受験シーズンはもちろん、資格試験などでもマークシートを使ってテストをする機会がありますが、筆記用具はどうされていますか?普段使っているシャープペンシルや鉛筆を使っていますか?
実は最近発見しました。マークシート用の鉛筆やシャープペンシル。見つけたときは「こんなのあるんだ」と軽くびっくり!
「でも普段使いの鉛筆やシャープペンシルと何が違うの?」と気になったので、今回、鉛筆3種とシャープペンシル5種のセットを比べてみました。
鉛筆やシャープペンシルが単体で売っているものではなく、消しゴムなどとセットになっているもので、これを買うだけで試験を受けられるぞ!というものを厳選。
中身の内容、実際にマークシートを使って書いた書き心地など比べてみました。
最後にはおすすめも発表!お楽しみに。
目次
今回比べたマークシートセットの早見表
商品名 | メーカー | 値段 | |
MA-PLMKN[MONO マークシート鉛筆セット HB] | トンボ鉛筆 | 550円 | |
PCC-611[鉛筆無地消しゴム文字なし削り器パック] | トンボ鉛筆 | 495円 | |
V-52MARK-N [マークシートセット] | 三菱鉛筆 | 550円 | |
PS-SMP101D [マークシート最適セット 芯径1.3mm] | コクヨ | 550円 | |
PS-SMP100DB [マークシート最適セット 芯径0.9mm] | コクヨ | 550円 | |
XAM113ST-C [マークシートセット ネイビー軸シャープ 消しゴム 替芯セット] | ぺんてる | 330円 | |
AMZ-AM113HB-SET マークシートシャープペン HB 消しゴム 替芯セット | ぺんてる | 550円 | |
AMZ-AM113B-SET マークシートシャープペン B 消しゴム 替芯セット | ぺんてる | 550円 |
注意点
- 2021年2月の比較結果です
- 料金は購入した際の税込み定価です
- 実際に模試で使うマークシートを使用しました
- アマゾンや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのショッピングサイトで「マークシートセット」などの言葉で検索してマークシート用筆記具のセットになっているものを8種類選びました
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マークシート用鉛筆セット3種類
鉛筆のセットは3種類。どれも鉛筆は3本にキャップ付き。消しゴム、鉛筆削り、2セットにはケースが付いていました。
鉛筆の長さはほぼ同じでした。(約17.5cm)
文字なしのトンボ鉛筆のセットには消しゴムが2個ついていました。
鉛筆削りは三菱鉛筆の分がフタ付きでした。
トンボ鉛筆 TOMBOW MA-PLMKN [MONO マークシート鉛筆セット HB] 550円
MONOマークシート用鉛筆セット 濃く、はっきり、確実マーク!
セット内容
- 試験用鉛筆 HB 3本 (長さ約17.5cm 重さ4g)
- 鉛筆キャップ 3個
- MONOの消しゴム 1個
- 削り器
- 透明ペンケース
トンボ鉛筆 TOMBOW PCC-611 [鉛筆無地消しゴム文字なし削り器パック] 495円
マークシート用 無地鉛筆セット 試験に最適!文字なしタイプ
セット内容
- 試験用鉛筆(無地・トンボのマークのみ) HB 3本 (長さ約17.5cm 重さ4g)
- 鉛筆キャップ 3個
- 無地のMONOの消しゴム 2個
- 削り器
使いやすさ ★★★★☆
MA-PLMKNの鉛筆とほぼ変わらない書き心地です。鉛筆は六角形。持ちにくさはなく、普段使うものと変わらず持てました。
書き心地はシャカシャカ。引っかかりなどはありません。書いたあとを見比べても、MA-PLMKNの鉛筆とほぼ同じでした。
鉛筆にはキャップ付き。ケースがないので、持ち歩き際には自分で用意をする必要があります。
鉛筆・消しゴムには文字が入っていないので、入試などの試験にぴったりです。
三菱鉛筆 MITSUBISHI PENCIL V-52MARK-N [マークシートセット] 550円
試験に最適!!マークシートセット しっかりマークできるマークシート専用芯
セット内容
- キャップ付きマークシート鉛筆HB 3本 (長さ約17.5cm 重さ5g)
- マークシート用消しゴム 1個
- ポケットシャープナー 1個
- 携帯用ケース 1個
- 受験準備のチェックポイント 1冊
使いやすさ ★★★★☆
鉛筆は六角形。特に太い、細いなどの持ちにくさはありません。普段と変わらず手にしっくりときます。
書き心地はトンボ鉛筆の2種類に比べると少し硬めのザッザッとした書き心地。紙への引っかかりなどはありません。トンボ鉛筆より少し黒が薄いような気がしました。
鉛筆にはキャップが付いています。ケースの中に、鉛筆、消しゴム、削り器が入っていました。
入試当日のチェックシートが入り、大切な入試の日に役立つセットになっています。
■マークシート用シャープペンシルセット5種類
シャープペンシルのセットは5種類。メーカーはコクヨとぺんてる。それぞれ、芯の太さや濃さの違いがあります。
消しゴムはメーカーそれぞれ同じものです。コクヨの消しゴムの厚みはぺんてるの2倍あります。
替え芯の本数に違いがあります。
グリップ部分はそれぞれ個性がありました。
芯は左から2番目が0.9mmでほかは1.3mmです。
コクヨ KOKUYO PS-SMP101D [マークシート最適セット 芯径1.3mm] 550円
マークシート最適セット 太芯だから、すばやく塗れる!折れにくい!
セット内容
- 鉛筆シャープ 芯径1.3mm 1本(長さ約14cm 重さ9g 予備芯1本入り)
- プラスチック消しゴム<リサーレ><プレミアムタイプ> 1個
- シャープ替芯1.3mm HB 16本入り 1ケース
使いやすさ ★★★★☆
1辺約1cmの三角形のボディは手の中におさまるしっかり形。女性の手では少し太めに感じます。
書き心地はサラサラ。芯の入れ方は普通のシャープペンシルとは少し違うので注意が必要。
消しゴムはとても消しやすかったです。
コクヨ KOKUYO PS-SMP100DB [マークシート最適セット 芯径0.9mm] 550円
マークシート最適セット 太芯だから、すばやく塗れる!折れにくい! 感動の消し心地
セット内容
- 鉛筆シャープ 芯径0.9mm 1本(長さ約14cm 重さ9g 予備芯1本入り)
- プラスチック消しゴム<リサーレ><プレミアムタイプ> 1個
- シャープ替芯0.9mm HB 36本入り 1ケース
使いやすさ ★★★★☆
1辺約1cmの三角形のボディは手の中におさまるしっかり形ですが女性の手では少し太めに感じます。
書き心地はカシャカシャとしていて、軽いです。
1.3mmの芯と同様、芯の入れ方は普通のシャープペンシルとは少し違うので注意が必要でした。
ぺんてる Pentel XAM113ST-C [マークシートセット ネイビー軸シャープ 消しゴム 替芯セット] 330円
資格試験のためのマークシートセット 太芯シャープで、マークを時短。超スリム消しゴムで、ピンポイント消し。
セット内容
- シャープペンシル 芯径1.3mm HB芯 1本(長さ約14cm 重さ5g 予備芯1本入り)
- 消しゴム4.5mm超薄型ボディ 1個
- 替芯1.3mm HB 4本入り 1ケース
使いやすさ ★★★☆☆
直径が約0.7cmの細めで軽いキャップつきのシャープペンシル。グリップ部分に溝があり、指が滑らないような仕様でした。
シャープペンシルにしては軽いので、少し物足りないような気がしますが、小中学生のお子さんが使うのには良さそうです。書き心地はシャッシャッとした軽さがあります。
ぺんてる マークシートシャープペン HB 消しゴム 替芯セット AMZ-AM113HB-SET 550円
セット内容
- マークシートシャープペンHB 1.3mm 1本(長さ約14cm 重さ9g 予備芯1本入り)
- シャープ替え芯 4本入り 1個
- 消しゴム 1個
使いやすさ ★★★★☆
上部の直径が約0.7cmのシャープペンシルは、グリップ部分に違う素材を採用していて少し太めになり持ちやすい仕様。適度な重さで安定感があります。
サラッとした書き心地で書きやすく感じました。
ぺんてる マークシートシャープペン B 消しゴム 替芯セット AMZ-AM113B-SET 青 550円
セット内容
- マークシートシャープペンB芯 1本(長さ約14cm 重さ5g 予備芯1本入り)
- シャープ替え芯 4本入り 1個
- 消しゴム 1個
使いやすさ ★★★★★
HBの分と同様、上部の直径が約0.7cmのシャープペンシルは、グリップ部分に違う素材を採用していて少し太めになり持ちやすい仕様。適度な重さで安定感があります。
ただ書き心地はHBと少し違います。
スルスルとかなり滑らかな書き心地で、かなりの書きやすさを感じました。
実際にマークシートを使って比べてみた!
模試で使用していたマークシートに実際で書いたり消したりして比べてみました。
鉛筆3種類
文字を書いてみました。試験の際は、ゆっくりと書くより、さっと書ける方が優先と思い、ざくっと書いています。
どれも先がとがった鉛筆なので細めの字に仕上がりました。トンボ鉛筆の2本と三菱鉛筆を比べると、三菱鉛筆のほうが少し書き心地が硬く感じました。
実際にマークシートを塗りつぶしてみました。どれも5回ぐるぐると塗って塗りつぶせました。
上2本のトンボ鉛筆と下の三菱鉛筆では色が微妙に違います。色の違いはとくにマークシートでは関係ないと思いますが少しグレーがかっているような黒が三菱鉛筆です。
シャープペンシル5種類
まずは5種類で「クラベタ」という文字をサッと書いてみました。試験中、そこまで丁寧に書いている時間はないと思い、ザクっと書いています。
見た目では一番下が、濃く太く見えるようです。
文字の太さとしては、2番目の0.9mmの芯が細く、他は1.3mm。濃さは一番下のみBで、他はHBでした。
マークシートを実際に塗ってみました。さっと5回ほどぐるぐると塗りつぶしています。どれもマークできています。色や塗りムラに差はあまり見られません。
ちなみに自身が普段使っているシャープペンシルで塗りつぶしを行ったところ、約10回グルグルすることで塗りつぶすことができました。普段は0.5mm芯なので、やはり太い芯のほうが塗りつぶしやすいといえます。
塗りつぶす部分に関してはあまり変わりはなかったので、あとは自分の手に合ったものがよさそうです。
消しゴム8種類
マークシートで塗りつぶしたものを、それぞれのセットの組み合わせで5回こすってどれぐらい消えているか試しています。
鉛筆
どれも、黒さはそれほど残らず5こすりでキレイに消えています。とくに三菱鉛筆のセットの消しゴム(uni)がキレイに消えていいました。
シャープペンシル
コクヨとぺんてるの2種類になります。コクヨは、何も書かれていなかったかのようにキレイに消えています。
ぺんてるの消しゴムは超薄い消しゴムでピンポイントで消せるということでしたが、5こすりではキレイになったとは言えないぐらい色が少し残ってしまいました。
ぺんてるの消しゴムの厚みは、コクヨの消しゴムの半分以下です。
おすすめのマークシート用筆記具は?
今回8種類試してみた結果、試験に持って行くならこれ!と思った鉛筆とシャープペンシルを1種類ずつ発表!自分で使ってみた使い心地で選んでみました。
マークシート用鉛筆セットベスト1
トンボ鉛筆 TOMBOW MA-PLMKN [MONO マークシート鉛筆セット HB] 550円
これだけあれば、試験で安心!なセット。書き心地がよかったのが決め手です。
書き心地のよい鉛筆、消しやすい消しゴム、そして鉛筆削りも入って、全部入れられるケース付き。それで550円なら、どんな鉛筆にしよう・・と悩まず、このセットだけ買っておけば大丈夫!便利なセットだと思います。
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マークシート用シャープペンシルセットベスト1
ぺんてる マークシートシャープペン B 消しゴム 替芯セット AMZ-AM113B-SET 青 550円
決め手は書き心地です!
消しゴムは他の物に比べて少し消えにくい感はありますが、シャープペンシルを持った感じ、書いたときの書き心地がとても良く、「あ、これ、いいな」と私の手にしっくりきました。
ということでベスト1に決定です。
→ ぺんてる マークシートシャープペン B 消しゴム 替芯セット AMZ-AM113B-SETをAmazonでさがす
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さいごにまとめ
受験シーズンだけでなく、資格試験でもマークシート方式でのテストがたくさんありますね。私も資格試験で一昨年久々にマークシートに臨みました。
その際に、このセットは知らなかったのですが知っていたら使っていたかも。いえ、使っていました!
普段使っている鉛筆を使っていたので何本も筆箱に入れて、子どもが使っているような鉛筆キャップを使い、消しゴムも家にあったもの。今回のセットなら替え芯や鉛筆削りが付いていて、このセットだけで試験が受けられるので余計な心配が不要で安心。
ドキドキする試験を前に、心理的にも楽になること間違いなしでおすすめです。
これから受験のみなさん、ぜひ、チェックしてみて、これよさそう!を見つけてみてくださいね。
使いやすさ ★★★★★
鉛筆は六角形。持ちにくさはなく、普段使うものと変わらず持てます。
書き心地はシャカシャカ。引っかかりなどはありません。少し文字が太めに見えました。
鉛筆にはキャップが付いていて、折れる心配なし。ケースの中に、鉛筆、消しゴム、削り器が入れておけるので便利です。