論株価・かい離率を表にして掲載。
3か月前のデータと比較した内容がわかりやすく、狙ったらよさそうな銘柄を自分なりに予想できます。
オールカラーの本誌は画像や挿絵、写真などが多くあり、読みやすいです。
今月号は、8月の暴落時にどのような行動をしたか、という特集もあり、今後、もし暴落があれば…というときに備えられるような内容も。
株主優待で生活をしている桐谷さんも登場します。
特に参考になった記事は『株500激辛診断』で、儲かる株の賢い見つけ方という内容は引き込まれるように読んでしまいました。
他にも米国株やNISA記事、マンガでの説明など、多岐に渡っていて読み応えあり!
投資をマスターしている方から初心者まで、なるほど&面白いと楽しめる1冊だと思います。
投資手帖
- 商品名 投資手帖 2024年10月号
- 出版社 日本株式新聞社
- 価格 930円(税込)
- 発売日 2024/9/20
- 発行日 毎月20日
- ページ数 108ページ
- サイズ A4変
- 読みもの 「読者のページ」あり。
持株や購入予定の銘柄を診断コーナーがあり、詳しく回答されていて参考になる。
また「投資体験記」を読者が投稿するコーナーもあり、読者がどのように投資を行っているかがわかり読んでいて面白い。
初心者向き度 ★★★☆☆
表紙を見て、自分に理解ができるのかな?と、少し不安になった「投資手帖」でしたが問題なし!
詳しく読みやすい内容で「あの企業はこういう動きをしているんだ!」など、初心者ながらとても勉強になりました。
カラーページはなく、グレースケールがほとんど。
つるつるとした手触りのページや単色のカラー紙を使ったページなど、テーマによってメリハリがあるように感じました。
データも色々掲載されていて、好材料株や特選株といった情報はしっかり読んでおきたい内容。
今月のスケジュールや話題の新商品など、知っておくと良いなという情報も押さえています。
ただ初心者としては、少し内容が難しい点もあり、読んでいても、わかりにくいなという部分も。
反対にお便りコーナーは、ぜひ銘柄診断に投稿してみたいと思うほど、わかりやすかったです。
読んでみるとイメージが変わった、そんな1冊。
投資の情報を毎月もっと知りたい方におすすめです。
ランキング
今回は初心者でも読みやすい・わかりやすい順番にランキング!
今年から投資を始めたよ、どこから手をつけたらいいかな?という方におすすめのランキングです。
第3位 株主手帳
今まであまり考えていなかった中小型株について詳しく説明されていた「株主手帳」。
今度、このあたりをもっと調べて購入してみようかなと思ったぐらいわかりやすい内容でした。
第2位 日経マネー
内容が充実していて、読みやすく、興味のある内容に魅力を感じた「日経マネー」。
今後、投資を楽しみたいと思うなら読んでいて間違いないと思います。
第1位 ダイヤモンド・ザイ ZAi
情報がたくさんあり、面白いなと感じた「ダイヤモンド・ザイ」が1位!
初心者でもわかりやすい説明で、マンガなどでも描かれていて、読みやすかったです。
「よし!投資の雑誌を買ってみよう!!」と、思ったときに、ぜひ手に取って見てほしい1冊でした。
今回の4冊、実はどれも毎月読みたい!と思ったほど、どの雑誌も魅力がありました。
投資手帖も内容は充実していると思うのですが、初心者ではわからない部分も多少あるため、ランク外。
もう少し投資自体に慣れてから、再度挑戦したいなと思っています。
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さいごに
今回の「投資」雑誌比較、こんなにも情報が色々あるんだなと、かなり勉強になりました。
有名な四季報を読んでみようと挑戦してみましたが、あまりにも分厚く細かいので挫折してしまっていたのですが、今回紹介した4冊で毎月勉強してから、四季報に挑戦するのも良いのでは?と感じています。
特に新NISAで投資を始めたという方、これから投資をやってみようかなという方、こうした雑誌で新しい情報を目にしておくと、投資が楽しくなりそう。
少し読むだけでも自分の身について、これからの投資に役に立ちそうですよ。
初心者向き度 ★★★☆☆
表紙を見ると難しそうに見えるけれど、中身はとても読みやすいと感じた「株主手帳」。
「中小型株の魅力を発見、発信します」と表紙に書かれているように、内容は中小型株の企業をピックアップし細かく分析していたり、株式分割について特集していたりと、読みどころ満載。
今月の投資カレンダーというページでは、その月にある主な決算発表やトピックスをまとめてあり、一目でその月に投資に関係のある行事がわかるようになっている。
本誌自体、カラーページは巻頭数ページで、あとはグレースケール。
見にくさは、ほぼ感じませんでした。
紙はペラペラしておらず、手触りはサラサラとしているしっかりとした上質紙のよう。
文字も小さすぎませんが、老眼が入った目だと老眼鏡をかけることで読みやすくなりました。
株への投資を考えているのなら、気になる企業をこの1冊で見つけることができそうです。
「難しそうに見えるけど、要点がまとまっていてわかりやすい。」そんな印象でした。
今後、企業にスポットを当てて投資を考えているのなら、おすすめの1冊です。