海外の仮想通貨取引所は日本よりも取り扱い銘柄が多く、レバレッジの範囲も広いため、注目を集めています!
100種類を超える取扱銘柄、100倍のレバレッジなど様々な魅力があります。
魅力が多い一方で、日本語に非対応であったり、セキュリティや入出金に不安を覚える方もいるでしょう。
「海外の仮想通貨取引所を使ってみたいけど、どこを選べばいいかわからない」という声も多くなっています。
ここでは、信頼性があり、セキュリティが高く、取扱銘柄が多い海外の仮想通貨取引所を厳選してご紹介します!
「海外の仮想通貨取引所を利用して、投資の幅を広げたい!」「日本では取扱が無い銘柄を購入したい!」といった方は、ぜひ、参考にしてください!
海外の仮想通貨取引所の運営会社、セキュリティ面、取り扱い銘柄、おすすめ度などを比較!

今回比較する海外の仮想通貨取引所8社はこちら!
- Binance(バイナンス)
- Bybit(バイビット)
- YoBit (ヨービット)
- MEXC(エムイーエックスシー)
- KuCoin(クーコイン)
- Bitget(ビットゲット)
- Gate.io(ゲートドットアイオー)
- Kraken(クラーケン)
海外の仮想通貨取引所の特徴などをあらかじめご紹介します。
- 日本語対応している取引所もある
海外仮想通貨取引所の言語設定は基本的に英語が主流ですが、日本語対応のところもあります
流暢な日本語では無い場合もあるため「日本語対応」と記載されていても使い勝手を確認しましょう。
- 詐欺や偽サイトには要注意
英語表記が主流のため、英語が流暢ではない方をターゲットにした偽サイトやアプリ、メールもあります。
海外の仮想通貨取引所も必ず、正規のサイトから登録をおこないましょう。
- 高レバレッジ取引が可能な場合もある
日本でのレバレッジ取引は基本的に2倍までです。
海外仮想通貨取引所のレバレッジは、20倍〜100倍といった高レバレッジが可能な場合があります。
ハイリスク&ハイリターンなため、資金には余裕を持って慎重におこなった方が良いでしょう。
- 取り扱い銘柄が豊富
海外の仮想通貨取引所には、日本では取引ができない仮想通貨の取り扱いがあります。
様々な仮想通貨取引所に投資したい方、まだメジャーでは無い仮想通貨に先行投資したい方にはメリットになるでしょう。
- 日本の取引所との最大の違いは「規制」
日本の仮想通貨取引所は日本の金融庁や法律のもとで規制されています。
海外の仮想通貨取引所は各国の法律や規制に従って運用されています。
日本よりも規制が緩い部分ある一方で、トラブルに合った場合の保護も限定的にになる可能性もあるでしょう。
- パスワードの紛失に注意
海外の仮想通貨取引所を利用するさいのメールアドレス、パスワード等の取り扱いには細心の注意が必要です。
日本の仮想通貨取引所よりも対応が遅い場合もあるため「一度パスワードを忘れたら、再設定まで時間がかかって2週間ログインできなかった」なんて話しもあります。
私が実際に海外の仮想通貨取引所のパスワードを紛失した際、再設定までに1か月程度の時間を要しました。
それでは上記の要点を踏まえつつ、さっそく海外の仮想通貨取引所8社のセキュリティ、取扱銘柄、特徴、使いやすさなどを比較してご紹介します!
情報は2025年6月現在のデータです。
Binance(バイナンス)

•おすすめ度:★★★★★(5点)
•運営会社:Binance Holdings. Ltd.
•取引手数料(現物):maker・takerともに0.10%(BNB利用で25%割引)
•銘柄数:400種類以上
•レバレッジ取引:◯
•レバレッジ最大倍率:125倍
•入金手数料:暗号資産のみ無料
•出金手数料:ブロックチェーン利用料のみ
•送金手数料(BTC):例として0.00057BTC程度
•公式サイト:Binance(バイナンス)
•手軽さ:★★★★★(5点)
•使いやすさ:★★★★☆(4点)
Binance(バイナンス)は、2017年に香港で成立した仮想通貨取引所です。
世界最大級の仮想通貨取引所であり、取扱銘柄や取引量が世界トップクラスです。
最大レバレッジは先物最大125倍、取扱銘柄は400種類以上あります。
比較的、手数料も安いという特徴もあります。
Bybit(バイビット)

•おすすめ度:★★★☆☆(3点)
•運営会社:Bybit Fintech Ltd.
•取引手数料(現物):maker&takerともに0.10%(VIPで割引、例:VIP3でMaker0%/Taker0.075%)
•銘柄数:約1,700種類以上
•BTCの最低取引注文量:0.0001BTC超程度
•レバレッジ取引:◯
•レバレッジ最大倍率:100倍以上
•入金手数料:暗号資産は無料
•出金手数料:ブロックチェーン利用料のみ
•送金手数料(BTC):ブロックチェーン利用料のみ
•公式サイト:Bybit(バイビット)
•手軽さ:★★★★☆(4点)
•使いやすさ:★★★★☆(4点)
Bybit(バイビット)は2018年にシンガポールで設立された仮想通貨取引所です。
最大の特徴は最大100倍のレバレッジです。
レバレッジ取引の自由度が高く危険性があるようにますが、ゼロカットシステムを採用しているため、口座にお金が無くなったら、それ以上に借金を背負う必要はありません。
日本円で出入金できないため、仮想通貨をウォレットから直接入金するか、クレジットカードでの入金が必要になります。
YoBit (ヨービット)

•おすすめ度:★☆☆☆☆(1点)
•運営会社:YoBit LLC
•取引手数料(現物):maker&takerともに一律0.20%
•銘柄数:約8,900ペア提供(公式情報は不明)
•レバレッジ取引:×
•入金手数料:暗号資産無料
•出金手数料:0.0005BTC程度
•送金手数料(BTC):0.0005BTC程度
•公式サイト:YoBit (ヨービット)
•手軽さ:★★☆☆☆(2点)
•使いやすさ:★★☆☆☆(2点)
YoBit (ヨービット)は、2014年にロシアで設立した仮想通貨取引所です。
取引銘柄が世界トップクラスに多く、マイナーコインや草コインの取引にも強みがあります。
デメリットはサポートの反応が遅い、セキュリティが発展途上という点です。
「InvestBox(インベストボックス)」という一定期間、取引所に仮想通貨を預けると、利息がもらえる仕組みである仮想通貨運用機能があります。
MEXC(エムイーエックスシー)

•おすすめ度:★★★☆☆(3点)
•運営会社:MXC Exchange
•取引手数料(現物):maker 0%、taker 0.05%(MXトークン利用時)
•銘柄数:約2,700~3,100種類
•レバレッジ取引:◯
•レバレッジ最大倍率:200倍
•入金手数料:暗号資産無料
•出金手数料:ブロックチェーン利用料のみ
•送金手数料(BTC):ブロックチェーン利用料のみ
•公式サイト:MEXC(エムイーエックスシー)
•手軽さ:★★★★☆(4点)
•使いやすさ:★★★☆☆(3点)
MEXC(エムイーエックスシー)は2018年に、シンガポールで成立した仮想通貨取引所です。
仮想通貨を2,000銘柄以上取り扱っているため、マイナーコインや草コインも豊富です。
レバレッジは最大200倍もかけられます。
MEXCは独自トークンMXを発行しており、保有すると、手数料割引やローンチパッドへの参加などの特典が受けられます。
MEXCの独自トークンMXは、2019年には1MX=約15円でしたが、2024年4月には1MX=876円に達しました。
KuCoin(クーコイン)

•おすすめ度:★★★★☆(4点)
•運営会社:KuCoin Global
•取引手数料(現物):maker・takerとも0.1%、KCS保有で最大20%割引
•銘柄数:約900種類+デリバティブ商品
•レバレッジ取引:◯
•レバレッジ最大倍率:先物50倍
•入金手数料:暗号資産無料
•出金手数料:ブロックチェーン利用料のみ
•送金手数料(BTC):ブロックチェーン利用料のみ
•公式サイト:KuCoin(クーコイン)
•手軽さ:★★★★☆(4点)
•使いやすさ:★★★★☆(4点)
KuCoin(クーコイン)は、シンガポールの仮想通貨取引所です。
全世界に3000万人のユーザーを抱えており、グローバルユーザーが多い特徴があります。
独自トークン(KCS)保有で手数料割引などの特典もあります。
日本語にも対応していますが、完璧ではありません。
基本的に英語や、不完全な日本語でのやり取りになるため、海外の仮装通貨取引所に慣れている方向けの取引所になるでしょう。
2020年に約300億円規模のハッキング被害に合ったため、セキュリティにはやや不安が残ります。
Bitget(ビットゲット)

•おすすめ度:★★★☆☆(3点)
•運営会社:Bitget Global
•取引手数料(現物):maker・takerとも0.1%、BGB利用で0.08%に割引
•銘柄数:約800種類
•レバレッジ取引:◯
•レバレッジ最大倍率:10倍
•入金手数料:暗号資産無料
•出金手数料:ブロックチェーン利用料のみ
•送金手数料(BTC):ブロックチェーン利用料のみ
•公式サイト:Bitget(ビットゲット)
•手軽さ:★★★★☆(4点)
•使いやすさ:★★★★☆(4点)
Bitget(ビットゲット)の特徴は、コピー取引(他人のトレードを自動で模倣)ができる点です。
利益を上げている、いわゆるプロトレーダーのトレードをそのまま模倣できるため、初心者も積極的にトレードができます。
800種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
日本語サポートは充実していますが、対応スピードにはばらつきあるため、余裕のある問い合わせが重要です。
Gate.io(ゲートドットアイオー)

•おすすめ度:★★★☆☆(3点)
•運営会社:Gate Technology Inc.
•取引手数料(現物):maker・takerとも0.20%(割引制度あり)
•銘柄数:約2,900種類
•レバレッジ取引:◯
•レバレッジ最大倍率:10倍
•入金手数料:暗号資産無料
•出金手数料:ブロックチェーン利用料のみ
•送金手数料(BTC):ブロックチェーン利用料のみ
•公式サイト:Gate.io(ゲートドットアイオー)
•手軽さ:★★★☆☆(3点)
•使いやすさ:★★★☆☆(3点)
Gate.io(ゲートドットアイオー)は、2,900種類以上の仮想通貨を取り扱っている取引所です。
コールドウォレットとマルチシグを採用しているため、セキュリティ面で高い評価を得ています。
仮想通貨の種類が多いため、主要な仮想通貨から、マイナーコインまで幅広く扱っているため、新しいコインを探したい方にも向いています。
ただ、詐欺を目的としたコインもまぎれている場合もあるため、非常に注意深く取引をおこなう必要があるでしょう。
スターキングやコピートレードのサービスもあります。
Kraken(クラーケン)

•おすすめ度:★★★★☆(4点)
•運営会社:Kraken, Inc.
•取引手数料(現物):maker:0.16–0.25%(高額で0%)、taker:0.35–0.40%(高額で0.08%)
•銘柄数:約360種類
•レバレッジ取引:◯
•レバレッジ最大倍率:マージン最大5倍、先物最大50倍
•入金手数料:暗号資産無料
•出金手数料:ブロックチェーン利用料のみ
•送金手数料(BTC):0.0002BTC程度
•公式サイト:Kraken(クラーケン)
•手軽さ:★★★★☆(4点)
•使いやすさ:★★★★☆(4点)
Kraken(クラーケン)は2011年に設立した、アメリカを拠点とする老舗の仮装通貨取引所です。
ユーザーの仮想通貨はオフラインのコールドウォレットで管理しているため、ハッキングや資産流出のリスクが抑えられており、セキュリティ面でも高い評価を受けています。
物理的なコールドウォレットへのアクセスも、警備員やサーバーが24時間体制で監視カメラと一緒にチェックをおこなっています。
海外の仮想通貨取引所ですが、日本円でも10種類程度の仮想通貨が取引可能です。
グローバル取引であれば400種類以上の仮想通貨の取引ができます。
販売所の手数料が1.5%とやや高い印象を受けます。
入金の手続きが1日~3日程度かかるため、入金には余裕を持った動きが必要です。
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用途別!おすすめの海外の仮想通貨取引所

海外の仮想通貨取引所は、用途別に利用すると効率的に運用ができます。
運用目的に合わせて複数の仮想通貨取引所を登録すると、円滑な仮想通貨の取引が可能でしょう。
「初心者向け」「マイナーコインの取引がしたい方向け」「セキュリティの高さを重視する方向け」の3つの用途は取引所選びの中でも重要な項目です。
今回ご紹介した海外の仮想通貨取引所を、さらに用途別に分析しておすすめをご紹介します!
日本語サポート充実で初心者向け! Bybit(バイビット)
Bybit(バイビット)は細かなところまで日本語対応であるところが強みです。
海外の仮想通貨取引所の利用が初心者な方でも直感的な操作がおこないやすく、日本の仮想通貨取引所と変わらずに利用できるでしょう。
口座開設も複雑ではないため「始めたい!」と思ったときに、すぐにチャレンジできる仮想通貨取引所といえます。
マイナーコインにチャレンジしたい方!MEXC(エムイーエックスシー)
MEXC(エムイーエックスシー)は、他よりもマイナーコインの取り扱いや新興トークンをいち早く取り扱うところに魅力があります。
日本の仮想通貨取引所でも取り扱われるかもしれない仮想通貨に、早い段階で投資できるメリットがあります。
ただ、見極めながらコインを購入する必要があるため中級者以上におすすめな取引所です。
安全・実績・セキュリティで選びたい方!Binance(バイナンス)
Binance(バイナンス)は、世界的な取引量を誇りながら、セキュリティや信頼性も業界トップクラスの取引所です。
取扱銘柄も多いため、仮想通貨取引の初心者から上級者まで幅広い層から支持を得ています。
セキュリティ面も安心できるため、長期的な投資をおこないたい方にも向いているでしょう。
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まとめ

海外の仮想通貨取引所は購入方法、銘柄のチョイスさえ間違えなければ、投資の幅を大きく広げてくれます。
取引所ごとの特徴をしっかり比較して、運用目的に見合った仮想通貨取引所を選択しましょう。
近年、海外の取引所であっても、日本語対応の取引所も増えました。
言語の壁で海外の仮想通貨取引所を断念していた方にとって、チャレンジしやすい取引所が増えたと思います。
セキュリティ、使いやすさを特に重視して、相性が良い海外の仮想通貨取引所を見つけると、仮想通貨の運用&使用の世界が、ぐっと広がります!
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