【キッチンラップのおすすめ比較】サランラップ・クレラップ・ポリラップ等の違いを比べた

キッチンラップのおすすめ比較

主婦なら誰でも、家事の時短や効率化に興味がありますよね?

私も日々ご飯の支度にかける時間をなるべく減らしたい、洗い物も極力減らしたい、など楽することばかり考えています。

ところが去年から、意に反して弁当作りという仕事がまた一つ増えまして、毎朝憂鬱です。

今はだいぶ慣れましたけど。世の中のお母さん方って本当に素晴らしいと思います。

残念ながら、どう頑張っても私は素敵なお母さんにはなれそうにありません。

私に残されたのは、このまま手抜き道を極めて行くことのみ。

そんな手抜き家事のお供に欠かせないのがラップです。

ラップの使い道って、食品を温めたり保存したりする時だけじゃないんですね。

震災で断水した時は、ラップをお皿に敷いて使いましたし、引越しの時、食器の梱包にも役立ちました。

大掃除では台所の油汚れにラップのパックが有効だし、最近は野菜も茹でる代わりにラップで包んでチン。

最近のレンジは食品の量を自動感知するようですが、経験上皿を使わずラップだけの方が仕上がりが良い気がしますね。洗い物も減るのでそれも嬉しいです。

このように、日々の生活に役立ってくれているラップですが、実は私たちはラップについてあまり知らないですよね。

売り場にはいろいろなメーカーのラップが並んでいますが、何か性能が違ったりするのでしょうか?

実際のところ、私も多少の使い心地の差は感じていましたが、何となくいつも安売りされているラップを適当に選んで買っていました。

そこで今回はラップの種類と性質を詳しく知り、使い心地を比べた上で、自分と一番相性の良いラップを探してみようと思います。

さて、調べてみたところ、現在販売されているラップは大きく分けて3種類あるそうです。

そして、その性質も原料によってそれぞれ違うということでした。

1.ポリ塩化ビニリデン

特徴:ニオイや湿気を通しにくい、ぴったり密着する

2.塩化ビニル樹脂

特徴:伸びがよく容器に密着しやすい。液体も漏れにくい

3.ポリエチレン

特徴:価格が安い。酸素を通しやすい。

今回、比較をするのは6社のキッチンラップ

今回比べる商品はこの6種類です。

3商品ずつ2つのチームに分けることができました。

1.ポリ塩化ビニリデン・塩化ビニル樹脂チーム

クレラップ、サランラップがポリ塩化ビニリデン製、日立ラップは塩化ビニル樹脂製です。

2.ポリエチレンチーム

ポリラップ、ポリエチレンラップ、ふんわりピタッとラップの3つです。

では、各製品の基本性能を詳しく見てみましょう。

キッチンラップ各商品の性能・特徴

サランラップ

サランラップ
  • メーカー 旭化成
  • 原材料 ポリ塩化ビニリデン
  • 添加物 脂肪酸誘導体(柔軟剤)エポキシ化植物油(安定剤)
  • 寸法 30cm×20m
  • 耐熱温度 140℃
  • 耐冷温度 -60℃
  • 刃の材質 金属
  • 参考価格 155円(ヨドバシドットコム)

サランラップの特徴

  • 酸素ガスを通さず鮮度を保つ
  • 水分を保つ力が高い
  • 臭いを通さない力が高い
  • ぴったり密着する
  • ハリ、コシがある
  • 冷凍保存から電子レンジ加熱まで使える耐冷性と耐熱性(耐冷温度-60℃~耐熱温度140℃)
  • 塩分や酸に強い

(サランラップホームページより)

クレラップ

クレラップ
  • メーカー クレハ
  • 原材料 ポリ塩化ビニリデン
  • 添加物 脂肪酸誘導体(柔軟剤)エポキシ化植物油(安定剤)
  • 寸法 30cm×20m
  • 耐熱温度 140℃
  • 耐冷温度 -60℃
  • 刃の材質 プラスチック
  • 参考価格 161円(ヨドバシドットコム)

クレラップの特徴

  • 食品の乾燥を防ぎ、みずみずしさを保てる。
  • 食品の酸化による変色や風味の低下を防ぎ、食品の鮮度を保つ。
  • 他の食品ににおいがうつるのを防ぐ。
  • 密着性が高くピタッと密着する。
  • 熱に強い。冷凍保存した食品をそのまま電子レンジで解凍できる。
  • ハリとコシがあり、丈夫で切りやすい。箱に特殊なニスが塗ってあり、滑りにくい。
  • 角がないので、箱が掴みやすい。

(クレラップホームページより)

日立ラップ

日立ラップ
  • メーカー 日立化成
  • 原材料 塩化ビニル樹脂
  • 添加物 脂肪族多塩基酸エステル(柔軟剤)エポキシ植物油(安定剤)カルシウム化合物(安定剤)
  • 寸法 30cm×20m
  • 耐熱温度 130℃
  • 耐冷温度 -60℃
  • 刃の材質 金属
  • 参考価格 96円(ヨドバシドットコム)

ポリエチレンラップ

ポリエチレンラップ
  • メーカー 全国家庭用品卸商業協同組合
  • 原材料 ポリエチレン
  • 添加物 なし
  • 寸法 30cm×30m
  • 耐熱温度 110℃
  • 耐冷温度 -40℃
  • 刃の材質 金属
  • 参考価格 98円(マツモトキヨシ)

ポリラップ

ポリラップ
  • メーカー 宇部フィルム
  • 原材料 ポリエチレン
  • 添加物 なし
  • 寸法 30cm×40m
  • 耐熱温度 110℃
  • 耐冷温度 -70℃
  • 刃の材質 プラスチック
  • 参考価格 183円(ヨドバシドットコム)

ポリラップの特徴は、添加物を一切使用していないこと。

優れたガス透過性と保湿性で食品の鮮度を守ります。

scottiefine ふんわりピタッとラップ

ふわピタ
  • メーカー 日本製紙クレシア
  • 原材料 ポリエチレン ポリメチルペンテン(5層)
  • 添加物 脂肪酸エステル(柔軟剤)特殊樹脂(粘着剤)
  • 寸法 22cm×50m
  • 耐熱温度 180℃
  • 耐冷温度 -60℃
  • 刃の材質 プラスチック
  • 参考価格 204円(マツモトキヨシ)

特徴は、耐熱180℃だから電子レンジの加熱調理におすすめ。ダイオキシンが発生せず環境に優しい。

安全性が高いプラスチック刃を使用している。器にピタッとくっつく。(HPより)

6社のキッチンラップを徹底比較

さて、この6種類を実際に使って性能を比べてみます。

ニオイの漏れやすさ(漏れにくさ)を調べる

まずはニオイの漏れやすさ、漏れにくさを調べます。

食品を保存するとき、一番気になるのがニオイですよね。

例えばキムチやタクアンなど強いニオイの食品が冷蔵庫に入っていると、開閉のたびに凶悪な臭いを発します。

クサい、でもウマい。

そんな食品を安心して保存できるラップはどのラップでしょうか。

今回は、タクアン同様の悪臭を放つ大根の漬物で実験です。

普段は家ではタッパーに入れ、さらに「驚異の防臭袋BOS」に入れていますので、冷蔵庫の中でも安心です。匂いません。

ちなみに、こちらの実験後は家中に大根の臭いが蔓延し、とんでもないことになりました。大根おそるべし。

まず、大根を器に入れ、それぞれのラップで完全に覆います。

このまま常温で3時間放置します。

匂い漏れ比較

その後、ラップの上から臭いをかぎ、どの程度臭い漏れがあるかチェックします。

同じ容器が6つなかったので、一つは少し大きい容器です。

誤差という事でご了承ください。

ちなみに容器が大きい分、漬物は1切れ多く入れました。

結果、サランラップ、クレラップ、日立ラップの3種は臭い漏れは軽度。

ポリエチレンラップ、ポリラップ、ふわピタラップはニオイ漏れ甚大でした。

正直、ここまで違うとは思いませんでしたので、かなりの驚きです。

素材でいうと、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニル樹脂の圧勝でした。

それに対し、ポリエチレン製のラップはニオイの前にあまりに無力…。

臭いの強い食材を保存する場合、ポリエチレン製のラップはアウトです。

冷蔵庫を開ける度、ニオイに悩まされることになるはずです。

伸びやすさ、破れやすさ(破れにくさ)を調べる

次にどれだけ伸びるか、またどれぐらいの力で破れるのか調べてみました。

果たして、どの程度の力まで耐えられるのでしょうか。

大きめのどんぶりにそれぞれラップを張り、上から指で圧力をかけます。

伸びるのか、伸びずに破れるかそれを調べます。

サランラップ

中央を押すとかなりの弾力を感じます。

手を放すと少ししわが寄りますが指が痛くなるまで押しても破けません。

クレラップ

こちらもサランラップ同様、かなりの弾力です。破けません。

クレラップやサランラップは、上から押しても破けませんが、器から剥がす時に、ツーっと裂けてしまう事があります。

日立ラップ

良く伸びて指が沈みます。

指を放すと、指の形がラップにそのまま残りました。

それ以上押すと破けました。

ポリエチレンラップ

少し伸びますが、すぐ破れました。

ポリラップ

少し伸びて破れました。

ふんわりピタッとラップ

伸びが良く、中央を押すと指がかなり沈みます。

ある程度まで沈んだ後、パンっと破裂音とともに破けました。

ラップの切りやすさ

ポリ塩化ビニリデンの2つ、サランラップとクレラップは、ラップ自体にハリがあり、切る時にパリッと気持ちよく切ることができます。

ただ、ハリとコシが強い分、何かの拍子にラップが裂けてしまうのが残念です。

裂けた状態でロールにくっつくと非常に剥がしにくく、ストレスを感じるはずです。

ポリエチレン製のポリエチレンラップ、ポリラップ、ふんわりピタッとラップは、裂ける心配はないですがラップ自体が伸びるため、引きちぎるような感じになることがあります。

この辺の使い心地は、使う人の好みの問題でしょう。

密着しやすさ

どんな材質に対しても、密着度はポリ塩化ビニリデン製が優位でした。

つまり、サランラップとクレラップです。

それに比べると、ポリエチレン製のポリエチレンラップ、ポリラップ、ふんわりピタッとラップはどれも密着しにくいです。

大きめに切って器全体を包むと、少しましになります。

木製のお椀はどのラップもつきにくいのですが、日立ラップが比較的良く付きます。

以上、調べた結果を表にまとめてみました。

キッチンラップの徹底比較一覧表

画面サイズの小さいスマホ等の場合は横スクロール対応です。
商品名 サランラップ クレラップ 日立ラップ ポリエチレンラップ ポリラップ scottiefine ふんわりピタッとラップ
メーカー 旭化成 クレハ 日立化成 全国家庭用品卸商業協同組合 宇部フィルム 日本製紙クレシア
原材料名 ポリ塩化ビニリデン ポリ塩化ビニリデン 塩化ビニル樹脂 ポリエチレンラップ ポリエチレン ポリエチレン ポリメチルペンテン(5層)
添加物名 脂肪酸誘導体(柔軟剤)エポキシ化植物油(安定剤) 脂肪酸誘導体(柔軟剤)エポキシ化植物油(安定剤) 脂肪族多塩基酸エステル(柔軟剤)エポキシ植物油(安定剤)カルシウム化合物(安定剤) なし なし 脂肪酸エステル(柔軟剤)特殊樹脂(粘着剤)
寸法 30cm×20m 30cm×20m 30cm×20m 30cm×30m 30cm×40m 22cm×50m
耐熱温度 140℃ 140℃ 130℃ 110℃ 110℃ 180℃
耐冷温度 -60℃ -60℃ -60℃ -40℃ -70℃ -60℃
刃の材質 金属 プラスチック 金属 金属 プラスチック プラスチック
価格 155円 161円 96円 98円 183円 204円
1mあたり価格 7.75円 8.05円 4.8円 3.26円 4.57円 4.08円
ニオイの漏れにくさ ★★★ ★★★ ★★★
破れにくさ ★★★ ★★★ ★★ ★★
裂けにくさ ★★ ★★★ ★★★ ★★★
カットのしやすさ ★★★ ★★★ ★★ ★★ ★★★ ★★★
食器への密着力 ★★★ ★★★ ★★★ ★★

まとめ

6つのラップを使い比べた結果、ラップは性質の異なるものを使い分けるのがおすすめという結論に達しました。

保存するだけなら、ポリエチレン製のラップが値段も安くおすすめです。

使用中、巻き戻ってしまった時も、ポリエチレン製の方が切り口を見つけやすいと感じました。

しかし、匂いの強い食品を保存する場合は、ポリ塩化ビニリデン製でないと匂いが漏れてしまいますし、冷凍庫に長く保存する場合も、密着度が高いポリ塩化ビニリデン製がおすすめです。

ラップを選ぶ際は、自分がどんな場面でラップを使うことが多いのかを考えメインのラップを選ぶと良いでしょう。

ちなみに使い分けが面倒な場合、おすすめは日立ラップです。

この中で唯一、塩化ビニル樹脂製の日立ラップは、伸びが良くて容器に密着しやすく、ニオイ漏れも少ないためオールマイティーに使えると思います。

値段も手ごろです。

私個人としては、使用中にラップが裂けるのがストレスなので、普段は安いポリラップをメインに、サランラップをサブで使いたいと思いました。

今までどれも同じようなものだと思っていたラップですが、使い比べてみるとそれぞれ個性があって面白かったですよ。

皆さんも、良かったらこれを参考に用途に応じたラップを選んでみてくださいね。

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